【馬入日記：5月10日】今週末大分戦！山口選手＆古林選手インタビュー

不安定な天候の中、今日は午前練習が行われました。（練習終了直後に雷＆豪雨！）

練習後、山口選手にチームのこと、自身のことを聞きました。
「ここ4試合、勝てていない状況はありますけど、昨日からまた大分戦に向けての練習が始まって、また1週間ずつの試合に戻るので、フレッシュな気持ちで臨めると思います。今日、ミーティングもあったんですけど、今までやってきたことを整理してやろうという話もあって、もう一度、新たなスタートとしてやっていこうという心境です」と山口選手。

4連戦で印象に残っていることは？と聞くと…
「愛媛戦の時に、曺さんから“意識しろ”と言われたことを、そこばかり意識してしまう選手がいたので、そういうところでもっと手助けできればと思った。僕も自分自身に必死ではあるけど、周りを見て声をかけたり、自分ができることってそういうことかなと思った。プレーだけじゃなくて、自分にできることをもっとやらなければと思いました」ということ。

開幕からしばらくメンバー入りしない日々が続きましたが、4連戦の前の東京V戦で初めてメンバー入りし、途中出場。2-1の状態でピッチに入り、体を張ってゴールを守り勝利に貢献しました。

「あの時間に入ったら自分の仕事ははっきりしてる。その仕事を全うするために必死にやるしかない、そういう気持ちでプレーしました」と。

メンバーに入らなかった期間も、常にしっかりと準備をし、真摯にサッカーと向き合う姿はチームにいい影響を与えていました。
「出られなかった時の想いは、悔しい気持ちとかいろいろありますけど…なんとかチームの力になれないかということを考えていました。悔しさが強すぎると心が乱れてしまうので、悔しさとか苦しみがあるから、嬉しさもあるのかなとかいろんなことを思ったり。どんな状況でも、少しでもできることをやって、チームに何をもたらせるか。それを追求しなければいけないと思っていました」

大分戦は3日後。ホームに戻っての試合となります。
「今回は1週間準備する時間がある。自分たちがやってきたことをもう一度整理して、出しきる、やり切る。そこに尽きると思う。連戦で疲れもあって、どうしても一歩遅れたりという部分があったけど、うちのチームはそこが重要なんだと思う。誰かがほんのちょっとでも遅れるとダメだし、そこをみんなで意識してやり切ることだと思っています」

ほんの一瞬、もしかしたらほんの数センチ。
その意識を強く持って、挑む大分戦。見逃せない一戦になりそうです。（13日16:00キックオフ）

そして、こちらは古林選手！
常に、運動量豊富にサイドを走りチャンスを作り出しています。

前節の松本山雅戦を振り返って話を聞きました。
「もう少し、前半から自分がどんどん上がっていければよかったんですけど、スイッチが入るのが遅かった。相手が3バックだったけど、5枚になるような時も多くて、そうやって引いてくる相手をどう崩していくかという部分は課題になったと思います。僕自身は、前半は戸惑ってパスミスも多くなってしまったけど、出方に注意して後半に生かすことができたと思います」

菊池選手へのスルーパス、クロスの場面などチャンスを演出しました。
「スルーパスの場面など、ああいうシーンを増やしていけば決定機も多くなると思う。クロスも同じで、いかに増やしていくか。クロスだけじゃなくてシュートまでいきたいし、ドリブルとかクロスとか使い分けて判断よくやっていきたいと思います」

この4連戦は一年の中で一番厳しい日程でした。
「夏場もきついと思うので、うまく動くことが大事。効率よくしっかり動くことを意識したいです。あとは、松本山雅戦の前半のように、守備にまわることが多い時にいかに自分が出て行って攻撃参加できるか、決定機を増やしていくかだと思う。チームがきつい時にいかに上がれるか、精度のよいクロスを上げられるか。あの場面で、サイドが頑張らなければいけないと思う」と古林選手。

一番走っていると言ってもいい、サイドの選手が「きつい時にいかに頑張れるか」ときっぱり。自身の役割に責任をもっています。

「ここからまたリスタート。課題はたくさん見つかったので、日々の練習で意識して大分戦に向かいたいと思います」

※大分戦試合情報はこちら！
http://www.bellmare.co.jp/53608