馬入日記

【馬入日記:7月25日】山形戦、そして北九州戦へ。下村選手インタビュー

先日の山形戦でボランチとしてスタメン出場した下村選手。
山形戦はお互いゴールに向かって攻め続ける激しい試合の展開となりましたが、決定機に決め切れず、スコアは0-0でした。

下村選手に試合全体の印象を聞きました。

「前半、攻守の切り替えが速くてお互いの嫌なところを突いていくというシーンがすごくあったし、スピーディーな展開だったと思います。チャンスはかなり作れていて、それはお互いだったと思うけど、うちのほうが決定的なシーンはあったと思う。それをなんとか決めるなり、跳ね返ってきたところを押し込むとか、そういう形が出てくれば勝てるチャンスはあったと思う。今はもう次のことしか考えていないですけど、なんとか次、勝ちたいですね」

試合後、下村選手が「うちの特長である前へ前へいくというのはいいところだけど、相手が締めてきて入らなくなった時にうまく受けてサイドチェンジしたりするシーンを出していければいいなと思う」というコメントを残していましたが、そこについては…

「場合によって緩急の緩を出す必要もあると思いましたが、でもそこを考えすぎると、うちのよさである速く攻めるということがなくなってしまうので、そのバランスがすごく難しいところ。繋ぐシーンがもっとあってもよかったかなという感じはしています」と。

下村選手自身は役割としてどんなことを意識していたのでしょうか。

「相手の前線の2トップはすごくいい選手だった。スピードもあるしテクニックもある。相手はダイヤモンドで、秋葉選手がその下に入っていたので、そこを後ろと連携してどうやって抑えるかが、自分の中では大きなポイントでした。自分としては、もう少しボールを動かせる機会があればよかった。もう少しボールに絡んで、運ぶなり前線に供給できればいいなと思うのでもう少し受けられるようにしたい。あとは、長いボールもあったし、その処理やそのあたりのセカンドボールによって流れは変わると思ったので、セカンドボールを拾う意識は強くもっていました」

試合後にチームメイトが「東美さんがセカンドボールをかなり拾ってくれたから助かった」という話もしていましたが…

「(山形で)一緒にやっていた選手も半分以上はいたので、なんとなく相手がヘディングする時の仕方で、このへんに落ちてきそうだなという予測ができたんです。そういうのがよかったのかなと思います。相手を知ってるということは、いつもあることではないけど、常にいいポジションをとって、先にボールに触って味方に繋げたらと思っています」と。

さて、今週はホームに北九州を迎えての一戦です。
前回の対戦では、アウェイで2-3で敗れている相手。

「印象としては、しっかりパスを繋いでくるチーム。相手のパス回しが上回るか、うちのハイプレスが上回るのかというところがポイントだと思います。それを意識して、今週のトレーニングでやっていきたいと思います」

ケガから復帰してコンディションも上がってきているということ。
「先週のトレーニングから、かなり感触がよくなってきました。合流してから、いまひとつ動けてないなというところもあったので。大げさですけど、もう体がこのまま動かなくなってしまうのかなとか、ケガをするとそういう不安との戦いだった。トレーニングでしっかりやることによってまた動いてくるなということは感じられたので、そういう不安がつきまとっていたところから、不安の壁をやぶったという感じはあります」

全開でできる喜びを感じながら、アグレッシブにプレーしています。
人一倍の責任感をもってピッチに立つ下村選手、今後もご期待下さい!

 
ところで。
ただいまベルマーレ恒例の「海洋サマーキャンプ」が行われています!

徳島県阿南市にあるYMCA国際海洋センターにて、専門の海洋スポーツインストラクターのもと、普段では経験することができない海洋プログラム体験中。

今年は21人の子どもたちが参加し、カヌーに乗って隣の浜まで航海したり、様々な海洋プログラムを楽しんでいます。
天気もよくこどもたちパワー全開です。

※コーチ’s日記にも現地の様子が掲載されています
http://blog.bellmare.or.jp/