馬入日記
【馬入日記:7月24日】全員の力で打破していく。次節ホーム・熊本戦に向けて
千葉戦の勝利から連勝を目指して戦った、アウェイでの大分トリニータ戦。
しかし残念ながら1-3で敗戦を喫しました。
前半はゼロで凌ぎ0-0で折り返しますが、後半11分に先制を許してしまいます。さらにコーナーキックから追加点を許し0-2。
後半37分に臼井選手がゴールを決めて1点差に詰めますが、終了間際に再び失点を許してしまい、結局1-3で試合終了となりました。
試合後、監督は「穴があったら入りたいような試合。千葉戦にいい形で勝利し、ある意味真価が問われるような試合でしたが、それをまだ自分のものにするようなメンタリティを持っていない。 それは選手だけの問題ではなく、我々のマネジメントの問題もある。非常にしっかりしたプレーをしている大分と、足先だけでいい加減なプレーをしている我々との差が今日の点差に表れた」と厳しい表情で話しました。
臼井選手が1点を返し、反撃に転じることができればと思いましたがそれは叶いませんでした。
得点シーンについて臼井選手は「祐也(中村選手)が練習でよくああいう形で打っているイメージがあって、打つ間際に祐也の顔がちょっとよぎったんです。本当にいつも落ち着いてシュートを打つのでそういういいイメージで打てた。だから祐也のお陰かなと思います」と意外な話を。
しかし、やはり得点の喜びよりも敗戦の、そして先制点を許したことへの悔しさが募ります。
「自分が入ってから先制点をとられてしまったので、やっぱり悔しい。チームとしても3点目をとられたことより1失点目のほうが痛かったと思う。なかなか攻撃の形が見えないところがあっって、DF陣もなんとか耐えていたしこのままゼロで凌ぎたいという思いがあったと思うので、そういう中での先制点は重かった」と臼井選手。
試合は続きます。全員の力で打破しなければなりません。
「守備で頑張って攻撃にいけなくなるのか、リスクを負ってでも攻撃するのか…。僕自身は、頑張って守備をしなければいけないとは思うけど、ある程度リスクを負ってでも攻めないといけない部分があるんじゃないかなと思う。サポーターも点をとる姿を見たいと思うし、攻撃的にいきたい」と。
次節はホームに戻ります。
31日(日)に平塚競技場で今季初となるロアッソ熊本との対戦となります。
「次、絶対に勝たなければいけない。すぐに大分との試合もあるのでリベンジを果たしたいけれど、まずは目の前の熊本戦。多分熊本は堅いサッカーをしてくると思う。それこそ1点ゲームになるかもしれないけど、先制点がとれるように。僕自身もまず試合に出られるように練習からやっていきたいと思います」
「試合によって、チームとして浮き沈みが激しいと感じます。安定していないと思う。ゴールを奪うためには、もっとゴール前で勝負できる回数を増やさなければいけない。昨日の試合もチャンス自体がが少なすぎる。チャンスを作る場面で雑になってしまっていると思うので、そこをみんなでどうしたらいいかを考えて、攻撃の形を作っていきたい」と佐々木選手。
やりやすさを感じたのは「例えばヴェルディ戦の時に薫(高山選手)とかサイドで起点になってくれる選手がいたので中で勝負ができた。今は僕がサイドにいて中に誰もいないという状況もあるので、なかなかチャンスが生み出せていない」と。
守備に関しては「昨日の試合では、もっと走って助けたかったけどそれができなかったのは申し訳なかったと思う。2点目はセットプレーからで3点目は前がかりになってる時にやられてしまったので、やっぱり1点目が一番やられてはいけなかった。先制されたのが痛かったと思う」と。
次節に向けて、何をすべきか、それぞれが思いを巡らせています。
佐々木選手が一番考えるのは、やはりゴールのこと。
「自分が点をとれていないから。次の熊本戦、点をとって、チームの勝利に貢献します」
思いをプレーに。31日(日)はロアッソ熊本をホームに迎えます。(19:00キックオフ)