馬入日記

【馬入日記:3月6日】「次こそが大事」大野選手インタビュー

京都との開幕戦を2-1で勝利し、いい形でシーズンがスタートしました。

京都戦の終了間際、アディショナルタイムで菊池選手が決めた逆転ゴールをアシストしたのは、大野選手。
自陣でのボール奪取から、長い距離をドリブルで駆け上がり菊池選手へラストパスを送りました。
ゴールが決まった後、二人が最高の笑顔でベンチへ走り込む姿は印象的でした。

「ボールを奪った時に“いくしかない”と思ってゴールに向かいました。前半、1回持ち上がった場面があったんですけど、横パスを出してしまってとられてカウンター受けてしまった。ハーフタイムに曺さんに怒られていたので、もう絶対に横パスだけはしないという気持ちで、縦に集中しようと思って走りました。大介(菊池選手)がちょうどいいタイミングで走ってきたので、ここしかないと思った」という大野選手。縦へ、ゴールへ、前へ…という意識が逆転ゴールを演出しました。

ボール奪取の場面も、落ち着いてクリーンに奪い取りました。
「京都のパスは最初はやりにくかったけど、タイミングが掴めて分かってきた。前半は躊躇していけない場面もあったけど、後半は迷わずいけました。うまく奪えて結果的に得点に繋がってよかったです」

試合全体を振り返ると…
「パスミスが少し多かったですけど、その後の切り替えは断然うちのほうが早かったと思う。そういう意識の部分が結果に繋がったと思います。相手の動き出しが速いので、そこを意識することと、DFの3人だけじゃなくてサイドハーフがしっかり絞ってくれてたのでしっかり連動しながらチーム全体で守れたと思います」ということ。

DF陣の奮闘は目を見張るものがありました。目の前の相手との勝負に負けない強さがありました。
「最終的には1対1の勝負だし、そこで負けなければ点をとられることはない。僕たちDFはそこが一番求められるところだと思う。切り替えや球際の部分でも、全然負けてなかったと思うし、そういうことが相手より先手先手でいけた。強い京都が相手でもいいサッカーができるっていうことが分かったし、さらにみんなで継続してやっていきたいと思っています」

次節は最初のアウェイ、ザスパ草津戦です。(3月11日 15:00キックオフ)
「まだ開幕戦が終わったばかりなので、次がすごく大事。本当に次だと思う。勢いに乗るのはいいことだけど、しっかり足元を見て、切り替えてやっていきたいと思います」

気を引き締めて迎えるアウェイ草津戦。
ぜひ、たくさんのサポーターの皆さんが草津で声援を送って下さることを願っています!