【馬入日記：8月15日】金選手がいよいよ復帰！浦和と練習試合

今日は大原グラウンドで浦和レッズとの練習試合が行われました。
昨日の遠征メンバー（リザーブメンバー）も今朝、愛媛から移動し試合に出場しました。
結果は2-2の引き分けとなりました。（2点先制するも残念ながら追いつかれ同点に）

そして今日は嬉しい出来事が。
昨年6月9日に行われたナビスコカップ ヴィッセル神戸戦で右ヒザを負傷し、1年以上リハビリを続けてきたGKの金選手が復帰を果たしました！

実に1年2か月ぶりの復帰戦。
今日の練習試合では15分の出場でしたが、大きな一歩となりました。

「メディカルスタッフはじめみんなの助けがあって、まずここまでこれました。まだまだ今日は第一歩。ここからまたどんどんプレーを高めていかなければいけないので、感謝の気持ちをもちながら、支えてくれる人のためにも頑張らなければと思っています。まだ90分できるところまではいっていないので、早く90分やりたいですね」と金選手。

今日は最後の15分間の出場。ピッチに立った率直な感想は。
「久しぶりだったから、やっぱり楽しかったです。失点したけど、課題もありながらやっていったほうが楽しい。ケガを理由に妥協しようと思えば、いくらでもできるんですけど、また課題を克服することを楽しみに変えながらやっていこうと思っています」と。

久々の試合でしたが「恐さはなかった」ということ。
「あとはヒザの柔軟性が戻ってくればもっといいんですけど、まだ少しかかるみたいです」

予定よりもリハビリ期間が長引きました。その期間、ずっと懸命にリハビリをしている様子をチームのみんなは見ていました。チームメイトも金選手の復帰を喜んでいることでしょう。
「僕がサッカーしてるところを見たことがない選手が多いんですよ（笑）。“オレもチームメイトなんやぞ”っていうのをアピールできてよかったです」と笑顔で。

今後に向けて、という話になった時には、真剣な表情でこんなふうに語っていました。
「のんびりしてる時間はないですから、早く100％に戻してレギュラー争いに加わって、いまのチームで試合に出たい。そういう気持ちで毎日やっていきます」

多くのものを身につけて強さを増しています。
これからの金選手、さらにご期待ください！

さて、浦和といえば、もう12年も前になりますが、アジエル選手が1999年に在籍したチームです。

「自分にとって浦和と試合をするのはやっぱり特別です。来日して初めて在籍したチームだし、あれからもう10年以上も経つのにスタッフやサポーターからは温かい言葉を掛けてもらえる」とアジエル選手。

ここ最近はベンチからのスタートが多く、昨日の愛媛戦も途中出場となりました。
「（先発じゃないことは）もちろん残念だけど、でも今日のような練習試合をただの時間潰しにするのではなく、コンディションを維持するためにもしっかりやって意義のあるものにしたいと思っています。そうすることで監督に選ばれた時に公式戦でいいパフォーマンスを見せることができると思うから」と話していました。

後半戦は総力戦。
一人ひとりの力の集結が、チーム全体の力となります。

次節は再びアウェイでザスパ草津戦。草津戦に向けての1週間が始まっています。