馬入日記

【馬入日記:12月9日】いざ、天皇杯へ!永木選手インタビュー

17日(土)の天皇杯4回戦に向けて、着々と準備が進んでいます。

永木選手にまずは今シーズンのリーグ戦を振り返って率直な感想を聞きました。
「シーズンを通してケガなく試合に多く出られたので、充実した1年間だったんですけど、結果という意味ではもちろん反省しなければいけない。自分の経験としては本当にいろいろ教えてもらったし、反省点もたくさんみつかったと思います」

中でも、一番学んだことは?と聞くと…
「プレーのことではないんですけど…これからもずっと課題になっていくと思うんですけど、シーズン通してメンタル面のコントロールというのは、すごく難しいなと感じました。自分のいい時、悪い時がある中でも、常に同じ気持ちで試合に入らなければいけない。どうしても同じ気持ちで入れなかった試合もあった。気持ちのコントロールというのはこれからの課題になってくると思うし、それを一番感じることができたので、来年に活かしていきたいと思います」と永木選手。

今年がルーキーイヤーとはいえ、大学4年生だった昨年、既に特別指定選手として試合に出場していました。
「気持ちの面では、去年のほうが試合前のコントロールはできていたと思う。毎回チャレンジ精神でやってやろうという気持ちだった。今年は出場する試合数が多かったこともあったけど、常に同じ気持ちでできなかったのは悔いが残ります。ただ、経験していくうちに、自分のメンタルコントロールのリズムというのは分かってくると思う。来年は今年よりもそういう波が少なくしなければいけないと思っています」

また、プレー面に関しては「どちらかと言うと反省点のほうが強く残っています。ボランチなので、自分の調子がチームの勝敗を左右するというくらいの気持ちでやってきました。最後まで責任もってやらなければいけないところを、やれなかった試合もあったと思います。成長したところはパスを前につけるといったところなど、前を意識するという部分は今年一番成長できたところだと思います。でも、課題のほうが多いですね。ボランチは守備もできなければいけないポジションだと思うので、守備もできてはじめてボランチと言えると思う。守備を疎かにしてしまうと自分の価値もなくなると思う」と。

さぁ、次は天皇杯です。
17日の対戦相手は川崎フロンターレ。永木選手にとっては、Jr.ユース、ユースと在籍したチームです。
「フロンターレは6年間もいたので、他のチームとはやはり違う思いがあります。相手はJ1だし、天皇杯っていう権威ある大会だし、すごく楽しみです。しっかりいい準備して、とにかく勝ちたい」

中学、高校と夢見ていた舞台。一度はトップに昇格できず、悔しい経験を味わうも大学で結果を出し、プロとしてその舞台に戻ってくることができたのです。

高山選手と共に、そういった面でも注目される一戦です!

 

 
ところで、今日まで平塚市役所で行われていました「平塚市障がい福祉事業所製品展示即売会」に、昨日鎌田選手と岩尾選手が訪問しました。

作業所のみなさんが手作りで製作したキーホルダー・草木染め・焼き立てのパン・クッキー等、様々な商品が展示即売され、二人も熱心に商品を見ていました。

今後、スタジアムのグッズ売店で不定期ながら作業所のみなさんの製作した商品を販売していく予定です。ぜひ、手に取ってご覧になってください!