馬入日記

【馬入日記:6月21日】今週末は千葉戦!鎌田選手&三原選手インタビュー

台風4号の影響で馬入グラウンドが冠水し、現在使用できない状態となっています。
練習の予定が直前まで決まらなかったり、また急きょ変更になる場合がありますのでどうかご注意下さい。

今日は横浜市戸塚区の横浜スポーツマンクラブのグラウンドをお借りして練習試合を行いました。

練習試合後、鎌田選手に話を聞きました。
まずは2-0で勝利した岡山戦について。完封勝利となった試合、DFラインの対応は頼もしさを感じさせました。

「ここ3試合で1失点しかしてないし、少しずつよくなってきているという手ごたえはあります。岡山戦では、僕は本当に何もしてないです。カズ(大野選手)がすごくよかった。カズとサイドハーフとボランチが頑張ってくれた試合だったと思います」と鎌田選手。

3試合で1失点はステップアップの証。しかもガチガチに守っているのではなく、ラインを高く保ち勇気あるディフェンスを見せています。

「すごくラインを高く保っているんですけど、後ろで“強気なライン”というテーマを作って、いつも試合前に“強気なラインでいこう”って話をしてます。試合中も“強気でいこう”って3人で口に出して言って確認し合ってます。キツイ時間帯の時も鼓舞して、お互いに“お願いね”って(笑)」

大野選手、島村選手との意思統一されたいい関係を感じます。
実際に後半の終盤など、誰もがキツイ時間帯に勇気ある押し上げをする姿があります。

「ラインが下がってやられるよりは、上げたほうが楽なんじゃないかと思う部分もあります。上げて相手に何もさせない。裏に蹴られたとしても走り合いをしたほうがいいかなと思っています。距離があるからノブさん(阿部選手)も出てきやすいと思うし、3人ともスピードには対応できると思うので」ということ。

そして、次節はいよいよジェフ千葉との対戦です!
鎌田選手にとっては、一昨年在籍したチームとの対戦ということで燃えないわけはありません。

「6月に入ってから、正直千葉戦のことしか頭になかったので、モチベーションを抑えることのほうが大変なくらいです」と鎌田選手、相当な気合いを感じます。

「千葉の攻撃陣はすごく調子がいいですけど、そういう中でもしっかりゼロに抑えたい。体を張って、強気なラインで何もさせないという気持ちで臨みます。それから、僕自身は貪欲にゴールを狙っていきたいと思います」

現在、同じ勝点39で並ぶ2位(千葉)と3位(湘南)の直接対決。
この熱戦必至の戦い、本当に楽しみです。

「自分の中で本当に待ちに待った一戦。去年のアウェイでは出ることもできなかったし、試合自体も0-2の完封で敗れた試合だった。今回、いい順位同士で対戦することができるし、観てる人も熱くなるような試合ができると思う。自分自身、できることを全部出して悔いのない試合にしたいと思います」

今週末24日(日)、フクアリで19:00キックオフです。ぜひ、フクアリへ!

 
そして、こちらは三原選手!
岡山戦で先発出場し、サイドハーフの位置でプレーしました。

同じシステム同士の対戦はサイドが肝になると予想されましたが、三原選手はマッチアップする選手にほとんど何もさせず、しっかりと抑えました。

とはいえ本人は、試合直後も、そして今日になっても「全然何もできていないです。ボールを受けてないし、ひとつピンチもあった。もっと落ち着いてトラップすればいいところをクリアしてしまったり…。まだまだ全然です」と満足など微塵も感じていない様子。

Jリーグデビューとなった富山戦では3バックの右で出場しましたが、今回はひとつ前のポジションでした。試合前、意識したことは…
「ボールを持ったら仕掛けようと思っていました。絶対に下げないで前にいこうと。ミラーゲームだったので、相手のマッチアップに対して先手をとろうと思って、先にいったり先に戻ったりということも意識していました。そこは、多少はできたかなと思います」と三原選手。

とはいえ、「手ごたえはそんなに…。出来としては決して高得点ではなかったと思うし、まったく満足できるレベルではありません」とあくまでも厳しい目で自身を振り返っています。

ポジション争いは常に熾烈です。
今後に向けては…
「常にいい準備をするということだけです。いい準備をして、いつ呼ばれてもいけるように90分力を発揮できるための準備をする。具体的な課題としては、クロスの精度ともらう時のポジショニング。そこをもっとよくしていけたら、視野も広がるかなと思っています」と。

貪欲に成長したいと思ってサッカーと向き合う姿。
今後がますます楽しみな存在です。