馬入日記

【馬入日記:4月17日】充実の日々。菊池選手インタビュー

日曜日に行われた横浜FCとの一戦、取って取られてと壮絶な戦いとなりましたが、3-2で勝利を収めました。
馬場選手の今季4得点目で先制し、一度追いつかれるも52分に高山選手が待望の今季初ゴール。そして68分に菊池選手が豪快なゴールを決め3-1に。84分にCKから失点し1点差に詰め寄られますが3-2のまま終了のホイッスルを聞きました。

菊池選手は12日に21歳の誕生日を迎えたばかり。21歳最初の試合で貴重な3点目を決めました。
「開幕戦の京都戦で同じような形で外してしまったので、あの一瞬はめちゃくちゃ集中して蹴り込みました」と振り返ります。

古橋選手がドリブルで前へ前へとボールを運び、古橋選手曰く「自分でいこうと思ったけどボールが流れてしまった」ところに菊池選手が猛然と走り込み、右足で思い切り振り抜きました。
抑えのきいた強烈なシュートがネットに突き刺さりました。

「フルさん(古橋選手)がドリブルするかなと思ったんですけど、奪ってからああいう形でペナルティエリアまで走って入っていけたことが点に繋がったと思います。あとはフルさんと僕だけじゃなくて、奪った瞬間から周りで一緒に上がってきた選手もすごくいっぱいいて、それによってDFが翻弄されて、あのスペースが空いたんだと思う」と。

菊池選手が得点を決めたのは、2-1で勝っている状態。
それでも攻撃の手を緩めることはありませんでした。
「毎試合そうですね。勝ち越しても前へいく姿勢は変わらない。それが結果に繋がっているんだと思う。今年は本当に1点とれた後に2点目、3点目がとれている。そこがまだ出せたのはよかった。ただまた2失点してしまったというのは次の課題だと思っています」

試合前、「もっとボールに関わらなければ」という話をしていましたが…
「そこはすごく意識して臨みました。間で顔を出したりボールを呼び込むプレーというのは、前の試合よりは増えたかなと思います。ただもうちょっとゲームの展開とか場所を考えて、落ち着いてプレーすべきところもある。そういう細かいところは精度を高めていかなければと思います」と菊池選手。

今シーズンは、「見ていて面白い!」という声をたくさんかけていただいています。その“楽しい”という気持ちはやっている選手たちも強く感じているところ。
「まず一番はうちのサッカースタイルが面白いんだと思う。それに、みんなが勝つためにとか点をとるためにひとつになっているし、ワンプレーワンプレーで相手に負けたくないという気持ちを一人ひとりが出している。横浜FC戦も球際とかそういう部分で自分たちのよさが出ていたと思います」

そして試合のみならず練習でも、選手たちが溌剌とプレーする姿が印象的です。
「何と言うか…すごく充実してます。1日1日がすごく濃い。本当は去年もそうじゃなければいけなかったんですけど、質や意欲がすごく上がっていると思います」と。
今日の2部練習も、相当きつい練習をしているのですが、集中力高く、よく声が出ている中で行われていました。

さぁ次節はアウェイで迎える東京ヴェルディとの一戦!
東京ヴェルディは現在勝点16(6差)で3位。上位決戦です。
「相手が変わっても自分たちのやるべきことは変わらないし、やり続けるだけ。上位対決になるのでここで勝てれば大きいと思う。またひとつになって戦いたいと思います」

4月22日(日)駒沢にて14:30キックオフです。
ぜひ近いアウェイ、たくさんのご声援よろしくお願いします!

※駒沢でベルマーレグッズの売店出店!待望の2ndユニ登場です。
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さて、先日の横浜FC戦の試合後、ベルマーレフットボールアカデミーの「保護者説明会」が行われました!

この説明会はユースの保護者とJr.ユース3チーム(平塚、小田原、南足柄)の保護者、さらにスクールの保護者、そして地域の指導者の皆さんにご参加いただいて行われたもの。

眞壁社長の挨拶で始まり、大倉強化部長の育成コンセプトの説明、二階堂先生のメディカルについて、産能大、平塚学園の進路についてなど保護者の皆さんに説明を行いました。

そこへ、試合直後の曺監督と西形S&Cコーチも駆けつけました。(ハードワーク!)

曺監督が長年携わってきた育成年代において大切なことは何かを語り、また西形コーチより栄養についてのアドバイスなども行われました。ユースやアカデミーがトップチームとの関わりが強いことをより知っていただけたはずです。

今年のトップチームにはアカデミー出身選手が6選手。
多くのアカデミー出身選手が在籍し、しかも試合に出場していることも含め、ベルマーレが掲げるアカデミーの方向性を再確認する機会となりました。