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2009Jリーグ ディビジョン2 第4節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第4節
2009年3月25日(水)19:04キックオフ 札幌ドーム
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0 前半 0 0 後半 1 |
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3 >> 3 | 勝点 | 9 >> 12 |
-分 - – | 得点者 | 89分 22 中村 祐也 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 佐藤 優也 | 1 | GK | GK | 32 | 野澤 洋輔 | 0 |
0 | 芳賀 博信 | 18 | DF | DF | 5 | 臼井 幸平 | 1 |
0 | 趙 晟桓 | 15 | DF | DF | 19 | 村松 大輔 | 0 |
0 | 吉弘 充志 | 2 | DF | DF | 3 | ジャーン | 0 |
1 | 西嶋 弘之 | 6 | DF | DF | 18 | 鎌田 翔雅 | 1 |
2 | 藤田 征也 | 7 | MF | MF | 7 | 寺川 能人 | 0 |
2 | ダニルソン | 14 | MF | MF | 2 | 田村 雄三 | 0 |
1 | 上里 一将 | 20 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 0 |
2 | 西 大伍 | 22 | MF | FW | 10 | アジエル | 1 |
2 | クライトン | 10 | MF | FW | 34 | 田原 豊 | 1 |
0 | キリノ | 19 | FW | FW | 11 | 阿部 吉朗 | 1 |
– | 荒谷 弘樹 | 16 | GK | GK | 16 | 植村 慶 | – |
– | 岡本 賢明 | 17 | MF | DF | 30 | 島村 毅 | – |
2 | 砂川 誠 | 8 | MF | MF | 21 | 永田 亮太 | 2 |
1 | 宮澤 裕樹 | 11 | FW | MF | 22 | 中村 祐也 | 1 |
1 | 横野 純貴 | 24 | FW | FW | 9 | トゥット | 2 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 10,786人 [天候] 屋内、無風 [気温] 20.2℃ [湿度] 32% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 沖野 隼夫 [主審] 奥谷 彰男 [副審] 村井 良輔 [副審] 岡 宏道 [第4の審判員] 原尾 英祐 [記録員] 三好 健寿
中村選手コメント
(ゴールシーンについて)相手が前がかりになっていたし、トゥットもアジエルもスルーパスを前に狙っていたので、一人は前で受ける選手がいたほうがいいのではないかと思っていました。
そこのスペースに人が薄かったのとアジエルやトゥットの特徴を考えて、ベンチにいる時から短い時間で出場するならそこを狙おうと考えていました。
DFが後ろにいたけれど、一度後ろを見て確認したら距離があると感じたので、落ち着いて(シュートを)打てました。あの(首の)ひと振りは重要だったかなと思います。
(待望のJ初ゴールでしたが?)初めて試合に出場した時もそうでしたが、嬉しい気持ちと共にこれまで支えてくれた人たちの存在が大きくて、ここまでやってくることができたと思うので、そういう意味でも結果を出すことができて本当によかったと思います。また今後に繋げていきたいと思っています。
野澤選手コメント
90分間みんなで我慢して守り抜いたことが勝負を分けたと思います。
最初に札幌の2選手が退場しましたが、その2選手をキーポイントにおいていたので、どういうプランで戦ってくるのかなと思っていました。FWのパワーは多少落ちたかもしれませんが守備の力は高くなったのではないかと思いました。
(4連勝について)まだ始まったばかりだし、とにかく一戦一戦やっていくしかないと思っています。セレッソも連勝しているし、ここからですね。
(ビッグセーブも連発しましたが?)前半、後半ともに1本ずつフリーにさせて決定的な場面を作られているので、僕の指示の声がまだ足りなかったかなと思います。
いつも思っていることですが、自分が目立つ試合というのは、うまくDFを動かせていない時なので反省のほうが多く出てきます。
セーブについては、自分の手の届くところにボールがきたのでラッキーだったんだと思います。
シーンをひとつひとつとったら、反省すべきところはたくさんありますが、総合的に見て失点ゼロに抑えたことは何よりもよかった。
みんなで凌いだからこそ、最後のワンチャンスが生まれたのだと思うし、祐也(中村)が決めてくれた。決めてくれると信じていました。
鎌田選手コメント
みんなで我慢して、最後まで諦めなかったからこそ、得られた結果だと思います。
対面したのが藤田選手でしたが、クロスを縦に入れてくる選手なので、自分としては仕事をさせないことを第一に考えていました。持たせないでカットするなど、ある程度は対応できたと思います。
攻撃面では上がるタイミングが少しずつ掴めてきました。今日はシュートまでいくシーンも作れましたが、もっと攻撃面で積極的にやって相手に脅威を与えるようになりたいと思います。
今季自分が出て3試合目ですが、落ち着いて入ることができました。すごくいいスタジアムで、緊張ではなく逆に気持ちが入ってやりやすかったです。
ジャーン選手コメント
難しいゲームでしたが、監督から言われていることをみんなが忠実にやり、跳ね返すことも多くできて結果を手にすることができました。
90分すべてハードだったが、特に相手がボランチを交代して前に人数を増やしてからはクロスが増えてより厳しくなった。それでもノジ(野澤選手)をはじめDF陣やチームみんながよく頑張った。祐也もゴールをよく決めてくれたし、アジエルもゴールに貢献してくれた。
(仙台戦に向けて)言うまでもなく仙台は素晴らしい選手が揃っている素晴らしいチーム。でも自分たちはホームだし、たくさんのサポーターの前で不甲斐ないゲームは当然したくない。まずは長距離移動の疲れをきちんとリカバーして、自分たちのサッカーを見せられるように備えたい。
臼井選手コメント
よく耐えたと思います。終わってからジャーンと「疲れたね」と言い合ったほどです(笑)。
耐え抜いたゲームのなかで祐也がよく決めてくれたし、アジエルも祐也のことをよく見ていた。またジャーンをはじめ、中で全部跳ね返してくれた。厳しい試合だったけど、勝ててよかったです。トレーニングから徹底しているから、それが試合に出ているとすごく感じる。
個人的には、守備だけでなく自分の特長である攻撃面ももっと出せるようにしたいと思っています。
(仙台戦に向けて)ホームだし勝ちに行く。耐える時間はあると思うけど、その時は受身にならず今日のようにしっかり耐えて、粘り強く対応することが大事だと思います。
札幌 石崎監督 試合後コメント
総評
前節前半に2点、ミスからの失点をし、後半追い上げながらも1点しかとれなかったということで、イージーなミスをできるだけ少なくしていこうと(思っていました)。
2日間しかなかったのですが、戦う気持ちを持ってやっていかなければなかなか点は入らないだろうということでトレーニングをしました。ホームでなかなか勝てていないという話を聞いていて、今日こそはサポーターに勝利をプレゼントしようというとで試合に入ったのですが、立ち上がりにキリノと上里がぶつかるというアクシデントがあったというところで、宮澤と砂川を入れました。途中から入りながらも流れを崩すことなく良い形で攻撃ができていたのではないかと思います。
ただ、後半に決定的な形が何本かあったと思うんですが、サッカーというのはゴールしないとなかなかリズムが取れないということで、最後の最後のところをまだまだ改善していかなければならないんじゃないかと思います。ディフェンスのところは、向こうに何本か攻められているんですが、やはり簡単に決定的なピンチを作られてしまっているというところ。頑張って守っているとは思うのですが、一瞬の隙を突かれてしまっているというのが、まだまだディフェンスラインプラスやボランチのところに課題があるんじゃないかと思います。
最後の失点のところも、ディフェンスラインの裏に出たボールをそのまま追いかけていれば何でもなかったと思うんですが、スピードを止めてしまった。そういうところにまだまだ甘さがあるんじゃないかと思います。
次の試合まで中3日しかないのですが、攻撃のところは今の形をもっともっと精度を上げて、守備はもっと集中してやれるようにしていきたいと思います。
質疑応答
-前半に激突した上里選手とキリノ選手の現在の状態は?
僕も詳しい話はまだ聞いていませんが、キリノが前頭部、上里が横(頭部)を縫ったという話までは聞いています。意識はしっかりしていると聞いています。
-決定機をいくつも外したが、どのように改善していくか?
やはり相手も身体を張って守ってくるので、それ以上の気迫を持ってやっていくということ。今日はクロスに対してゴール前に入っていく動きはだいぶ改善できていると思いました。そこにクロスの精度、やはり、上げたボールが味方に当たるといった部分を改善できればと思います。
-チームのアグレッシブさにはまだ不満があるかと思いますが?
そうですね。ゴールも生まれていないですし。やはりゴール前は相手も身体を張ってきますから、それをこじ開ける気持ちだと思います。もちろん気持ちだけでは点は入りませんが、そういうところも改善していきたいですね。
-最後に投入した横野選手の評価を。
彼にはゴール前での思い切りのよさがあるので、今日は10分間くらい出場しましたが、そのなかで飛び込んだり、前線から追いかけたりしたと思います。短い時間ですが、いい仕事はしてくれたと思います。ただやはり、センターフォワードですので、短い時間でもゴールを決めるという仕事がほしい。ひとつ、右サイドからのボールを宮澤がスルーをしたというのがありましたが、ああいうところはゴールするべきところだった。そこは経験が必要でもあるし、センスの部分でもあると思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
非常に疲れた試合で、肩が凝っています。札幌はホームの大声援のもと、サイドを中心とした攻撃を仕掛けてきたんですけれども、何とか跳ね返すことができて、最後にいい形で点を取れた、と。このチームは昨年に比べると非常に粘り強くなっていて、勝ち切る力が出来てきているなというのは感じています。
質疑応答
-次の試合に向けての修正点を挙げるとすると?
ゲームが近いので修正点の話をしても難しいのですが、まずフィジカルコンディションをしっかり整えてゲームに向かうということになる。今日は後半ちょっと中盤でのボールの動かし方が後ろ後ろへと行ってしまった。札幌は見ての通り、非常に前から来るので、それを上手く利用して、ディフェンスラインのところで勝負しようとビデオを見せたりトレーニングをしたんですけれども、最後のところではそれが奏功したと思います。そういったボールの動かし方、特に前半は中盤の真ん中辺りでこっちも主導権を握れなかったし、札幌もダニルソンが起点を作れなかったので、そこでうちが主導権を握れていればもっといい内容になったかと思います。強いて挙げるとそこでしょうか。