馬入日記

【馬入日記:2月10日】チームの躍進を祈り、妙圓寺で必勝祈願

本日、平塚市土屋の妙圓寺で必勝祈願を行いました。

午前練習を終え、監督以下、選手・スタッフ全員で、毎年お世話になっている平塚市土屋の妙圓寺へ。
住職さん、地域住民の皆さんがいつも温かくチームを迎えて下さいます。
新シーズンに向けた祈願と共に、たくさんの方に支えられていることに感謝をする時間となりました。

写真は住職さんやお手伝いいただいた皆さんと一緒に。

妙圓寺は江戸時代初期に開設されたという非常に歴史のあるお寺です。チーム全員厳かな気持ちで必勝祈願を行いました。

 
妙圓寺での必勝祈願、普通とは少し違うのです。

まず始めに、小さな山を登り、宝朱殿の前で一人ひとり祈りました。
そしてその後、お寺の境内にある弁才天 岩屋霊穴の中に入り、火が焚かれた中での祈祷が行われました。
一人ひとり、火をくべて祈ります。これには、「火で自分の中の迷いを清める」という意味があるそうで

す。

暗い中で火が焚かれ、厳粛な雰囲気の中での祈祷に初めての選手たちは驚いた様子でした。

今年のチームの躍進、そしてケガのないことを祈りました。

 
そして、必勝祈願が終わると境内では餅つきが行われていました。

杵でついた出来立てのお餅を振る舞っていただき、選手たちは大喜び!みんなで美味しくいただきました。

曺監督も餅つきを!
周囲の「よいしょー!」という掛け声と共に、力強くついていきました。

そして、マセナ選手も初めて餅つきを体験!
「どうやってやるの?」と最初は戸惑いぎみでしたがパワー全開でお餅をつくと「センスがあるね!」と褒められていました。

 

 
お餅をいただいて大喜びの選手たち。

いい顔してます、三原選手!

 

 

 

 

 

 
最後に、選手・スタッフ全員で住職さんのお話をお聞きしました。

「今年ほど、この恒例の必勝祈願が無事にできることを嬉しく思ったことはありません。昨年の3月11日までは、当たり前だったものが、何事も当たり前ではないということを感じました。今回、無事に皆さんをお迎えすることができ、地域のひとがお迎えするためにお手伝いをして下さる。そういうことが本当に有難く、嬉しいことだと感じています。
私どもの天台宗を開かれた伝教大師という方が、1200年も前に“一隅を照らす”という言葉を仰いました。ひとつの隅を照らすという言葉です。
みんなそれぞれ、立場も違う、仕事も違う、置かれた場所も違うけれど、それぞれの人がそれぞれの立場で一生懸命努めなさいと。その結果、この国が明るい国になると1200年前に仰いました。まさにいま、原点にかえって、それぞれの立場で、一人ひとりが努力することによって、まず周りが明るくなり、そして国がよくなり、やがては世界の平和につながるのだと思います。皆様も、今年一年、それぞれの立場で全力を尽くして努力をしていただければと願っております」

一人ひとりの心に響く、有難いお言葉をいただきました。

 

そして…

今日の必勝祈願では、シーズンチケット早期申込特典である「勝守」も祈祷していただきました。