馬入日記
【馬入日記:10月3日】岩尾選手「残りのシーズンを全力で駆け抜けたい」
昨日のヴァンフォーレ甲府との練習試合で揃って戦列復帰した猪狩選手、巻選手、岩尾選手。
今日は岩尾選手のインタビューをお届けします。
写真はずっと一緒にリハビリを続けてきた巻選手と…特別出演の佐々木選手と共に。(巻選手のインタビューは後日!)
6月25日にアウェイで行われた徳島戦で右足の第5中足骨の骨折をした岩尾選手。6月30日に手術を受けたのでちょうど3カ月での復帰となりました。
まず練習試合でプレーした感想はと言うと…
「率直に楽しかったです。今日は内容を求めるというより楽しくやろうと思っていました。今日は15分くらいの出場でしたけど、フィーリング、パス、判断、一瞬のスピードなど、短い時間の中でも課題を感じられた。もちろんそういう課題が出てくることは分かっていたので、感じとれたことを少しでもよくしていくためにこれから取り組んでいきたいです」と。
岩尾選手にとっては手術をするような大きなケガは初めてでした。
「初めて手術をして、最初はメンタル的に難しい部分がありました。リハビリが始まれば、もうやるしかないという感じでしたけど。巻さんの存在も大きかったです。もちろんケガはしないほうがいいけど、リハビリの期間がいい時間だったことは間違いないです。メディカルのスタッフにも本当にお世話になりました」
ほぼ同じ時期にケガをした巻選手の存在が大きかったということ。
「1週間遅れで巻さんが手術だったんです。巻さんのケガの発表を病院で見て“全治3か月か。あ、一緒だ”って(笑)。巻さんはずっと“お前より先に復帰する”って言ってたんです。巻さんのほうが走り始めるのもボールを蹴り始めるのもちょっとだけ早くて。でも僕は“いや、ゴールは一緒っすよ”って言ってたんですけど…。結局一緒でした!(笑)」
ルーキーイヤーながらケガをするまで3試合に出場していました。公式戦の雰囲気を知っているからこそ“あの場所へ”という想いもより強く感じているはずです。
「公式戦のピッチに立って感じられたことは大きかったので。自分の夢でもあったし」と岩尾選手。
最後に今後の抱負を聞きました。
「ケガなくやりたいというのもそうですけど、100%手を抜かずにやるというのが自分の信念でもあるので、全力で残りのシーズンを駆け抜けたいと思います」
力強く語った岩尾選手。
頼もしい3人が帰ってきました。