【馬入日記：10月17日】遠藤選手、U-19日本代表に選出。千葉戦にすべて出し切る

昨日、日本サッカー協会より遠藤選手がU-19（FIFAU-20ワールドカップ2013）日本代表メンバーに選出されたことが発表されました。

U-19日本代表は10月22日から新潟で直前合宿を行い、「FIFAU-20ワールドカップ2013」の出場権を懸け、11月3日からUAEで行われます「AFCU-19選手権UAE2012」を戦います。

遠藤選手に率直な想いを聞きました。

「正直、今の時期にチームを離れることは残念ですしすごく複雑な気持ちです。でも、代表は前回同じ大会を経験して、本当に悔しい想いをしました。代表でのこの大会に懸ける想いというのも強くもっているので、前回の悔しさやアジアの厳しさというものをみんなに伝えなければいけないと思っています。来週から一緒に練習をしていく中で、しっかり伝えていきたい。日本のよさを出せれば、勝てない相手はいないと思っています。そういう意味ではプレッシャーもあるけれど、思い切ってよさを出して、出場権を獲得しちと思っています」

前回大会とは2010年のこと。U-19日本代表に、遠藤選手は17歳で選ばれていました。
その時を経験し、また今回もメンバーに選ばれているのは遠藤選手一人です。
2年前は当然最年少。今回は最年長として、そしてキャプテンとしてチームを引っ張る重要な存在です。

「前回は、年齢も一番下だったし、アジアの戦いがどういうものかということも分からなかった。手探り状態でやっていて自分のよさが出せなかった。そこでの経験は今年に繋げられると思う。周囲からは、アジアではしっかり結果を出さなければという目線で見られると思うけど、本当に厳しい戦いになると思う。でも同時に、日本のよさを出せれば勝てるという自信ももっています。キャプテンとしてしっかりチームをまとめていきたい。日本を背負って戦う、という気持ちが強くなっています」

“日本らしさ”というのは…

「まず技術の面をしっかり発揮するところ。守備に関する連動性や組織力、それからどんどん前線からボールを奪いにいってショートカウンターを狙う、攻撃に繋げるというサッカーだと思うので、今まで積み上げてきたものを出せればと思っています。僕自身は、湘南でやってきたこと、積み上げてきたことをしっかり出したい。Jリーグでの自分を見て監督も選んでくれたと思うので、プレースタイルを変える必要はないと思っています」と。

代表では4バックの真ん中でプレーしているということ。
2年前とは違う自身の成長をアジアでも発揮したいところです。

さて、今週末の千葉戦が遠藤選手にとって今季最後のリーグ戦となります。
千葉戦への想いは、言葉にする必要もないほど強く抱いています。

まずは日曜日の甲府戦について、話を聞きました。

「特に前半はDF同士お互い助け合いながらできたと思う。それをできるだけ90分続けたかった。でも失点したあとも落ちることなく、みんなで守ることができた。次に繋がる試合だったと思います。相手は繋いでくるというよりは長いボールが多かったので守りやすかったというのもあります。でも、やっぱり押し込まれた時の怖さは一番あった。前線の二人のシュート技術や力、1対1の強さはすごくあった。できるだけゴール前までこさせないように、最初のロングボールで跳ね返すというのを意識していました」

連携をとり、ダヴィ選手やフェルナンジーニョ選手をことごとく止める姿は印象的でした。

「やってて楽しかった。目の前で昇格を決められたことは悔しかったですけど、逆にそれが新たなモチベーションになっています。絶対に次に昇格するのは湘南なんだというふうに思える試合だった。絶対に次に生きてくると思います」

試合前からの異様な盛り上がり、スタンドからの大声援。
ベンチからの指示はほとんど聞こえなかったそうです。
「でも、それは監督も最初から分かっていて、声が通らないから試合が始まったらお前たちの判断でやれと言われていました。試合前に話すことを話して、あとは自分たちの判断でできるだろう、と。そこはある程度できたかなと思います」と遠藤選手。

「全体へのミーティングはしないで映像を見ました」と監督が試合後の会見で話し話題とんりましたが、その映像については…

「モチベーションはさらに上がったし、これだけいろんな人のサポートがあって試合ができているんだということを感じられた。ケガ人やバックアップメンバーも映像に出てきたんですけど、そういうみんなのためも、ピッチに立つ僕らはやらなければいけないんだと再確認できた。試合前にそういうものを見せてもらって、みんなの目の色は一気に変わっていたと思います」

さぁそして。次節、21日（日）には再び大一番。
勝点3差のジェフ千葉を迎える、上位直接対決です。

「前回のアウェイでの試合の時はスタンドで見ていましたが、うちがラインをコンパクトにすることを相手は分かっていて、裏へのロングボールを入れてきた。そこでピンチになったり、1対1をノブさん（阿部選手）が止めたりということがあった。そういうところの対応をしっかりやれればと思います。千葉戦は、内容以上に結果にこだわっていきたいと思う。ここ最近のレイソル戦や甲府戦では、内容はよくなってきてるので、チームとしても個人としてもよさを出していきたい。やるべきことに集中して、次は勝点3を掴みとりたいと思います」

こんなにも勝点差が拮抗した中で迎えている終盤戦。
必ず千葉戦に勝って、遠藤選手を送り出したいところです。

「この時期にチームを離れるのは複雑な気持ちではあるけど、シーズン前から個人的には言われていて分かっていたことでもあります。僕がいなくても絶対に残り3試合勝って、昇格を決めてくれていると信じています」

これまで積み重ねてきたように、“目の前の1試合に集中して勝点3を奪う”。
まずは千葉戦、全力を尽くしましょう！

　
その千葉戦まであと4日です！

クラブ、サポーターが一丸となりラスト4試合に全力を傾けるべく、「Light　Green　Soul　～キミドリの魂～」と銘打ち戦っていきます。
スタジアムをチームカラーのライトグリーン一色に染め盛り上げ、さらに選手を後押ししましょう。

ホーム残り2試合では、オフィシャルクラブパートナーである株式会社ウイルプラスホールディングス（チェッカーモータース）様にご協力いただき、ご来場いただいたサポーターの皆さんにライトグリーンのビブスがプレゼントされます！
ぜひ、スタジアムをライトグリーン一色に染めましょう。

そして、先日よりサポーターの皆さんに多大なご協力をいただき、駅前でのチラシ配りを回数を増やして実施中です。

今後の日程は下記のとおりです。途中からでも途中まででももちろん大丈夫です。
ぜひ満員のスタジアムにするべく、ご協力をお願いいたします！

◇10月18日（木）18:00～19:15　
実施場所：平塚・茅ヶ崎・伊勢原・本厚木

◇10月19日（金）7:00～8:15
実施場所：平塚・茅ヶ崎・藤沢・本厚木・伊勢原・秦野

◇10月19日（金）18:30～20:30
実施場所：藤沢

◇10月19日（金）19:00～21:00
実施場所：小田原

※詳細はこちら
http://www.bellmare.co.jp/65449