馬入日記
【馬入日記:4月18日】「お互いの信頼で」鎌田選手インタビュー
東京V戦まであと4日です!
練習後、鎌田選手に話を聞きました。
まずは、前節の横浜FC戦で決めたアシストのシーンについて。
「アシストに繋がったシーンの前にも、賢治くん(馬場選手)とのワンツーから抜け出した場面があったんです。そういった前に出ていくプレーができていたし、自然と体が前に動いた感じ。普段よりは一歩二歩、前に出ていけたのでああいう形が作れたと思う。体が勝手に動いた感じでした。呼ぶ声がしたので、このあたりに蹴れば誰かいるだろうという感じで入れました」
フワリと入ったクロスに高山選手が飛び込んでダイビングヘッド!
1-1だった状態から、貴重な追加点をとなるファインゴールが生まれました。
「考えたプレーというよりは、いつも練習でやっていることを出せたという感じ。ああいうプレーを練習しているわけじゃないけど、前へ前へという普段からの意識があるから自然と動いたのだと思います」と鎌田選手。
試合全体を振り返ると…
「正直きつかったところもありました。相手のFW2人が大きかったので蹴ってくることが多かったけど、対応はそんなに悪くなかったと思います。みんなの焦りもなかったと思うし、3点目くらいまではいい流れできていたと思います。失点はもったいなかったなと思います。1失点目は特に、僕がシュートブロックできる場面だったと思うから、そこを防ぐことができればさらによくなっていくと思う。個人的には強さがもっと必要。攻撃に繋がるような積極的な守備をもっと増やしていきたい」ということ。
また、2-1、さらには3-1になっても前への意識は衰えませんでした。
「今までだったらきっとなんとかして守り切ろうという雰囲気になったと思うけど、今年のチームはさらに点をとろうという意識が強い。点をとりにいく姿勢は、相手に脅威を与えるしこれからも続けていければと思うけど、最後に慌てることのないように、後ろから落ち着かせるようなことができればもうちょっと成熟したいいチームになると思っています」
それにしても、3バックに求められる運動量もかなり多いものがあります。
「いやでも、サイドのコバショウ(古林選手)や薫くん(高山選手)は本当にきついし、賢治くんも本当に前からあれだけ追ってくれるから、後ろからするとあれだけ前の選手が頑張ってるんだから、応えなきゃと思う。前の選手がいいから後ろはなんとかなってると思うし、とにかくなんとかして守り切ろうと思う」
前の選手からは「後ろの選手があれだけ踏ん張ってくれてるから」という声を聞きます。
「そうやってお互いが信頼できているのがいいことだと思う」と鎌田選手。
さて、今週末の東京V戦に向けて、現在厳しいトレーニング中です。
「練習では、厳しさやキツさの中に楽しさがあるし、みんなが成長してるっていうことが少しずつ分かる毎日。学ぼうとする気持ち、さらに上にいこうという気持ちがみんなにあるからやってて本当に楽しいです。勝って学ぶことは大きいし、結果によって自信をもってやれているという部分もあります。自信になることを増やしていって、いつか壁に当たった時も、今のような状態を沁みつけておけばすぐに乗り越えられると思う」
東京Vは現在3位。勝点6差です。
「ここから、上位のチームと戦うし連戦にもなる。次のヴェルディがもう一度スタートだと思って、気持ち的にも準備していきたい。チームとしてもここが勝負というものが雰囲気として出ているので、変な緊張とかじゃなく、今までどおりチャレンジャーの気持ちで、気持ちで戦っていくことができればゲーム自体を楽しめると思う。そういう気持ちで試合への準備をしたいと思います」
東京V戦まであと4日。最善の準備をして当日を迎えます!
ところで、今日は岩尾選手のお誕生日でした!24歳になりました。
練習終了時には、日体大の伝統「エッサッサ」を見せる羽目になり、チームメイトの前で全力のエッサッサを披露。練習見学に来ていたサポーターの皆さんも含め、大爆笑&拍手喝采!
「充実した1年にできるように頑張ります」と語っていました。