【馬入日記：10月4日】改めて、目の前の1試合に集中を。永木選手インタビュー

月曜日に代替開催された熊本戦、1-2で悔しい敗戦を喫しました。

終始ペースを握り、攻撃を仕掛け続けるも得点が奪えず、逆に前半の終了間際に失点。
後半にPKのチャンスを得て、難しい状況ながら岩上選手が決めて同点に。
なんとしても勝点3を、とさらに勢いを増して攻め続けるも追加点を奪えず、アディショナルタイムにまさかの失点。

前後半共に、その時間まで相手にチャンスらしいチャンスはありませんでしたが、その少ないチャンスに決められ、今季初の3連敗を喫しました。

監督は試合後、「ただ切り替えるということではなく、しっかり胸の奥底に刻んで、もしくは頭の中に刻んで次に向かわなければいけない。そうでなければ、シーズン当初に周りから言われていた、“若くて、波があって、勢いがあるだけだ”というような評判を覆すことはできない。ただ、やるサッカーのスタイルとか自分たちの良さ、自分たちが突き詰めてきたことは継続してやろうと思っています。決して下を向くことなく、上を向いてやっていかなければいけないと思っています」と話しました。

ただ切り替えるのではなく、苦しくとも選手それぞれが向き合って、そして前に進む大事な1週間です。

練習後、永木選手に話を聞きました。
「試合を振り返ると、全体的にはうちのペースでできていたので、試合の内容的には悪くなかったと思うんですけど、失点したシーンをみると、普段やるようなミスではないけれどそういうところが出てしまった。そこを相手に突かれてやられてしまった。最近少しそういう形の失点が多いことも感じるので、なくしていかなければと思います」

1試合平均1点以下だった失点がここ3試合は複数失点になっています。

「少なからずプレッシャーはあると思うし、いまこの順位にいて残り試合も少なくなってるので、そういうものが原因のひとつだとも思います。湘南らしく、いつもチャレンジャー精神でやってきたので、残りの試合もあまり順位に捉われないで、目の前の1試合に集中してやっていきたい。いつもどおり勝点3だけを目指してやっていけばああいうミスも起こらないと思う。チームとしても個人としても反省しているので、同じことを繰り返さないようにやっていきたいです」

また攻撃に関しては…
「流れの中で点がとれなかったですけど、リズムはよかったと想います。みんなの足がずっと動いている状態だったので攻撃の形は継続してやっていきたいと思います」と。

ところで熊本戦では、永木選手がキャプテンマークを巻きました。

「小学生の時以来でした。曺さんから前日に話をもらって“やります”と言いました。曺さんからは、最近少しプレーに責任感が出てきて、それがプレーにもいい方向に影響していると言ってもらいました。そう言われてさらにその責任感を意識するようになったし、今まで積み重ねてきたことがいい方向に向いてきたのかなと感じられました。継続してやっていくことが大事だと感じています」

次節は再びホームゲーム。愛媛FCを迎えての対戦です。
熊本戦では4月以来のホームでの敗戦（2度目）を喫しましたが、やはりホームの力は絶大です。

今季、天皇杯も含めて2度戦っている愛媛の印象は…というと。

「前の試合（千葉戦）を観たんですけど、ジェフは引いていたけど愛媛はしっかり繋いでサイドから攻撃するイメージでした。最後の得点も、サイドから入ってるし前に得点能力のある選手がいると思います。守備のメンバーとボランチとで、しっかり連携とってコンパクトにして守ってゼロに抑えることを意識してやりたいと思います」

10月7日（日）、愛媛FCを迎え16:00キックオフです。
ホームは残りわずかに3試合。ぜひスタジアムでのご声援、よろしくお願いします。

※愛媛戦は日本端子スペシャルデーです！
http://www.bellmare.co.jp/63066