馬入日記

【馬入日記:9月11日】富山に3-2で勝利!諦めない精神で逆転!

アウェイで行われたカターレ富山との対戦、3-2で勝利しました!

前半32分に先制を許し、その7分後にさらに失点。前半だけで0-2とリードされてしまいました。
しかし後半9分、アジエル選手のクロスを臼井選手が頭で合わせ1点を返します。
さらに攻め続けた27分、後半の最初から交代出場した高山選手のクロスに、今日先発出場を果たした田原選手がヘディングシュートを決め同点に!
そして後半40分、遠藤選手からのパスを受けた高山選手がドリブルからシュートを放ちゴール!
2点のビハインドから、後半だけで3得点を挙げ、今季初めてとなる逆転を果たしました。

ここ5試合は4分1敗。実に6試合ぶりの勝利を掴みとりました。
90分間、絶えず声援を送り続けてくれたサポーターと共に、歓喜の勝利のダンスを踊ることができました。

最初の2失点は反省すべきところですが、最後まで諦めずに泥臭くプレーし続けました。
同点に追いついた時には、喜ぶよりも先にゴールネットからボールを取り、センタサークルへ戻しました。「3点目をとりにいく」というチーム全体の強い意志を感じさせました。

今日決勝ゴールを決めた高山選手。後半からの出場で1得点1アシストの活躍です。

「本当に泣きそうなくらい、嬉しいです」と試合後は率直な思いを語りました。

「最近あまり自分自身のいいところを出せていなくて、監督からも練習中にもっとゴールを意識しろと言われていました。前回も途中出場をしてせっかくゴール前までいったのにパスミスをしてキーパーにとられるという場面もあって、一番最悪なことをしてしまったと反省していました。でも、不安な気持ちで試合に出たらダメだと思っていたのですが、ちょうど昨日セレッソの試合を見ていて、播戸選手が3点とって逆転をした試合だったんですけど、試合中の播戸選手の表情とか、本当にすごいなと思って観ていました。それが今日に繋がったかは分からないけど、でもそれが今日のモチベーションにはなっていました」

昨日行われたセレッソ大阪とサンフレッチェ広島の試合では、なんと前半3-0でリードした広島に対し、C大阪が後半に5得点を決め、結果5-4で大逆転勝利を決めました。
高山選手のみならず、反町監督、そして富山の安間監督もこの一戦について会見でもコメントしていました。

高山選手、泣きそうなくらい嬉しいと言った時にこんな話も。
「実は、ちょうど親がスカパー!に加入したんですよ。だから今日の試合を見てくれていると思うし、喜んでくれているかなと思うと、なんだか感動します。特にプロになってから親への感謝の気持ちを抱くことが多くて、いつも応援してくれて本当に感謝の気持ちです」

そして、ゴールの直後は一直線にベンチへ走りました。
「まったく無意識でした。でも勝てない時もみんなで頑張ってきて、だからみんなと喜びたいと思ったんだと思う」と話していました。

試合後、選手たちは少しホッとした表情を浮かべながらも「大事なのは次」「継続しなければ」と話、気持ちを引き締めていました。

次節は9月18日(日)、ホームに水戸ホーリーホックを迎えます。(19:00キックオフ)
なんとしても勢いを取り戻したい重要な一戦。
ぜひ、スタジアムで熱いご声援を!