馬入日記

【馬入日記:9月15日】草津に2-0快勝!菊池選手インタビュー

金曜日に行われたザスパ草津との一戦。
キリノ選手の2ゴールにより、2-0で快勝!終始ペースを握り、湘南らしさを発揮しました。
3位の大分に勝点5差をつけて2位をキープしています。(首位甲府とは4差)

アグレッシブな攻撃を数多く展開し、チャンスを多く作りました。
その攻撃を牽引していた一人、菊池選手に話を聞きました。

「自分に限らず誰かにボールが入った時に、人数が相手よりも多かったし、相手よりも出てくるスピードがあって前への力というものを感じました。そういうところは改めて湘南のよさだなと感じました。みんな前へ前へ出てきてくれるので、自分でもいけるし周りも活かせるという意味では、ボールを持った時にいろんな選択肢がありました。逆にどういう判断をすればいいか迷うくらい本当に出しどころがたくさんあった試合でした。僕自身は、そういう中で決め切らなければ、と改めて思いました」

チャンスを多く演出し、シュートチャンスも多かっただけに、得点を決めたかったという菊池選手。そこは常に貪欲に求めているところです。

「キリノがそんなに多くないチャンスの中で2点を決めましたけど、それはチームにとって大きなプラスでした。ただ、自分にはもっとチャンスがあったので、助けられたという想いと共に正直悔しさもありました。改めて得点というのは大事だなと感じさせてもらいました」

そして、チームの攻撃力について菊池選手は…
「いい攻撃ができているのは後ろの頑張りが大きいです。後ろでしっかり跳ね返してくれたり、いい位置でインターセプトしてくれたりというところから始まっているので、前の選手としてはそういうプレーに感謝したいと思うし、その分、いい攻撃をしていい形で点をとることで応えたい。それに、点をとって勝てたことはよかったですけど、もっと点をとれるチャンスがあった。1-0になった後のチャンスを決めていれば楽になったと思うので、もっと味方を助けるプレーをしなければと感じています」と。

さて、次節は中2日で迎えるファジアーノ岡山戦です。
3連休の最後、17日(月)にアウェイで行われます。しかも、14:00キックオフというデーゲーム。

「条件は相手と同じなので、どちらが走れるかというところが大事になってくると思います。特にデーゲームだし、相手より走って、際(きわ)の部分で勝ったほうが絶対に勝つと思う。そういうところはうちの強みでもあると思うし、ずっと継続してやってきたことなのでそこでは絶対に負けないようにしたいと思います」と菊池選手も、改めて気を引き締めます。

思えば、シーズン前の下馬評であったり、「湘南は夏場には走れないんじゃないか」という声をことごとく覆してきました。

「試合前、暑かったりしても“やれるな”という感じで試合に入れているし、やっていても“走り切れる”と思える。そう感じてやれているというのは、普段の練習からみんなが意識してやっていることの賜物だと思うし、毎週いろんなテーマをもって練習をしたり、キツいフィジカルもみんなで乗り越えているので、そういうものが自信になっているのだと思います」

自信をもって、しかし謙虚に。
残り9試合。まずは目の前の岡山戦に、これまでと同じ気持ちで挑みます。