【馬入日記：12月12日】天皇杯に向けて。菊池選手インタビュー

12月17日（土）の天皇杯4回戦に向けトレーニングが行われています。
昨日はジェフ千葉との練習試合が行われました。
45分を3本戦い、結果は1-2で敗れました。

今日のリカバートレーニングの後、菊池選手に話を聞きました。
「結果的には負けたんですけど、いろいろフォーメーション試しながら試合をやりました。僕自身も2本目と3本目は違うポジションで試合に出て色々なことを感じることができた。“楽しんでやろう”という気持ちで入ったんですけど、振り返るとやっていてすごく楽して充実した気持ちでプレーできていたと思います」

最近はFWやトップ下の位置で試合に出ることが多かった中、昨日は中盤のサイドでもプレーしました。
「最近やっていなかったし、後ろや前との関わりという部分で難しいポジションなので、少し守備の部分が不安だったんですけど、後ろが翔雅さん（鎌田選手）だったので試合前から“うまく動かして下さい”という話をしていました。本当にうまく声で動かしてもらって守備面でもプレーしやすかったし攻撃にもいきやすかった。翔雅さんに感謝したいです」と菊池選手。

リーグ戦が終わった後にも、天皇杯の戦いが残されているということに、選手たちの気持ちは高まっています。
「難しい時期ではあるんですけど、でも今いるメンバーは高い集中力で練習していると思う。高いモチベーションを維持するというか、それ以上のものをもってみんなやれていると思います。昨日の練習試合でも、フロンターレ戦に向かっていく気持ちという部分ではすごく一体感を感じました。僕自身はJ1のチームと公式戦で対戦するの初めてなので、そういう意味でも本当に楽しみ。どれくらい自分が通用するのか、チャレンジしたいという気持ちです」

改めて、今季のリーグ戦で感じられたこととは…
「成長を感じられた部分で言うと、気持ちの部分のコントロール。シーズンを通して浮き沈みのあった一年だったので、いろいろなことを考えることで成長できたと思うしそれは来年に活かせる部分でもあると思います。課題という意味では、一番は点をとらなければいけないというところ。そこで一番悔しい想いをしているので」ということ。

積極的なチャンレンジを繰り返す中で、惜しいシーンが多かっただけに2得点では「とても納得がいかない」と悔しさを滲ませます。

そして、「最後のヴェルディ戦はすごく印象に残っています。自分がベルマーレに来てからずっと憧れていたアジエルの退団が決まった後の試合だったし、ずっと一緒にやってきて、追い抜きたいと思う存在だった。すごく気持ちが入りました」と。
シーズンの始まる前から「ポジション的に、アジエルという壁がある。本当に厳しい競争だと思うけど草津で1年間やった意味を示したい」と力強く語っていました。

多くのことを感じ、学んできました。
階段を一段のぼり、これからまた新たに、自分自身で切り拓いていくことになります。
より一層の責任感を抱いて迎える天皇杯となりそうです。

　
さて、ルーカス選手が契約満了により今季をもって退団することとなりました。

ルーカス選手はブラジルのポルトアレグレからの移籍加入でしたが、ポルトアレグレではアマチュア契約だったため、実質のプロ契約はベルマーレが初めてでした。

「ベルマーレはプロとして自分のキャリアをスタートさせたチームなので、とても思い入れのある大切なチームです。今回、ベルマーレから来年のお話はいただいたのですが違う場所でチャレンジすることを決意しました。ベルマーレを離れてもずっと応援しているし、また何年か後に成長した自分を皆さんの前で見せられるよう頑張りたいと思っています。個人的には、できればプロのキャリアをスタートさせたベルマーレで自分のサッカー人生を終えたいと思っています」と話していました。

一年間という期間でしたが、若いルーカス選手の常に気持ちを感じるプレー、そして最後のヴェルディ戦でのゴールは印象深いシーンでした。

本人が語るように、来年は違う場所でプレーすることになりますが、いつか成長した姿を再び見ることができるよう願います。Boa Sorte！（ボアソルチ！／幸運を、頑張っての意味）

そして、今日はベルマーレグッズコーナーのあるダイエー平塚店にて「クリスマス選手サイン会」が開催されました！

「クリスマス選手サイン会」に登場したのは…
野澤サンタクロースと高山トナカイ！！人気者の二人が会場を大いに盛り上げました。

サイン会開始前から多くのお客様に並んでいただき、一人ひとり、サインをしたり写真を撮ったり…。

最後に行ったじゃんけん大会では熱気が溢れていました。

ダイエー平塚店では、ベルマーレのグッズを店内2Fグッズコーナーにて販売中。
年末年始も年中無休で営業していますので、ぜひご来店ください！