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2009Jリーグ ディビジョン2 第31節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第31節
2009年8月2日(日)18:04キックオフ 富山県総合運動公園陸上競技場
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0 前半 0 1 後半 0 |
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40 >> 43 | 勝点 | 60 >> 60 |
67分 18 姜 鉉守 | 得点者 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 中川 雄二 | 1 | GK | GK | 32 | 野澤 洋輔 | 0 |
0 | 西野 誠 | 19 | DF | DF | 5 | 臼井 幸平 | 0 |
1 | 濱野 勇気 | 6 | DF | DF | 3 | ジャーン | 0 |
0 | 堤 健吾 | 3 | DF | DF | 19 | 村松 大輔 | 0 |
1 | 舩津 徹也 | 27 | DF | DF | 4 | 山口 貴弘 | 0 |
2 | 野嶋 良 | 25 | MF | MF | 2 | 田村 雄三 | 1 |
1 | 長山 一也 | 5 | MF | MF | 7 | 寺川 能人 | 1 |
1 | 朝日 大輔 | 7 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 1 |
5 | 川崎 健太郎 | 14 | MF | FW | 10 | アジエル | 0 |
6 | 姜 鉉守 | 18 | FW | FW | 34 | 田原 豊 | 4 |
0 | 永冨 裕也 | 11 | FW | FW | 22 | 中村 祐也 | 0 |
– | 橋田 聡司 | 31 | GK | GK | 16 | 植村 慶 | – |
– | 金 明輝 | 4 | DF | DF | 14 | 阪田 章裕 | – |
0 | 菅野 将太 | 29 | MF | MF | 21 | 永田 亮太 | – |
0 | 中田 洋平 | 26 | MF | MF | 28 | 猪狩 佑貴 | 0 |
2 | 桜井 正人 | 30 | FW | FW | 11 | 阿部 吉朗 | 0 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 2,835人 [天候] 雨のち曇、無風 [気温] 22.6℃ [湿度] 98% [ピッチ] 全面良芝、水含み [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 北郷 光宏 [主審] 穴沢 努 [副審] 恩氏 孝夫 [副審] 小曽根 潮 [第4の審判員] 柴田 泰彦 [記録員] 金丸 秀和
田原選手コメント
やらなきゃいけないと思うし、それが僕たちの使命だし、勝点3にこだわるのがうちの使命だと思います。
もう少し、ピッチの中でお互いを盛り上げるような雰囲気をつくっていかなければいけない。
今はひとつひとつのプレーに対してマイナスに考えてしまうような精神状態になっている。もう一度、勝点3をとれるチームの雰囲気をみんなでつくらなければいけない。
シーズン序盤は、走るにしてもパスにしても楽しむ余裕があった。今は必死さゆえに自信がなくなって、積極性までなくなっている。
持っているものや、やっていることは間違いないのだから、一人ひとりが信頼して、できたら選手同士だけじゃなくサポーターにも信頼をしてもらって、そういう勝てる雰囲気をつくっていきたい。
阿部選手コメント
前半は繋ぎで狙われてとられていたので、やり切ることを心掛けて試合に入りました。
リアクションぎみだったので、自分たちからアクションすることが大切だと考えました。
次の試合まで中2日だし、切り替えてやるしかない。試合の入り方を意識して戦っていきたいと思います。
富山 楚輪監督 試合後コメント
総評
第1クールに0-5で負けていたし、この天候のこともあったので、技術的なことよりもハードワークして積極的にやろうとゲームに入った。これまでと比べても入り方は抜群だったと思う。積極的にシンプルなサッカーができていた。気持ちではある程度圧倒したと思う。ハーフタイムには攻めている時のポジショニング、チームのバランスについて指示をした。全体的にこちらのほうがハードワークができていた。決定的なチャンスは少なくても気持ちとか攻めている部分がみえたので評価しています。
質疑応答
-ディフェンスの出来についてどう思うか?
攻守を切り替えて30フィートとまではいかないまでも、35フィートぐらいの幅の中でサッカーをしてパスの出どころを抑えたり、セカンドボールを拾ったりとトータルにできていました。FWが攻めている時にバックラインが押し上げて、相手のクリアボールを再び拾うなど層がしっかりできていた。残り15、10分には疲れもあり、間延びしたが、精神的にもしっかりしていてポジショニングできていました。ディフェンスもオフェンスもトータルなサッカーができていたと思います。
-湘南に0-5で負けた前回とは何が変わったのか?
雨のスリッピーなピッチ状態で、僕たちはシンプルなサッカーを浸透できました。相手のボールコントロールのミスにつけ込んだ部分もあります。第1クールの対戦ではしっかりボールを止められる状態だったからハードルが違っていました。それから試合を消化して自信をつけ、技術的にもレベルアップしているのもある。良いピッチ状態だったらどうなっていたかまでは明確ではありませんが、状況に応じたサッカーができたのはチームの成長だと思います。
-具体的にシンプルなサッカーとは?
ボールを蹴れる時には蹴る。水浸しの中でボールを何度も持ち直すのではなく、止めた時とかボールが来た時にダイレクトに蹴る。センタリングも上げる時には上げる。相手の背後に蹴ってFWが追いかけて、ラインを押し上げる。キック&ラッシュというか、天候に合わせたプレーをしました。
-前回の対戦と比較してディフェンスラインが高く感じたが?
シンプルにディフェンスラインの裏に蹴っているので、その位置より上げてこぼれ球を拾う。逆に相手がつないでいる時にはFWが下がる。バックラインとの間が詰まるので攻守の切り替えがうまくできた。相手とぶつかるシーンは多くなりましたが、相手がフリーでボールを持っている時間がないようにハードワークができました。
-濱野選手の負傷の状況は?
ピッチサイドに出た時は(頭部が)3、4cm切れていました。
-前半7本のCKがあったにもかかわらず得点できなかったが?
相手に高さがあった。副島(ヘッドコーチ)からも話があり、後半はショートも試していました。漠然とではなく反応してプレーしていたと思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
現実をしっかりと見て、これから取り組んでいかなければならない。
富山は集中していて、前半は我々がやられてもおかしくなかった。勢いがああいう得点を生んでいると思います。我々も勢いをつくるプレーを心掛けてやっているつもりだが、なかなかビッグチャンスの時にも入らないなど自分たちのリズムの時に結果を出せなかった。しっかり反省して、ホームが2試合続くので頑張っていきたいと思います。
質疑応答
-雨の影響はあったのか?
我々にしてみると晴れた中でのゲームのほうが好ましかったのは間違いないですね。ただ天候上の問題なので天気を恨むしかなという話になってしまう。富山さんはここでずっとゲームをやってきて、芝生が濡れた状態にも慣れているだろうし、我々はこのグラウンドが初めてで、しかも雨という二重苦になってしまいました。
なかなか自分たちがやりたかったことができなかったが-送り出した時は雨でしたし-これもサッカーです。
札幌のようにドームの中でできるわけではありませんし、そういう中でも自分たちの力を臨機応変に発揮する力が足りないのかもしれません。残念な結果になったが、天気のせいではなくて、こういう経験を自分のものにしていかなければならない。残り20試合あり、ここからが本当の勝負だと思って腹を据えてやるしかないと思っています。
-第1クールでは5-0で勝っていて逆にやりづらさがあったのではないか?
富山は無失点が13試合あり、今日で14試合目ですね。そういう術中にはまってしまった部分はあると思います。前回、我々は点を取れたからこそより一層自分たちのサッカーを目指してやらなければならなかった。我々も3連敗していましたので、ある意味ですごく真摯にゲームには入れた。決して浮ついた気持ちとか、第1クールにそうだったからと思って入ってはいない。逆に富山の方が反骨心、反駁心があったのかもしれない。やりにくさはなかったし、どこかでチャンスをゲットして勢いをつけて階段を上っていきたいと思っている。ゲームの中でもチャンスをゲットできたのに、そうできなかったことでこうした結果になったと思います。
-ここまで3連敗中でも試合内容は悪くないと評価していたと思うが、今回はどうか。そして、どう切り替えていくのか?
良くはないが、すごく悪いわけでもない。ただ、敗者の弁になるのであまり言いたくはないのですが、我々はセットプレーから点を取る力がない。例えば仙台の梁勇基のような選手はいないし、優れたキッカーがいないのは大きなポイント。富山には姜、川崎という選手がいますね。蹴ることができてピンポイントで合わせられる選手が何人かいれば、もうちょっと我々も苦しいゲームをとっていくことができるだろう。ただ、それは分かった上でチームは作っているので、勝負強さをもうちょっと引き寄せられるようにならなければいけないと感じています。