馬入日記
【馬入日記:7月19日】22日はホームで山形戦!菊池選手インタビュー
今週日曜日は山形を迎えてのホームゲームです!
上位との直接対決が続きます。
第24節を終えても未だ大混戦のJ2リーグ。勝ち点3差に6チームがひしめいています。
前節の大分戦で馬場選手が決めた先制点をアシストした菊池選手!
菊池選手らしさが溢れたドリブルで3人のDFを引きつけながら、しっかり粘って馬場選手へのラストパスを通しました。
「時間帯が早かったので、シンプルなプレーや前にいくプレーを心掛けていました。その意識が点に繋がったと思います。ゴール前に二人くらい見えたのでとにかく速いボールを入れようと。誰かに当たって入らないかなと思って入れたら、賢治さん(馬場選手)がいいところにいてくれて、いい形で押し込んでくれました。先制点もそうですけど、すぐ追加点がとれたこともチームにとって大きかったと思います」と菊池選手。
大分戦の前は3試合引分けが続き、いずれも複数得点は奪えませんでしたが大分戦では4得点。
「ここ最近の課題としてあった得点という部分で、先制点、追加点、ダメ押し、そしてもう1点とれたというのはチームとして収穫だったと思います。自分たちがコイントスでエンドを変えて、最初からサポーターに向かって攻める形にして“最初からいくぞ”という気持ちで入ったので、相手を上回れたと思う。その気持ちの部分は大きかったです」と菊池選手。
強い気持ちはピッチ上のあらゆる場所で感じられました。
菊池選手も、一番きつい終了間際、3点差がついている中でも、前線で猛然とボールを追い回す姿がありました。
「暑くても疲れていても、ピッチに立っている以上やらなければいけない。自分に“まだできる”と言い聞かせて、足を止めないように走りました。暑さという意味では本当に息苦しいくらいだった。でもそういう時にいいプレーができたり、走り切ることができれば自信にもなるし、自分の幅も広がると思ってプレーしていました。あとは、点差もあったので、いい意味で余裕も生まれた。全体的に“やれる”という想いや“もっととるぞ”という雰囲気がありました」
1点目のアシストのみならず、ボール絡む回数が多く90分を通して攻撃を引っ張りました。
しかし、菊池選手の表情は悔しさが滲んでいました。
「結果的に4-1で勝ったというのは自信にもなるし大きいと思うんですけど、個人的にみると点がとれていないことが悔しい。自分のところで何回もチャンスがあったし、点差がある中でも決めなきゃいけないとまた思わされた。チームが勝ったのは本当によかったですけど、正直悔しさが強かった」
アシストだけでは満足など微塵もないという様子。
その向上心が菊池選手を支えています。
次節、ホームで迎える山形戦については…
「レベルの高い相手ですし、個々にいい選手がたくさんいるチーム。でも、相手よりまず自分たちのやるべきことをやれば、うちには恐いものはないと思っています。湘南のサッカーをしっかり出すこと意識してトレーニングしているので、それをピッチの上で表現したい」と。
菊池選手、改めて今の状態について、こんな風に語っていました。
「本当に毎日充実しています。練習はきついけど、楽しい。試合をやっていてもわくわくするし、本当にいい雰囲気でできていることを感じています」
熱い想いをぶつけるのは22日の山形戦です。
ぜひ、スタジアムでのご声援をよろしくお願いします。
今日のユース(U-18)の練習は、なんと曹監督が指導しました!
トップチームの監督がユースの練習を指導するということは、他のJクラブでは、おそらくなかなかないことです。
今季より、ユースはトップとより連動して活動しています。ユースの石川監督や田村コーチがトップの練習に参加することも日常ですが、今回は逆。曹監督がみっちり2時間、フルでユースチームを指導をしました。
ご存知のとおり、曹監督は育成年代の指導者の経験も豊富。プレーはもちろんのこと、短い時間の中で選手個々の内面の動きも読み取っている様子でした。
そして驚いたことに、曹監督はユースの選手全員を名前で呼んで指導していました。
「ユースを見ていた時にJr.ユースにいた選手が多いからね」ということでしたが、見学の記者の皆さんを驚かせていました。
「ミスを恐れるな!この状況を楽しめ!」「チャレンジだ!」「自分たちで判断しろ!」という曹監督の言葉がグラウンドに響き、緊張感の高い練習が行われていました。