【馬入日記：5月4日】甲府戦、そして松本山雅戦へ。遠藤選手インタビュー

昨日はヴァンフォーレ甲府と3年ぶりの対戦。実に熱い一戦となりました。
雨の降る中、最後までフルパワーの応援、本当にありがとうございました。

結果は1-1の引き分け。馬場選手のゴール（今季6得点目！）で先制するも後半に失点。大野選手が2枚の警告で退場となり、最後の10分強は一人少ない中で、全員が体を張ってプレーし続けました。

明後日にはまたアウェイで試合があるという状況。リカバートレーニングの後の遠藤選手に話を聞きました。

「甲府は力のあるチームだと思いました。かなりボールも動かされたしチャンスも相手のほうがあったと思う。でも焦らず落ち着いて、最後のところで粘り強く守れていたと思います。前半は無失点で抑えられたし、いい形で得点もとれていた。全体的に悪くなかったと思います。前節の愛媛戦では、ミスが多かったり、前線からプレスにいけていなかった。攻から守、また守から攻への切り替えが少し遅かった印象でしたけど、甲府戦ではそこを意識していたし、前線からコバショウさん(古林選手）や薫くん（高山選手）がプレスにいける場面も多かった。そういう意味では改善されたというか、元の湘南らしいサッカーに戻せたかなと思います」と遠藤選手。

強力な2トップを擁する甲府。高崎選手には得点を許しましたが、現在J2リーグ最多得点のダヴィ選手をしっかりと抑えました。

「抑えられたことは自信になります。強いし高さのあるFWだったので、対応は難しかったんですけど、自分の中でここは奪いにいくところ、ここは遅らせてしっかり対応するところという判断がしっかりできたかなと思います。全部がむしゃらにとりにいくのではなくて、冷静になって、ドリブルを仕掛けてきたところで体を入れたり、スルーパスに対してポジションをとって裏のカバーをしたり、そういった判断をいつも以上に意識していました」

“判断”の部分は経験によって培われることも多いと思いますが、遠藤選手はまだ19歳。
どのように習得してきたのでしょうか。

「うーん…。ユースの時からそこは意識してやっていました。センターバックとして一番大事なところだと思うし、僕の特徴でもあると思うので。例えば、ラインを上げるところや、前から行かせるところ。ボールを奪いにいくところ、もしくはいかないで周りのサポートを待つところなど、そういう判断は試合を重ねていくごとに、より早く、よりいい判断ができるようになってきているとは思います。意識して積み重ねてきたことは、ある程度甲府戦で出せたと思う。でも、まだまだ。失点のシーンは、僕が右の高崎選手を見れていれば、ダヴィのところにスライディングしにいかなかったと思う。ちょっとあそこで首を振ったり、我慢していればよかったかなと試合後に思いました。やっぱりまだまだ課題を感じます」

また、試合中に決してイライラしないのが遠藤選手。
相手選手がどんなに熱くなっても、落ち着きを保っています。なぜ？と聞くと…

「別に怒ってもしょうがないかなって（笑）」とごもっともな意見。

「でもこれまで、イライラしたことがないわけじゃない。去年など、チームがうまくいかない時に自分の中でイライラして自分のいいプレーも出せないことがあった。それじゃあ結果は出ないと思った。やっぱり試合は90分あるし、たとえ立ち上がりの30分が悪くて失点してしまったとしても、そこで“なんだよ”と思うより、しっかり気持ちを切り替えて、みんなで鼓舞し合って、1点、2点ととりにいく姿勢を出すことが曺さんの言う“GET3”に繋がると思う。そういうことは学べてきていると思います」と遠藤選手。

また、昨日は80分に一人少なくなるアクシデントもありました。初めての状況でしたが…

「点をとりにいきたかった時間帯だったので、苦しくはなったけど、多少下がることはあっても10人になったからといってやることは変わらずしっかりコンパクトにして戦えた。最後のところで粘り強く守れていたし、みんな体を張っていたと思います。そういう意味では本当に勝点1がとれたのは次に繋がると思うし、ポジティブに捉えていいんじゃないかなと思います」ということ。

さぁ4連戦の最後は松本山雅FC戦です！
シーズン前から“楽しみにしていた”という方も多いことでしょう。

「チーム状況的にこの3試合勝っていない。でも内容が悪いわけじゃないし自分たちのやりたいことはやれていると思うので、アウェイですけど、まず自分たちのサッカーを出して勝点3にこだわって戦いたいと思います。反さん（反町監督）のチームということで、セットプレーとか、試合中の駆け引きも面白くなると思います」

明後日には試合。コンディションは？と聞くと…
「大丈夫！寝れば元通りです！」と笑顔で返ってきました。

 
さて、明後日はアウェイで松本山雅戦ですが、次のホームゲームは5月13日の大分トリニータ戦です！
この大分戦は「平塚信用金庫スペシャルデー」として開催されます。

当日、ご来場の皆さんの中から抽選で、毎年大好評の平塚信用金庫＆ベルマーレのコラボTシャツに選手の直筆サインが入ったものがプレゼントされます！

また、大分戦は「寒川町民デー」として開催されます！
寒川町に在住・在勤・在学の方は、お得な「町民デーチケット」をお求めいただけます。
自由席大人は当日価格の半額となる1,500円、自由席小中高・シニアも当日価格の半額となる500円です。

この他、寒川町の名産品プレゼントなども！当日をお楽しみに。
ぜひお誘いあわせの上、スタジアムへお越し下さい！

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