馬入日記

【馬入日記:9月2日】いざ熊本戦!ファンスンミン選手インタビュー&「心肺蘇生法講習会」開催

リーグ戦は残り16試合です。勝点の重みを感じながら、4日はロアッソ熊本と対戦します。

前節の北九州戦で初めてのスタメン出場を果たしたファン スンミン選手。
改めて北九州戦について聞きました。
「スタメンで出て一番トップの位置だったので、ゴールを決めなければいけないという気持ちがあって、とにかく決めたい気持ちが強かったのでシュートを意識していました。シュートを打てたけど決め切れなかった。紘司さん(坂本選手)が決めてくれたけど、それだけでは点が足りないと思って狙い続けていたんだけど…。みんなにもゴールを狙えと言われていました。僕自身もゴールしか考えてなかったので本当に決めたかったです」

ポジション的には「2トップは経験があったけど1トップを試合でやるのは初めてだった」とのこと。

「うまくできているのか自分では分からないけど、試合に出ればどこのポジションであっても頑張って、チームが勝てるようにプレーしたいと思っていました。やっていて感じたのは、一番高い位置に一人しかいないので、下からボールをまわす時、左とか右のどちらかにずれた時に自分がもらいにいかなければいけない。左右両方意識してもらいにいかなければいけないので、動くスペースはかなり多い。でもボールをもらって繋げなければチャンスにならないのでいいポジションで動ければと思っていました」

課題として感じたことは…
「プレー自体はそんなに悪くなかったと思う。ただ、サイドにいった時に出すところがなかったら蹴ってしまうというシーンがあったので、もう少し繋げてボールを自分たちのボールにしたい。そこから狙えば絶対にチャンスになると思うので、そこは変えていきたいです。あとは、北九州戦は試合前からコーチに“前半から思い切っていって全部出せ”と言われていて、前半からガツガツいきました。ホームだったしスタメンだったので結果を出したかったから。でもやっぱり後半は足が止まってしまった。まだゲーム体力が足りないと自分でも感じたので、そこも上げていきたいです」と。

ボールを失うことが少なく技術の高さも感じました。
「高校からずっと技術の練習が多かったので、そういう部分は意識しているし、自分がミスがなければボールがまわせると思うし、絶対にとられないように集中してます。熊本戦では本当に勝ちたいので、ゴールを目指して、ゴールにこだわってプレーして、決めたいと思います」

ピッチの上で躍動する動き、ゴールへの執念を感じるプレーを。
ご期待ください!
さて、今日はクラブ全体で「心肺蘇生法、AED講習会」を行いました。

トップチームの反町監督以下コーチ、スタッフ全員、そしてフットボールアカデミー(育成・普及グループ)のコーチ、また指定管理を行っている馬入グラウンドの管理人スタッフなど合わせて38人が受講しました。

日本赤十字の方に講師としてお越しいただき、心肺蘇生法及び、AEDの使い方などを教えていただきました。

クラブ全体として取り組み、多くのスタッフが習得し自分たちが受けもつチームの選手や子どもたちにもし何かあった時はもちろんのこと、地域で活動している以上、どんな場面でも対応できることを目的として行われました。

 
 
 最初は講義を受け、その後実技を行いました。

人形は8体持ち込まれ、グループに分かれて、一人ひとり何度も繰り返し実技を行いました。
講習は2時間以上行われ、コーチ、スタッフは真剣そのものでした。

もしもの場合、AEDの使い方などを一度経験しているのと経験していないのとでは、対応の仕方が大きく異なることでしょう。
 
 
 
 
 

反町監督は「人命にかかわるということも含め、指導者として非常にためになる講習だった。この知識を生かす機会がないことが一番いいけれど、常に準備をしておくことが大切だと感じています。また、できるだけ多くの人に今日のような知識が得られるようなシステムができればと思う」と話していました。

今後、地域とも連動しながら、もっとこの救急法が広まっていくために活動していきたいと思います。