馬入日記

【馬入日記:9月3日】激戦制し京都に勝利!イ ミンス選手インタビュー

アウェイで行われた京都サンガF.C.との上位直接対決。
栃木戦に続き、またも痺れる試合!90分目の離せない熱い一戦は、見事2-1で勝利しました。

立ち上がり、京都が続けざまにチャンスを作るも、集中を切らさず全員でよくしのぎました。
阿部選手の度重なるファインセーブに助けられ、DF陣も体を張り続け苦しい時間をゼロで抑えました。
そんな中、前半33分に永木選手のボール奪取から前線に走り込んだ高山選手へ。高山選手のシュートはGKに阻まれるもこぼれ球に鋭く反応したキリノ選手が左足でゴールを決めて先制!

1-0で前半を折り返すも、後半開始早々に失点し1-1に。
しかし、コーナーキックの場面で、永木選手が入れたドンピシャのボールに大槻選手がダイビングヘッドで飛び込みゴール!先発起用にしっかりと応えました。

2-1で激戦を制し、試合後の会見で曺監督はこんな風に話していました。

「我々は当初“勢いだけで”とよく言われていましたけど、今はその勢いに選手の判断がついたと。本当に全員で戦っているので、今日出た選手、途中から出た選手、出られなかった選手、また湘南にいて残念ながらここに来られなかった選手も含め、全員がステップを踏んで成長してくれているなということが、勝ったことよりも、監督として非常に嬉しく感じます。今日の試合は、本当に無骨だったかもしれないですけど、選手を素直に褒めてあげたいと思います」

大きな一勝は、みんなで掴みとったもの。改めて全員で戦っているということを感じさせました。

さて、チームは昨晩京都に宿泊し、午前中に移動。スタメンメンバー以外の選手は馬入での国士舘大学との練習試合に出場しました。

京都戦は84分に交代出場となったイ ミンス選手。
1点リードではありましたが、緊迫した状況でピッチに入ることとなりました。

「アディショナルタイムを抜いたら5分くらいの出場でしたけど、勝っている状況だったので何か見せようというよりも、チームのためにまずはセーフティなプレーをしようと思いました。個人ではなくチーム優先で献身的なプレーを心掛けて試合に入りました。体力も充分だったのでなんとかチームの助けになればと思いました」

チームに加入して1ヶ月弱。だいぶ慣れてきたようですが「細かい呼吸を合わせる部分は、もう少し詰めていかなければ」とイ ミンス選手。

加入後、常にメンバーには入っていますが、スタメン出場はまだない状況。長い時間プレーしたいという気持ちは当然強く持っています。

「まだ出場時間が短い中なので、もっといろいろ見せたいけれど、見せられていないことは残念です。でも、一生懸命やって自分というものを見せていきたい。ただ、出場時間をいっぺんに伸ばすんじゃなくて少しずつでも伸ばしていきたい。そのためには、機会があればそれを逃さないようにしたいと思います。自分の能力を見せたいし、またチームの役にたつようなプレーをしたいです」

まだ来日して1ヶ月ほどですが、日本語も「べんきょう、べんきょう」という猛勉強中の成果が表れています。
遠征し、そして今日は練習試合。さすがに疲労もたまっていることでしょう。明日のオフは?と聞くと…
「たくさんねる。あと、べんきょう」ということでした。

今週末はリーグ戦は1週お休みとなり、天皇杯が始まります。
天皇杯2回戦、BMWスタジアムに愛媛FCを迎えます。9月6日(土)13:00キックオフとなります。

そして翌週9月14日(金)はザスパ草津を迎えてのホームゲームとなります!
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引き続き、熱いご声援を!