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2009Jリーグ ディビジョン2 第22節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第22節
2009年6月21日(日)16:03キックオフ 平塚競技場
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1 前半 0 2 後半 2 |
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47 >> 50 | 勝点 | 32 >> 32 |
10分 22 中村 裕也 83分 11 阿部 吉朗 87分 28 猪狩 佑貴 |
得点者 | 48分 10 クライトン 57分 22 西 大伍 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 野澤 洋輔 | 32 | GK | GK | 16 | 荒谷 弘樹 | 0 |
1 | 臼井 幸平 | 5 | DF | DF | 6 | 西嶋 弘之 | 1 |
0 | ジャーン | 3 | DF | DF | 15 | 趙 晟桓 | 1 |
0 | 村松 大輔 | 19 | DF | DF | 2 | 吉弘 充志 | 0 |
0 | 鈴木 伸貴 | 6 | DF | DF | 20 | 上里 一将 | 0 |
0 | 田村 雄三 | 2 | MF | MF | 22 | 西 大伍 | 1 |
0 | 寺川 能人 | 7 | MF | MF | 11 | 宮澤 裕樹 | 0 |
0 | 永田 亮太 | 21 | MF | MF | 7 | 藤田 征也 | 0 |
0 | アジエル | 10 | FW | MF | 10 | クライトン | 3 |
1 | 田原 豊 | 34 | FW | MF | 17 | 岡本 賢明 | 0 |
2 | 中村 祐也 | 22 | FW | FW | 19 | キリノ | 1 |
– | 植村 慶 | 16 | GK | GK | 21 | 高原 寿康 | – |
– | 阪田 章裕 | 14 | DF | MF | 18 | 芳賀 博信 | 0 |
0 | 島村 毅 | 30 | DF | MF | 8 | 砂川 誠 | – |
1 | 猪狩 佑貴 | 28 | MF | FW | 13 | 中山 元気 | 2 |
2 | 阿部 吉朗 | 11 | FW | FW | 26 | 上原 慎也 | 0 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 9,374人 [天候] 雨のち曇 [気温] 24.3℃ [湿度] 81% [ピッチ] 良芝、水含み [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 永田 亨 [主審] 飯田 淳平 [副審] 穴井 千雅 [副審] 小曽根 潮 [第4の審判員] 榎本 一慶 [記録員] 武井 俊介
猪狩選手コメント
嬉しくて仕方がないです。去年1年間、自分なりに頑張ってきて、今日チャンスをもらった時に結果を出すことができたので本当によかったです。
アジエルがすごくいいパスをくれて相手の間で受けることができました。ファーストタッチがうまくいって、あとは流し込むだけという状態でした。
得点後のことは、全然覚えていません。(記憶が)飛んでしまって今も思い出せません。得点の後、あんな風に先輩たちに潰されたこともすごく嬉しかったです!(笑)
ただこれで満足することなく、また1日1日頑張っていきたいと思います。
中村選手コメント
得点できたことはよかったですが、守備に関しては本当に自分の中に課題があります。得点でなんとかカバーしているという感じです。
(得点が続いているが?)チーム自体が攻撃的なサッカーだし、みんなボールをもったらうまいので、自分の持ち味を出せているんだと思います。
まだまだここからだと思って、しっかり頑張りたいと思います。
田村選手コメント
まずは2失点したことが悔しい。こういう勝ち方もできると言うべきか、気持ちとしては、今日は絶対に完封したかった。後半の入りがあまりよくなかった。
2点バタバタとやられたのも初めてだったので、札幌のほうが勢いはあったのかなと思います。
中山選手が入ってきて、思ったよりボールが収まってそこが起点になっていたと思います。
今日のような感動はなかったかもしれないけど、できれば無失点に抑えてもっとチームとして楽に試合ができるようにしたいと思っています。
阿部選手コメント
振り返ると、大きな得点だったのかなと思います。
とにかく負けたくなかったので、自分にできることをやり切ろうと思いました。
チームなので役割があるし、チームとして最後まで勝ちにいっていたことが大きかったと思います。
(勝点50になりましたが?)ここからだと思うので、決して慢心することなくしっかりと練習からやっていきたいと思います。
野澤選手コメント
最近の失点の傾向として、クロスから決められるものが多く、そこを狙われて実際にやられてしまっています。
中だけでも外だけでもなく、どちらも破られてはいけないと思う。相手も工夫してきているわけだから、今後は絶対に防がなければいけないと思っています。
今日はめちゃくちゃ痺れる試合でしたけど、こういう展開になった時に、いつもこうして勝てるわけではないと思わなければいけない。
ゼロに抑えて1点、2点で勝つのが理想的です。このままの状況ではいけないと思っています。ただ今日の試合は、とにかく痺れました。
札幌 石崎監督 試合後コメント
総評
雨が降っている中でかなりスリッピーなゲームになるということで、ただ失敗を恐れずに積極的にプレーしていこうと前半入った。しかし、プレーがすごく消極的で1点取られて前半を折り返した。ハーフタイムにシステムを変えて2点取ったが、終了間際に失点してしまうところがまた出たのではないかと。特に崩されたというよりも、長いボールのこぼれ球をやられてしまう。まだまだ競った後のセカンドボールに対しての反応が遅く2点目を取られたのではないかと。いつも連続失点することはやめていこうと話しているが、また続けてやられてしまった。
前半はなかなかいいリズムになれず、後半は取り戻したが、2点取った後に追加点が取れず、また悪いクセが出たのではないかと思います。
ただ、まだまだ試合は続くし、すぐに試合があるので、そちらに向けてまたやっていきたい。
質疑応答
-中山選手を入れたことで点を取り返した後半の半分はアグレッシブに戦っていたと思うが?
流れ的には彼のところで変わったかもしれないが、プレー的にはまだまだ改善しなければいけないところがたくさんあるのではないかと思う。
ただ、途中から入って流れを変えるということは、いい仕事をしてくれたのではないか。逆転して追いつかれ、少し精神的に落ちかけたところで攻撃的に行くということでFW上原を入れたが、なかなか気持ちの切り替えが後ろの選手のところでうまくいかなかったのではないか。
-後半立ち上がりから3バックにして、2点取ってまた元に戻したが、その意図は?
向こうは3トップなのでかなりリスクをかけて後半の立ち上がりから行ったが、逆転したところでリスクを回避した。今度は向こうが負けているので前がかりになってくる。そこでカウンターからのゴールを狙った。何度かチャンスはあったと思うが、シュートまで持ち込めない、あるいは決めきれないところにまだまだ改善点があるのではないかと思います。
-2点目、左サイドハーフに入った西選手が左側からゴール前に入ってヘディングシュートを決めたが、監督の狙い通りの得点だったか?
あの時はシステムが3-5-2だったのですが、ゴール前に入っていくように、いい形で勇気を持って飛び込んだのがよかったのではないかと思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
久しぶりにベンチの前でガッツポーズなんてしてしまいまして、それぐらい非常に面白いゲームでしたね。お客さんはいつも試合が終わってからすぐ帰りますが、今日はアンコールという感じでお客さんが残っていらして非常に嬉しく思っています。今日はたくさん集まっていただいたので、そういう時にこうしたエキサイティングなゲームをすることができ、しかも勝点3を取れたことはこれから夏場に向かっていくにあたり、大きな支えになるのではないかと思っています。
10試合やったような疲労感が今あります。というのは、ない頭で色々考えて相手の分析をしつつも、ギリギリのリスクの中でやっていった。リードして4バックにしてもらったところでこちらに分があるかなと思ったので、こちらも思い切ってやらせてもらいました。ハムラビ法典には「目には目を」という言葉がありますが、全く同様のやり方をやらせていただきました。うまくいったかどうかは結果のみぞ知っているのですが、やるべきことをやり、しかも交代で入った選手ふたりがああした形でやってきたのは偶然ではなく、ずっとゲームを組んで鍛えているという証拠でもある。シーズンが終わるまでずっと続けてやっていくことなのだと強く認識しました。
もう質問に答えたくないぐらい疲れました。
質疑応答
-後半36分に猪狩選手を出したタイミングについて
猪狩は元々ボランチではなく、もうひとつ前のMF。ただ、前にタイミングよく出る力やスピードはピカイチなので、あの時は亮太(永田)をどちらかというとアンカーボランチにして、どんどん前に出て行けと。アジエルのところでひとつテンポを作れて、そこから飛び出すイメージはあった。1度そういうチャンスはあり、うまくいきませんでしたが、それを引き続きやっていけばと。2トップにしたところ、そこに4バックがかなり引っ張られたので、その隙間に入っていくというプランもあった。アジエルはその隙間に入っていかないが、猪狩は入っていける。それが奏功したという感じでしょうね。本人はたぶん相当嬉しいと思いますよ。
-平塚出身の選手の活躍は歴史的な意義では?
湘南の歴史を見ていけば、トップチームに大きく貢献している選手はいると思うが、彼は僕が選手の頃によちよちで、名良橋に憧れて入ったと社長から聞いたが、そうした選手が地道に努力を重ねていき、昨季は経験を積むという意味でサラリーマンをやりながらJFLで一所懸命やった。そうしたサッカーに対して真摯に取り組む姿勢がこの1点に集約されているのではないかと思います。猪狩の次に嬉しいのは私ですね。
-素晴らしい勝利の一方、失点も続いていますが、修正ポイントは。
確かにそうですね。向こうも力ずくで中山を入れてきて、こちらの対応が少し遅れたのは正直あると思います。PKを与えた場面などは、熊本で最初失点したのと同じ様な形だったので、その対応を、それは選手の問題ではなく今日はこちらの問題が大きかったと思う。それで少し後手を踏んでしまったことは否めない。それとうちの課題である両サイドからのボールに対する守備、3試合連続でやられているので、修正すべきところでしょうね。(次節まで)2日しかなくて、国立でゲームをすることになるので、できるかぎりのトレーニング、またはミーティングをして、課題をしっかりと解消してゲームに臨むようにできればいちばんいいですね。
-シーズンが半分にも満たないうちに勝点50に到達したが?
今日の他の結果を見ていただければわかるように、これから本当に厳しいゲームですよね。今日はたまたまひっくり返せただけであって、そのまま終結していてもおかしくないようなゲームでした。こうした厳しい中でチーム内の競争であったり、我々はもっとより厳しさをもってやっていく、継続していく。または継続プラス向上していくしかないと考えています。連戦の逞しさも増していかなければいけないし、チーム全体の総合力をアップして夏場に向かっていきたいと思っています。