馬入日記
【馬入日記:6月21日】劇的勝利で勝点50に!2位に4差をつけて首位キープ!
「久しぶりにベンチの前でガッツポーズなんてしてしまいまして、それぐらい非常に面白いゲームでしたね」という言葉が、反町監督の会見での第一声でした。
激動の試合、とってとられて2-2のまま迎えた終了間際。決勝ゴールを叩き込んだのは、猪狩選手でした!
選手もベンチのコーチやスタッフも、みんなが猪狩選手の上に重なり、この大きな1点を喜びました。3-2の勝利。勝点を50に伸ばし、2位セレッソと勝点に4の差をつけて首位キープです!
「嬉しくて嬉しくて、仕方がないです。去年1年間、自分なりに頑張ってきて、今日チャンスをもらった時に結果を出すことができたので本当によかったです。アジエルがすごくいいパスをくれて、ファーストタッチがうまくいったのであとは流し込むだけでした。得点後のことは、全然覚えていません。(記憶が)飛んでしまって今も思い出せません!」。最高の笑顔でそうコメントした猪狩選手。
平塚市金目の出身。幼稚園の頃からお父さんに連れられて平塚競技場に試合を観に来ていたという猪狩選手。「ベッチーニョが大好きで、いつもドリブルを真似していました」とマン・オブ・ザ・マッチのインタビューでコメントすると、スタンドからは大きな歓声が上がっていました。
「今日は両親や地元の友達も観に来てくれていたので、平塚で点をとれたことは本当に嬉しい。平塚で愛してもらえるように、これからも頑張りたい」と心を込めて話していました。
猪狩選手のゴールに、チームメイトやスタッフはもちろん、サポーターの皆さん、そして普段取材をしていただいている記者の皆さんまで、自分のことのように喜んでいる姿が印象的でした。ずっと頑張っていた姿をみんなが見ていたということでしょう。
試合後には、スカパー!のアフターゲームショーにも生出演し、ここでも“らしさ”を発揮していました。(必見です!)
そして最後には「ただこれで満足することなく、また1日1日頑張っていきます。これからです」とさらに気持ちを引き締めて語っていました。
さて、こちらは勇志湘南賞を獲得した永田選手!
出場停止だった坂本選手のポジションでプレーした永田選手は、積極的なプレーで攻守に渡って献身的に動きました。
「勝つことが第一なので、まずチームとして結果が出てよかった。個人的にも結果を求めていたので、積極的に前に絡むように、またディフェンスにも戻ることを心掛けました」と永田選手。
それにしても印象的だったのは、永田選手の悔しそうな表情。
いつもニコニコ笑顔の永田選手が、勝利して、勇志湘南賞を獲得したにも関わらず、ロッカーから出てくる時には悔しそうな表情だったのです。
前日も「得点をとりたい」と語っていた永田選手。記録にも残る“結果”を求めていました。
その意識こそ、個人が伸びる大きな要素であり、チームの底上げと言えるでしょう。悔しさは間違いなく大きなエネルギーとなるはずです。
何度となく、もみくちゃにされていた猪狩選手…。
この写真は、試合後にサポーターの皆さんのもとへ挨拶に行く時の、もみくちゃ写真です。
今日はメインスポンサーの産業能率大学のスペシャルデーとして開催され、様々なイベント(雨で中止になってしまったものも…残念)やプレゼントなどが盛りだくさんでした。
学生の皆さんや教職員の皆さんが大いに盛り上げてくれ、チームに大きなパワーを与えてくれました!
さて、今日の勝利でチームは11試合負けなし(7勝4分)で勝点は50に。今日はC大阪が敗れ、仙台と甲府が引き分けたため、少し差が開きました。
勝点50に達したのは、なんと昨年の広島よりも早いペース。とはいえ、ダンゴ状態に変わりはなく、厳しい戦いが続くことは間違いありません。
次節は3日後です!6月24日(水)に国立競技場で行われる東京ヴェルディとの一戦。
平日開催ですが、ぜひとも国立へ!
さらに、次のホームゲームは1週間後の6月28日(日)。栃木SCを迎えて16:00キックオフです!