馬入日記
【馬入日記:8月8日】大分戦での悔しさを力に。菊池選手インタビュー
ホームで行われました大分トリニータとの一戦。
7月にアウェイで敗れた借りをホームで返すことを誓って挑んだ試合でした。しかし、結果は2-2の引き分け。勝ちきることができませんでした。
前半で2失点してしまい、後半に菊池選手、永木選手のゴールで追いつきますが逆転弾を奪うことはできませんでした。
今季初ゴールを決めた菊池選手。後半開始早々の得点がチームに大きな勢いをもたらしました。
しかし、試合後はもちろんこのインタビュー中も喜びはなく悔しさが募っている様子。
「ゴールを決めた後、自分のところで2、3回チャンスがあったのでそこで決められるかどうかが重要だった。やっぱりまだまだ足りないなと感じました」と菊池選手。
後半に盛り返すことができたものの、それよりも前半の不甲斐なさを感じています。
「前半と後半では別のチームだった。それではダメだと思うし、やっぱり前半から後半と同じ勢いでやれなければいけない。前半の2失点は本当にもったいなかったと思う。ただ、ハーフタイムに監督から“相手が2点とっているんだからうちもとれるはずだ”という話もあったし、中でやってる選手たちもやるんだという気持ちだった。後半に入って1点、2点ととれて追いついたことはよかったですけど、それからもチャンスがあったので、勝たなければいけない試合だったと思います」
菊池選手のゴールは珍しくヘディングシュートでした。
「ゴール前でゴチャゴチャした感じになりましたが、くるかなと思っていたら竜太くん(佐々木選手)からいいところにボールが入ってきた。その後、まだ時間が残っている段階で亮太くん(永木選手)が同点ゴールを決めてくれたので勢いというか、いけるぞという雰囲気にもなったと思う。それだけに勝ちたかった。僕自身は、試合に出させてもらっているし前の選手でもあるので、点をとるまでは焦りもありました。でも大分戦のゴールで吹っ切れた部分もあると思います」
今回のゴール、そして熊本戦の高山選手のゴールの起点となるパスなど、徐々に結果に表れるプレーが増えています。
「前線の選手だし、点にかかわることや攻撃を担うことは役割だと思う。少しずついい方向に向かってきているという手ごたえはありますが、続けられるようにやっていくことが大切だと思っています。点をとったことで無駄な欲が出ないように、自分自分にならずにチームのために自分のよさを出していくプレーをやっていきたい。そうすれば自ずとチャンスが出てくると思っています」
試合後「誰も昇格を諦めていません」というコメントをしていた菊池選手、改めてその想いを聞きました。
「昨日で折り返しましたが順位的には10位と厳しいところにいます。でも、誰一人諦めていない。本当にここから、負ける試合はひとつもあってはならないという気持ちでいます。アウェイが2試合続きますが、アウェイ2連戦を勝ちきることができればまた自分たちの自信にもなると思う。目の前の試合を全力で戦って、みんなが勝ちたいという気持ちをピッチで見せること。試合だけじゃなくて練習から激しくやっていきたいと思います」
チームはアウェイで2連戦を戦い8月27日にホームに戻ります。引き続き、ご声援をよろしくお願いします!
さて、現在「被災地の子どもたちに夏休みを!」と題して、東北の子どもたちを湘南に招待する事業を行っています。
先々週はいわき市の子どもたちを、そして先週から今週にかけては福島ユナイテッドFCの子どもたちが湘南にやってきています!試合観戦はもちろん、外で思い切り遊んだり海水浴を楽しんだりサッカープログラムで汗を流したりと盛りだくさん。
たくさんの企業・団体の皆さん、そしてチャリティーTシャツをご購入いただいた皆さんのご協力によって実施されている本企画。本当にありがとうございます。
昨日、大分戦を観戦した福島ユナイテッドFCの子どもたち、今日は馬入グラウンドで行われた練習試合を観戦。さらに、その前座試合としてベルマーレの南足柄のJr.ユースvs福島UFCのJr.ユースが練習試合が馬入の天然芝グラウンドで行われました。
試合の後には、両トップチームの選手と共に集合写真を撮影!
みんなの思い出に残る時間となりました。