馬入日記

【馬入日記:8月10日】永木選手インタビュー「さらに一体感を持って」

オフが明けて練習が再開しました。週末の愛媛戦に向けての準備がスタートしています。

練習後、永木選手に話を聞きました。
先週末の大分戦では目の覚めるような同点弾を決めました。
「本当にもう1点がほしかった。後半、みんなで切り替えてできたことはよかったと思いますが、前半からできればという気持ちが強いです」というのが試合の率直な感想。

前半、うまく試合を運べなかった理由については…
「相手のポジショニングとうちのポジショニングの問題で、うちの守備がまったくハマらなかった。
相手のFW3枚がしっかり僕らボランチをケアしてきて完全に抑えられてしまった。僕とグギョンがもうちょっと外しにいかなければいけなかった。プレッシャーもきていたし、僕らのミスも多かった。もう少しあそこで二人で打開しないといい攻撃には繋がらないと思ったので、そこは反省しています」ということ。

後半、ポジショニングを変え主導権を取り返しました。
「このままでは終われないぞという気合いも入れられた。言われる前にやれたら一番ですけど、後半は気持ちの入ったプレーができたと思う。得点を早い時間に決められたのは大きかった。勢いもついたし時間もたっぷりあったので、絶対に逆転できるという感覚でいました。前半の入りがよくなかったしミスもあったので、取り返したいという気持ちがあったので、自分の2点目が決まった時は嬉しかった。絶対にもう1点と思いながらやっていましたが、その1点がとれなかったのは本当に心残りです」

ゴールシーンを改めて振り返ると。
「相手のGKのパントキックからショートカウンターを食らったんですけど、それをDFがうまく止めてくれて、そこからまた逆カウンターのようになって、薫(高山選手)とアジのパス交換があって、アジがボールを持ってる時に僕はフリーになっていたんですけど、アジはやっぱり視野が広いので見えていて、本当にいいパスをもらえました。自分のトラップもうまくいって、ゴールに向かうトラップができたので、敵はいたんですけど思い切り振り抜こうと思いました。打った瞬間“入った”と思うくらい手ごたえがありました。トラップは一番大事だなと思います」と永木選手。

“あと一歩”に何が必要なのかをそれぞれが考えています。
「精度も大事だと思うけど、もっと気持ちを前面に出して、ひとつになること。後半できていても、前半ができていなければダメだと思うし、さらに一体感を持ってやらなければいけないと思う」と。

試合は続きます。まずは愛媛、草津とアウェイ2連戦を乗り越えなければなりません。
「5連敗もしてしまったけど、まだ全然J1は狙える位置にいる。去年の福岡も折り返し地点でいまの僕らと変わらないくらいの勝点だったし、何が起こるか分からない。これから上位との対戦があるので、本当に諦めないでやっていく。勝点3を重ね続けていくこと」

一戦一戦の重みを感じながら戦っていきます。

さて、ベルマーレでは「被災地の子どもたちに夏休みを!」と題して、東北の子どもたちを湘南に招待する事業を行っています。

第2弾では福島ユナイテッドFCの子どもたちを招待し、昨日9日に3日間を過ごした湘南から福島へと帰りました。

帰り際、福島ユナイテッドFCのスタッフの方がベルマーレの事務所に嬉しいプレゼントを持ってきてくれました。
それは、子どもたちからのメッセージが収録されているDVDとこちらの横断幕!
「ありがとう湘南ベルマーレ」と書かれた横断幕は福島ユナイテッドFCのサポーターの皆さんが作ってくれたもの。
その横断幕に、子どもたちが一人ひとりメッセージを書いてくれました。
嬉しい贈り物に、ベルマーレスタッフ一同感激でした。

そして、第3弾として今週末は小田原を拠点に活動する、湘南ベルマーレフットサルクラブと小田原市の皆さんが中心となって、岩手県花巻市の子どもたちを小田原に招待します。
ちょうど8月13日(土)はFリーグのホーム開幕戦が行われ、その対戦相手はステラミーゴいわて花巻なのです。(14:00キックオフ @小田原アリーナ)
花巻の子どもたちにはFリーグ観戦、選手によるクリニック、小田原観光などのプログラムが用意されています。
Fリーグホーム開幕戦を戦うフットサルクラブへのご声援もよろしくお願いします!

※詳細はこちら
http://www.bellmare.co.jp/37345