馬入日記
【馬入日記:10月30日】富山に2-0で勝利!岩上選手インタビュー
アウェイで行われたカターレ富山との一戦。
大雨と強風の中で行われた、互いに負けられない緊迫した試合は、大槻選手と岩上選手のルーキーコンビ(ルーキーらしからぬ…ですが)が後半に2得点を挙げ2-0で勝利しました!
勝ち切れない試合が続く中、実に7試合ぶりとなる勝利!富山まで駆けつけ、雨に濡れながらも90分間声を嗄らして応援を続けてくれた約400人のサポーターの皆さんと共に歓喜に酔いしれました。
ほしかった追加点を決め、1点目のコーナーキックのキッカーとしても得点に絡んだ岩上選手。
スタメン起用にしっかり結果で応えました。
「久しぶりのスタメンということもあってさらに気持ちが入っていました。それはプレーにも示せたかなと思います。何をやろうということではなくて、ある意味、開幕の時みたいな感じで入れました。フレッシュな気持ちでチャレンジしようと思いました」と岩上選手。
雨によるピッチコンディションなど、難しい部分もありました。
「グラウンドが悪かったりして難しいところもあった。ただ、相手が引いていたのもあって、うまくボールを引き出すために落ちたり、亮太くん(永木)とかグギョン(ハン)からボールを受けてはたいて、ということを繰り返してリズムをつくることができた。自分自身もいいリズムでプレーできたと思います」
引いた相手に対し、どう打開するかはポイントでもありました。
「ひとつはミドルシュートがチャンスになると思っていました。そこは前半から意識して打っていたんですけど、もっと精度を高めなければいけないですね。前半でとるのがベストですけど、でもボールを支配できていたこともあったし、みんな焦ることなく、切れずに戦えた。自分たちのやりたいサッカーを貫いて、ああいう形で点が入って良かった」
60分、ついに決まった先制点はコーナーキックからでした。
「コーナーキックのトリックプレーからいい形でとれた。練習していた形で、亮太くんと大槻がうまく決めてくれた。あの1点が入ったことは大きかったと思います」
さらに、1-0でリードしてからも2点目をとりにいく姿勢を貫きました。
「曺さんからの“2点目をとりにいけ”というメッセージもあった。交代選手も前の選手だったので、守るんじゃなくて攻めるんだということがはっきりしていてやりやすかったです」
そして88分には追加点が決まりました。
「亮太さん、薫さん(高山選手)、グギョンで崩してくれて、中に入ったらボールがきました。グギョンがあんなところまでくるのをみんな初めて見たって言ってたけど(笑)。いい形でボールがきて、上にふかさないようにということだけを気をつけて打ちました。内心すごくドキドキでした(笑)」
ビッグチャンスを落ち着いてきっちり決め2-0に!
追加点をとりにいくという姿勢が実った瞬間でした。
DF陣の奮闘も光り、無失点。終了のホイッスルが鳴るとベンチメンバーも飛び出して抱き合いました。
「サポーターの皆さんが本当にたくさん来てくれていて、富山よりも声援が大きかったし本当にホームみたいな雰囲気だった。すごく力になりました。わざわざ遠くまで来てくれて、引分けや負けでは申し訳ない。勝てて本当によかったです」
残すところ、2試合。
前節は京都が敗れたため、現在2位の京都との勝点差はわずかに「1」となっています。
現在の勝点は…
2位京都が70、3位湘南が69、4位大分が67、5位横浜FCが67、6位千葉が66となっており、最後の最後まで熾烈な戦いが続きそうです。
「京都どうこうじゃなくて、自分たちが勝点3をとることが大事。他のチームは気にせず、次の鳥取戦のことだけを考えて、勝点3をとりにいくという気持ちです」と岩上選手。
次の鳥取戦は、いよいよホーム最終戦です。
勝利を!そして、スタジアムを満員に!!
※鳥取戦試合情報
http://www.bellmare.co.jp/66080