馬入日記

【馬入日記:6月14日】一体感の勝利!永木選手インタビュー

水曜日に行われたモンテディオ山形との一戦。
90分間目の離せない白熱のゲームは2-1で勝利しました。激闘を制して掴んだ勝利。富山戦に続く大きな一勝で、連勝を遂げました。

山形戦で1ゴール1アシストと2得点に絡んだ永木選手。素晴らしい活躍でした。
まずゴールシーンについて聞きました。
「フルさん(古橋選手)からバイタルでもらえて、一瞬パスも考えたんですけどシュートを打ってみようと思った。運よくフルさんの背中に当たってコースが変わりましたね」と永木選手。

古橋選手の“ダブルアシスト”とも言うべきナイスアシスト。ただ永木選手のあの思い切りのよさ、チャレンジ精神がゴールを生みました。

「プレッシャーはあまり感じないようにしてたけど、ここまでとれてないとマズイかなとも思っていました。山形戦はFW登録だったし、得点に絡めたらと思っていた。不思議と、今日得点できるという予感もありました。結果に出てよかった」と。

永木選手が話すとおり、山形戦はいつものボランチではなくFW登録での出場でした。試合前に受けた指示は…
「守備については、相手のセンターバックが持ったらどんどん前からいけと言われていました。攻撃の時は中盤をやっている時と基本的には変わらない。どんどん引き出すために下がってもいいし、そこでリズムを作ってもいいと言われていたので、違和感なく入れました」ということ。

そして、決勝点となった高山選手のゴールをアシスト!
「カズ(大野選手)のクリアボールを賢治くん(馬場選手)が後ろ向きだったのにすごくいい形でダイレクトで前にフリックしてくれて、フリーでボールを受けられました。薫(高山選手)がいいランをしていたので合わせやすかった。薫のシュートがよかったです。よく決めてくれたと思います」と。

自分のゴールの時よりも嬉しそうだったのでは?とつっこまれるほど、高山選手のゴールを喜んでいました。

しかも相手は首位の山形。大きな一勝です。
「勝てない時期が長かったので、ここから波にのるためには連勝は重要なことだし、上位相手なので勝ち点3以上の価値があると思います。試合の入りもよかったし、前半は特に守備の3人がすごくよかった。シュートで終われていた場面も多かったと思います。後半は相手の勢いとか風の影響もあって押し込まれましたけど、粘り強く守れて、すごくチームの一体感があったと思う。90分を通して個々の1対1の強さやボールへの執念という意味では、相手よりも勝っていたと思います」

アシストを決めた後、交代をしましたが、実は体力的にかなりきつかったようです。

「前からの守備に関しては、センターバックに対してはほとんど全部いってるような状況だったので、体力的には今年一番キツかった。試合中に“もう無理だ”って思うことはないんですけど、山形戦はこれ以上やったら両足攣るなと思うくらいだった。でも最初から体力を計算するんじゃなくて、すべて出し切ろうと思っていました」

少し前にインタビューした時には少し悩んでいました。
でも、「ふっきれてきました。個人的にもプレーに納得がいってなかったんだけど、これを機に、開幕の頃の雰囲気で戦っていきたい。連戦だけどコンディションは全然悪くないので、また湘南らしさを前面に出していきたいと思います」と頼もしい言葉。

17日(日)にはホームで岡山戦です。
熱き戦い、ぜひスタジアムで“体感”して下さい!