我が家とベルマーレの出会いは2010年。
知人にチケットをいただいて観戦し、「こんな素晴らしいチームが、すぐそばにあった」ことを知って以来、我が家に「ベルマーレのある生活」が始まりました。
ベルマーレの魅力の一つは、選手やスタッフの皆さんがあり得ないほどの「近い距離」で接してくださること。
特に遠藤航選手と松本拓也選手とは、他チームへ移籍してしまった今でも仲良くしていただいています。

昨年、妻がガンに侵されました。
その影響でしばらく家族全員での観戦はできなくなってしまいました。
そんな中、曺貴裁監督からメッセージのお返事をいただいたことがあります。
小林麻央さんが乳がんで亡くなった頃です。
監督が麻央さんのことを選手の皆さんに話した、というニュースがありました。
私は‟思うこと"があって、シーズン中に大変失礼だと思いながら、でもやっぱり伝えたいと、曺監督にメッセージを送らせていただきました。
そうしたら、「まさか」でしたが、返事をくださったのです。

「何ができるかわからないけど、全力で生きたいし選手にもそうしてもらいたい。
　ベルマーレで元気になってもらえるように。」

そんな返事をいただきました。
闘病中だった我が家に、大きな‟チカラ"をいただきました。

だからこそ、創立50周年にあたる今年の『ALIVE』というスローガン、すごく心に響きました。
「生き続ける、生きているということを周りに示す。見ている人の気持ちが動かされる試合を何試合もしたい。」
そう熱く語る曺監督。

我々は、ベルマーレから多くの‟チカラ"をいただいています。
それは、曺監督のその気持ち・想いが、「ベルマーレ」という我々の心を動かす存在になっているのだと思います。

曺さんは、我々にとって「サッカーチームの監督」の領域を超えちゃってますね！

これからも、元気になった家族全員で一試合でも多く観戦したいと思っています。
これからも、ベルマーレと共にALIVE！