馬入日記

【馬入日記:7月9日】悔しさと大分戦への想い。高山選手インタビュー

アウェイでの水戸戦、1-1の引分けで終了のホイッスルが響きました。
そのホイッスルを聞くほんの1分ほど前、岩上選手のクロスから菊池選手がヘディングでゴールを叩き込み、アディショナルタイム(90+5分)に同点に追いつくという展開でした。

前節の松本山雅戦ではアディショナルタイムに失点。
今度は取り返すという逆の展開でしたが、立ち上がりからなかなか湘南らしさを出すことができない試合となりました。

リカバートレーニングの後、高山選手に話を聞きました。
「自分の中では、今季リーグ戦を戦ってきて個人的に一番良くなかったんじゃないかというくらいの試合でした。攻撃に絡めず、うまくボールを受けられなかった。チャンスも本当にいくつか数えるくらいしかなくて、やるせない気持ちで終わってしまった」

普段は攻撃を牽引する高山選手ですが、水戸戦は悔しさを募らせる結果となってしまいました。

「自分が1点取っていたらという気持ちが強いです。後半、祐也さん(中村選手)からのスルーパスがきた決定的な場面があった。後半、なかなかボールを触れなかったんですけど、少ないチャンスに決めようと思っていました。その一発のチャンスが来たのに決められなかったのが痛かった」

守備において奮闘する場面も多々見られましたが…
「全体的にも立ち上がりから難しさがあった。とられると速攻を仕掛けられてしまった。ただ守備においては、それ以外は崩される場面はなかったと思います。でも、前半にコーナーからカウンターでやられそうになったことが1回あったのに、後半また同じ形を作られて、結局それで失点してしまった。それはすごく悔やまれます」と高山選手。

しかし、0-1の状況となり、水戸がさらに守備を堅くする中でも、なんとか1点をという気持ちを全員が持ち続けました。

「最後の得点は、みんなの諦めない気持ちでとれたものだと思う。諦めたら絶対にああいう時間にとれないと思うから」

粘って踏ん張って、決まったゴールでした。

水戸戦が行われた7月8日は高山選手の24歳の誕生日でした。バースデーゴールを決めたかったのでは?と聞くと…

「得点できなかったのは悔しいけど、でも自分の誕生日というのはいいんです。人の誕生日とか、母の日とか父の日に決められたほうが、人が喜んでくれるから嬉しい。(←高山選手は母の日は昨年、父の日は今年決めています)もっと大事な時に、今度はしっかり決めたいです」と。

次節の対戦は23節で首位に立った大分との対戦です。

「周りの選手もみんな頑張ってるし、まずは試合に出られるように練習で100%やること。また今週、強い気持ちで100%で練習したいと思います。大分とはまたアウェイでの戦いになりますけど、相手は首位だし、去年負けているチーム。三平くんやガミさん(石神選手)もいるし、個人的にはおばあちゃんが大分にいるし、そういういろんなことを含めて、絶対に勝ちたいと思います。大分に限らず、後半戦は全勝するくらいの気持ちで戦いたいと思います」

次節は再びアウェイゲーム。勝点2差で首位に立つ大分との対戦です!
熱いご声援を!

※次回ホームゲームは7月22日(日)vs山形戦です。試合前にはHAN-KUNライブも!
http://www.bellmare.co.jp/57313