馬入日記

【馬入日記:8月16日】激闘続く中、次節東京V戦!菊池選手インタビュー

前節の福岡戦、開始早々のゴールから、さらに早い時間に追加点を奪いました。
勢いをもって臨んだ前半、いいい形で2-0にできたことは大きな収穫でした。

その2点目を決めたのは菊池選手!
古橋選手からのボールに迷いなく左足でダイレクトシュート!ネットを突き刺す豪快なミドルシュートが決まりました。

「とにかく前にプレーしようということを僕だけじゃなくてみんな思っていたと思うし、それが点に繋がったと思う。自分のゴールも、フルさん(古橋選手)に入った時にイメージがすぐに出てきた。奇跡的にというか(笑)入った。一番は早く決断できたことが大きかったと思います。前向きな気持ちが結果に表れたと思う」と菊池選手。

前々節の横浜FC戦では、チーム全体的に「惜しい」というシーンが多く、ゴールを奪うことはできませんでした。そういう意味でも開始早々に“決め切る”ことができたことがいい流れを作りました。

「1点目の時間帯はよかったと思う。やっぱりああいう時間帯に得点することで自分たちのリズムを作れて、湘南らしいサッカーをしていくことが理想なので、あの時間帯に点が入ったのが大きかったと思います。ただ見返してみると、さらに追加点をとれるチャンスというのが何回もあったので、そういうところを決めないと、ああやって2-1にされて、後半の最初のほうまで少し苦しい時間帯にもなってしまう。正直、引分けに持ち込まれてもおかしくない試合だったと思います。そういうところは、これから試合が残り少なくなってくる中で重要だと思うので、意識してやりたいと思います」

福岡戦は10試合ぶりに敗戦を喫した横浜FC戦の次の試合、という意味ではどういう気持ちで臨んだ試合だったのでしょうか。

「負けなしできていた中で負けてしまったし、10節で負けた時(水戸戦)というのはそこから勝てない時期に繋がってしまって、立て直すことができず嫌な時間が続いたので、まずはしっかり切り替えて連敗や引分けということにならないように、と。アウェイでもとにかく勝点3をつかもうということが相手より上回っていたと思います」

ところで今シーズンの菊池選手、昨年以上に“力強さ”を感じます。
うまい、だけではなく強さやパワーを感じさせる選手になっています。

「一昨年、去年とそういう部分で一番悔しい想いをしました。最後にやり切れなかったり、中に入っていく力強さが足りなかったり、自分としても結果を残せないところがあった。試合が終わった時に、もうそういう想いはしたくないなというのが正直今年の想いとしてありました。そういう意味では前へのパワーは出せていると思いますそれは、今年、チームとして前へのパワーをもってやっていこうというテーマがあるので、それも大きいと思います。あとは、相手にとって怖さを感じさせるだけじゃ意味がないと思うので、やっぱり福岡戦のように点をとること。それが相手にとって一番嫌なことだと思うし、自分たちにとってもプラスになると思うので。やり切って、しっかりゴールという形を残していきたいと思います」

さぁ次節は、東京ヴェルディ戦!
なんといっても同じ勝点同士の2位と3位の対決です。

前回の対戦時はアウェイで2-1で勝利しています。
その時のいいイメージもあるのは?と聞くと…

「正直、いいイメージとか悪いイメージとかを持たないで入ろうと思っています。自分のプレーとか、チームとしてやるべきことをやるだけだと思って試合に臨みたい。前だったら、前回の対戦の時よかったからやれるなと思ってしまったり、逆にやらなきゃいけないと思ってよくないプレーをしたりということがあったけど、それが今はなくなってきてると思います。過去のことは今の自分には必要ないと思っています」と菊池選手。

目の前の1試合に集中し、全力を投じるというチーム全体のコンセプトは、選手一人ひとりに精神的な強さを植え付けているようです。

「前の選手としていいプレーとかいいチャンスを作ることはもちろんですけど、点をとらないと意味がないと思っていますので、点をとることでチームを助けたい。同じ勝点だし、自分たちより上のチームということで、今からすごくわくわくしています。まずは試合に出られるように今週頑張りたい」

久々のホームゲーム!
激闘必至の一戦を、ぜひスタジアムで目撃して下さい。

※東京V戦試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/59478