馬入日記
【馬入日記:7月17日】千葉に2-0の完封勝利!後半戦、反撃の第一歩。
ジェフ千葉をホームに迎えての第21節。苦しい連敗となった6月から、なんとしても打破ししたい、乗り越えたいという気持ちを強くもった集団として戦った90分でした。
大井選手のゴールで先制し、中村選手が追加点を叩き込み2得点!そして、最初から最後まで集中して守りきり、首位の千葉を相手に、見事2-0で完封勝利しました!
千葉とは6月29日にフクアリで対戦したばかり。0-2で敗れたその借りをしっかり返しました。
実に7試合ぶりとなる勝利のダンス!
(なんだか左右バラバラで不格好なダンスですが…笑顔は満開です!)
諦めずに、辛抱強く応援を続けてくれたサポーターの皆さんの力があってこその、勝利。
喜びを分かち合うことのできた最高の瞬間でした。
「サポーターが苦しい時も声を嗄らして応援してくれた。今日は無骨ですけれどもハードワークをしたゲームだったと思います。最後まで足も止まらずによく頑張った。我々にとっては相手が首位だということは抜きにして、非常に長いトンネルだったので、ゼロで抑えることができたのは次にも繋がるかなと思っています。現在の位置からいくと、上にいかなければいけない立場なのでアウェイ、ホーム関わらず勝点3を目指して死に物狂いで戦う覚悟です」とは、試合後の反町監督のコメント。
監督のもとで培ったものが結果に表れました。
本当に厳しい練習の中で、勝利に向けて緻密に、また必死になって積み重ねてきました。
試合後、「今日のような試合を続けていかなければ」と誰もが口にしたように、ここからが本当に重要な戦いとなります。
そして、なんといっても今日は…大井選手のゴール!
13日に赤ちゃんが誕生し「千葉戦で先制点をとってゆりかごがしたい」と話していた大井選手。
なんと自ら決めて(しかもしっかり先制点!)、見事ゆりかごの約束を果たしました。
右サイドから、古巣との対戦となった鎌田選手のクロスが入り、GKがファンブルしたところを大井選手がすかさずシュートを打ち、先制。
飛び上がってガッツポーズをした後、メインスタンド側のタッチラインまで走ってきて、チームメイトと共にゆりかご。感動的なシーンでした。
「こんなにうまくいくものじゃないと思っていたんですけど(笑)、嬉しいです!」と大井選手。きっと、一生記憶に残るゴールでしょう。さらに、守っては完封。
得点数がJ2リーグトップでこれまでに得点しなかった試合は1試合のみ(9節の徳島戦)の千葉をゼロで抑えました。
相手のストロングポイントをしっかりとケアし、且つ身体を張った気迫あふれるプレーで相手に仕事をさせませんでした。
「90分を通して身体を張って守れたことはよかった。勝てない時はみんなどこか焦りがあって、どこでボールをとりにいくのかハッキリしていなくてリズムもバランスも悪かった。今日はサイドバックに入ったら紘司さん(坂本選手)や大介(菊池選手)がいくということを徹底して、そこに後ろが連動するという守りができたと思います。早い段階で得点できたので、全体的に思い切ったプレーができていたと思います」と大井選手。
DF陣、そして中盤はもちろん、佐々木選手や中村選手の2トップも守備の起点として、惜しみない運動量で失点ゼロにも貢献しました。
※ゴールシーンの写真はフォトアルバムを
http://www.bellmare.co.jp/36263
そして、千葉戦のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは、菊池選手!
自身では「どうして僕がマン・オブ・ザ・マッチなのか…」と話していましたが、アグレッシブにチャレンジする姿勢を貫き、勝利に大きく貢献しました。
「90分間走り切って勝てたことは次に繋げなければいけないと思っています。厳しい練習をしてきて、このままではいけないとみんなでやってきたこと が結果に表れたと思います。球際で負けることも少なかったし、やっていてすごく一体感を感じました」と菊池選手。
そして、「僕自身は得点という結果を出さなければと思っています。今日は結果を出せなかったけど、前がしっかり動けばリズムが作れると思うので、今後もしっ かり続けていきたいと思います」と。自分自身に対しては、まだまだ物足りないようですが、その“まだまだ”の精神が成長を促すに違いありません。
さぁここからです!
次節はアウェイで大分トリニータとの対戦。ベルマーレの反撃開始です。