馬入日記

【馬入日記:12月15日】「自分たちから仕掛けていくサッカーを」鎌田選手インタビュー

「対戦が楽しみ」と選手たちが語る、天皇杯4回戦まであと2日です。(17日17:00キックオフ vs川崎)
リーグ戦の時と変わらない、試合前のトレーニングが行われています。

練習後、鎌田選手に話を聞きました。
「コンディションは維持できていると思います。この前の練習試合の千葉戦では、相手のやり方に翻弄されてしまったところがあて、自分たちのやりたいことができず失点に繋がってしまった。個で打開された部分もあるし自分たちの単純なミスもあった。公式戦から離れたこともあったからか、メンタル面のコントロールがうまくできていなかったかもしれない。そのあたりは、今週の練習で詰めているというところです」

先日の菊池選手同様、鎌田選手も実はJ1チームと公式戦で対戦するのはほぼ初めて。
「フロンターレはA代表の選手をはじめレベルの高い選手がたくさんいるチームなので楽しみですね。そういう中でも、待たずにどんどんチャンレンジしていくことができれば自分たちの流れにもなると思う。受けることなく、自分たちから仕掛けていければと思っています。自分自身としては、守備はチームとしてやっていきながらも、どれだけ個で止められるかだと思っています。そして奪ったあといかに攻撃に繋げることができるか。守備でも攻撃でもいいリズムを作れるようなプレーができればと思っています」と鎌田選手。

鎌田選手といえば、「そこにいたのか!」とピンチの場面で突如現れて危機を救うというシーンが多い選手。そのあたりを聞くと…
「常に危険なところの予測というのはその試合の誰よりも意識してやっているつもりです。GKが裏を突かれたところのカバーだとか、センターバックの裏にボールを出されてセンターバックが追いつけなくても僕がFWの選手より出だしが早ければ追いつけると思うので、そういう危機察知能力という部分では、常に研ぎ澄ませてやることを意識してます」と。

「またいた!」「どうしてそこに?」というシーンは「自分としては偶然ではなくて必然」なのだとか。

「ただ、これまで防げるシーンはまだ他にもあったし、予測しても防げないシーンもたくさんあった。そういう時って“ここ入ろうかな”と思って“でもな”と躊躇した時にやられてしまっている。なので自分が感じたシーンはとにかく自分を信じてカバーに入ることが大事だと感じています。それから、そこで防げたものが自分たちのいい攻撃に繋がって得点まで結びつけることが大切。防ぐだけじゃなくて、攻撃でもっと自分のよさを出していきたいと思っています」

具体的に感じる様々な想いを、ピッチの上で表現していく。
臆することなくプレーし、結果を出したいと願っています。
天皇杯まであと2日。力を結集して挑みます!