今年、湘南ベルマーレは50年目のシーズンを迎えます。藤和不動産サッカー部からフジタ工業サッカー部、ベルマーレ平塚から湘南ベルマーレとチーム名は変わっても、取り巻く多くの人々の変わらぬサッカーへの情熱がクラブを支え続けたことに改めて感謝を申し上げます。
Jリーグ発足より今年で25年を数えますが、苦難の荒波が押し寄せても多くの夢と汗が、今日のベルマーレを創り日本のスポーツ界に大きな足跡を刻んだ歴史は私たちの大きな誇りです。
Jリーグ百年構想のフロントランナーである私たちは「あのフジタ」を、「あのベルマーレ」を取り戻すためにさらなるチャレンジを続けてまいります。そこには秘策も王道もなく、50年間持ち続けたサッカーに対する情熱とリスペクトを今日も明日も忘れることなく持ち続けることが唯一の道と信じ、また実践することをお約束いたします。
これから先も多くの困難が待っていることでしょう。しかし皆さんと共に語り、手を取り合って一歩一歩進んでいく先には誰も見たことのない感動が必ず待っているはずです。そこにはさらなる夢も芽生えているに違いありません。
共に歩んでいきましょう。変わらぬ夢と情熱を持って。
『万里一空』
目的、目標、やるべきことを見失わず励み頑張り続ける。
代表取締役会長 眞壁 潔
Makabe Kiyoshi
みなさまの熱い温かいご支援のもと、1968年栃木県那須の地で藤和不動産サッカー部が創設されてから、今年50年を迎えることができました。ここにあらためて感謝申し上げます。
創部からベルマーレまで連綿とつながるこの50年には、多くの方々が携わり、いろいろな出来事に遭いながらも、そのたびに進取の精神で乗り越えてきた歴史があります。その歴史の重さを感じ、奮闘されてきた先人たちに敬意を表するとともに、みなさまと歩む次の50年に向けて、明るく元気なスタジアム空間、地域を創造し、湘南から日本へ、世界へメッセージを発信していけるよう、しっかりと歩を進めてまいりたいと思います。そのために、「女性のパワーの活用」、「国際化」というテーマにも取り組み、「2020東京オリンピック・パラリンピック」も契機にして、多様性を実感、体感して変化してまいります。
50周年を迎える今シーズン、厳しい戦いが続くときもあるかもしれませんが、みなさまと一緒に、クラブ一体となり、「湘南スタイル」を進化・深化させながら、上を見据えて戦ってまいります。
温故知新の言葉の意味を理解しながら、クラブとしてマインドチェンジを図り、さらなる高みを目指してまいります。引き続きのご支援、ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 水谷 尚人
Mizutani Naohito