馬入日記
【馬入日記:3月26日】J初出場&初ゴール!大槻選手インタビュー
アウェイで行われたロアッソ熊本戦、壮絶な点の取り合いの末、3-3の引き分けで幕を閉じました。
先制され、馬場選手の3試合連続ゴールで同点にするも追加点を奪われ1-2で前半を折り返します。
後半、古橋選手のベルマーレでの初ゴールで再び同点にし、さらに大槻選手のゴールで逆転に成功!しかし、87分にCKから失点し、3-3に。
めまぐるしい展開に白熱した試合となりましたが、残念ながら連勝を5にのばすことはできませんでした。
しかし、そんな中でも負けなし(4勝1分)は継続し首位をキープしています。
そして、初出場となった大槻選手の初ゴールと、これまでの試合同様に途中から入った選手の躍動、活躍も目立つ試合でした。
その大槻選手にゴールした瞬間の話を聞きました。
「もう無我夢中でした。狙い澄ましたシュートというより、気持ちで入れた感じでした。開幕の直前にケガをして悔しさがあった分だけ、昨日は本当に嬉しかったです」と大槻選手。
ゴールをした後は一目散にベンチへ猛ダッシュ!
「よく覚えていないんですけど、勝手に足が向かってました。でもみんなにボコボコにされて(笑)、点決めたのに痛いのしか覚えてない!ちょっと本気のボコボコやったと思います(笑)」
ベンチの前で、確かにボコボコに叩かれる大槻選手。その様子からチームの中で愛され(いじられ?)キャラであることが伺えます。
大槻選手が途中出場したのは71分。2-2の同点という緊迫した展開の時でした。
「こんなに緊迫した時に入るんやと思って、かなり緊張しました。曺さんからは“お前のよさを出せ”ということと、裏に抜けたりしっかりボールを受けに入ったりしろと言われました。これまで2回メンバーに入って、今までは出られなかったのでついにきた、と。出たら絶対に点を決めるという決心だったし、チャンスをもらった感謝を結果で返したいと思っていました」
そんな中、投入されて8分で得点を決めるという大仕事。
なんとかそのまま3-2で勝利といきたかったところですが、最後に失点を喫してしまいました。
「3-2になったところで、心のどこかでこれで勝てたというのが少しでもあったのかもしれない。本当に最後まで集中して、ここは絶対に勝ち切るんやという気持ちの強さが大事なんだと思っています。リードしている時に、いつもならもっとしっかり繋いだり、もう1点をとりに行っていたのにアウェイということもあったからかクリアが多くなってバタついてしまった。4点目をとりにいくのではなくて守ってしまい、徐々にラインが下がって押し込まれ、結局ああやってCKから決められてしまった。本当にこの失点で教えられたと思います」と大槻選手。
改めて、試合に出場したからこそ感じられたこととは。
「まず、点をとれたことは一番自信に繋がるものだったと思います。僕はFWなので絶対に点をとらなければいけないと常々思っているので。そこはこれからも絶対に続けなあかんことやと思っています。課題としては、最後まで集中力を持続させなければいけないという部分を痛感しました」と。
次節は再びアウェイゲーム。ガイナーレ鳥取との対戦です!
「まずは試合に出るために頑張らなければ。本当に毎週、サバイバルなので。自分らしさというか、負けたくないと思うのは、“そこを決めるか”みたいなゴールを決めることや貪欲に点をとるという気持ち、泥臭いプレー。僕はみんなみたいにうまくないので、そうやってこれまでも点をとってきた。気持ちが全てなのでそういう部分は負けたくない」
熱いハートで戦う大槻選手。今後のますますの成長に期待です!