【馬入日記：6月6日】富山戦まであと3日！菊池選手インタビュー

今週末、ホームでのカターレ富山戦まであと3日です！（今週は9日の土曜日開催となりますのでご注意下さい）

今日の練習試合後、前節の北九州戦でゴール（今季3得点目）を決めた菊池選手に話を聞きました。

「ゴールに関してはイメージ通りでした。泰右（宮崎選手）がドリブルを生かして前にいきDFがいい体勢じゃない状態をつくって、ボールがこぼれたけどそこを亮太くん（永木選手）がしっかり拾ってくれた。いつも曺さんから“真ん中のエリアに入れるのを怖がるな”と言われているんですけど、自分がそのエリアに入っていけて、その時にフルさん（古橋選手）がうまく相手をつってくれたのでシュートコースが空いて、決め切ることができました。周りとの連動した動きでああいう点が生まれたことはよかったと思います」

試合全体を振り返ると…
「やっぱり一人ひとりの厳しさが足りなかったと思う。球際の部分で負けたり、ちょっとしたところでボールが相手にいってしまうということが結果に表れてしまった。自分も含めて、ひとつひとつのプレーに、もっと責任をもってやらなければいけないと感じました。僕自身の反省点としては、例えば左サイドに出た時にドリブルできる場面やボールをもらえる場面は多かったんですけど、自分のところでスピードを上げすぎてとられたり、ドリブル中に周りを見れなかったということがあった。もっと味方を使ったり、相手の嫌がるところに入っていくプレーを出さなければいけなかった」と菊池選手。

勝利という結果に結びつかない中、悔しさが募ります。
しかしそんな中、菊池選手はキレのあるプレーを維持している印象があります。

「体のキレはここ最近維持できていると思います。試合に向かう上で、すごくいい感じで体も心も準備できている実感がある。それを結果で表せていないというのは悔しいし残念ですけど、そういう時こそいい部分を保って、そしてもっとプレーの質を上げていきたい。そういう気持ちの保ち方は、去年苦しんだ中で学んだことでもあります」

去年学んだ気持ちの保ち方、とは。

「去年はチームの調子がよくないと、自分もよくないことが多かったし、ベンチに座る機会も多くて、自分のコントロールがなかなかうまくできていなかった。いざスタメンで使ってもらっても自分を出せなかったり、試合に向かう準備の中でも、もうちょっとできたんじゃないかと感じることがあった。そういう悔しい想いをすることがないようにと、今年は意識してシーズンに入りました。よくない自分を出さないようにと心がけることで、今のところ、いい保ち方ができていると思います」

北九州戦のゴールも「気持ちの部分で、自分の中でコントロールできていたので、得点に繋がったと思います」ということ。

また、守備の部分でもピンチの場面で、ゴール前で体を張るシーンなどもありました。
「体力というか、走ることに関しては自信があるし、守備の面で後ろの選手を助けるというところも自分の役割だと思っています。走る距離が長かったとしても、そのあたりは大丈夫です。それに、僕自身も守備にかかわるプレーでリズムを掴めることもあります」

さて、今週末は富山戦。ホームに戻っての一戦です。
「最近勝てていないし、前節は負けてしまった。でも、こういう状況をプラスにできるようにみんなでやっていきたい。ケガ人や出場停止の選手が多くいるという状況だけど、逆にその中で勝てればチーム力は上がると思う。こういう状況をチャンスなんだと思って臨みたいと思います」

そして最後に。
「自分の判断を大事にしてプレーしたい。相手を困らせること、嫌がることをやりたいと思います。考えるということはいいことだけど、いろいろなことに捉われず、考えすぎないでプレーしたいと思います」

ひとつひとつのプレーに責任をもって。
前向きな姿勢を失わず、富山戦に挑みます！

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