馬入日記
【馬入日記:6月17日】菅野選手がパラグアイから帰国しました!
菅野選手がパラグアイから帰ってきました!
NIKKEI BELLMAREへの3ヶ月間の短期留学。経験を積んで無事に帰国しました。
「あっという間でした。でも本当に色々なことが凝縮して詰まった3ヵ月でした。楽しかったし充実していました。日本に帰ってきたのでここからがまた勝負です。パラグアイでの経験をどう生かしていくかだと思います」。
パラグアイではどうだった?と聞くと、キッパリとこんな風に答えた菅野選手。自信をもって答える姿にたくましさを感じます。
言葉や文化、環境の違う場所でのサッカー、そして普段の生活。
「日本とはすべてが違って驚くことばかり」と最初は不安もあったという菅野選手ですが「ポジティブに考えて、パラグアイのいいところを探すようにしました。行く前から“どんな状況でも、その環境の中で自分からやる、ということに意味がある”と言われていました。それを実行しようと心がけました」。
言葉についてはどうだったのでしょう。パラグアイはスペイン語圏です。
最初はまったく話せなかった菅野選手ですが、なんと「週に3日は先生が来てくれて勉強をしていました」ということ!「最初はコミュニケーションが難しかったけど、単語を覚えてきたらコミュニケーションがとれるようになりました。とにかくみんないい人で、人に恵まれたと思います」と菅野選手。本人は「全然です」と話していましたが、アジエル選手やジャーン選手が菅野選手のスペイン語を聞いて「すごい!」と驚いていました。
3ヶ月間過ごしたパラグアイで一番感じたことは?と聞くと…
「サッカーに対する貪欲さ。みんなプロを目指してやっているし、とにかく一生懸命。練習も試合と同じくらいの激しさでした」と。
そして生活面では、「ものすごくフレンドリーです。毎日、練習前は全員と握手することから始まるんです。知らない人でも道で会えば挨拶をするし、こういうのいいなぁと思っていました」ということ。
菅野選手自身は、パラグアイに到着したその日にトレーニングをし、翌日行われた練習試合ではいきなり2得点(裏に抜けてとった1点&直接FKから1点)を挙げました。留学期間中、練習試合で6得点、リーグ戦で3得点とFWらしく結果を出しています。
「本当にいい経験をしました。でも、帰ってきた今、自分としては戦術などの理解も含め、遅れているという意識で日々取り組まなければと思っています。ここからが、勝負なので」。
ちなみに。
日本に帰ってきて、逆に驚いたことと言えば…?
「芝がめちゃくちゃきれいでビックリしました!前と変わっていないのかもしれないけど…とにかくきれいで。恵まれた環境でサッカーをやっているんだということも、今回離れてみて改めて感じられたことです」。
ちなみに、帰りはなんと、一人で46時間(パラグアイからブラジル2時間+ブラジルで16時間待ち+ブラジルからフランス12時間+フランスで4時間待ち+フランスから日本まで11時間)かけて帰ってきた菅野選手。
様々な面でたくましさを増しています。
ぜひ「勝負」だという今後、さらにご期待下さい!