31GK SANADA KOTA
MY STORY
成長を感じられた
右手を骨折したのは去年の10月のことでした。
離脱するのはプロになって初めてのことだったので、ショックだったし、サッカーができないつらさを知った。
物を持てないので筋トレもできないし、かといってバランスが悪くなるから左だけやるわけにもいかない。
できるのはジョギングぐらい。
骨折って、こんなにもできないんだと思いました。
ただ、試合に出られなかったことはサッカー選手として悔しいですけど、それでも去年は楽しかったです。
ゴールキーパーというポジションはひとつしかないので、試合に出る選手を全力で応援し、追いつき、追い越せるように練習するしかない。
自分にできるのは上手くなることしかないから、そこに向き合い続けた。
もちろんチーム的には苦しい時期や残留争いもありましたが、それでも自分はサッカーを楽しめた感覚がありました。
理由は成長を感じられたからです。
シュートを止める幅が広がったと感じたし、1対1の場面で大きい身体を活かして間合いを詰めるところも自分の持ち味だと思えた。
練習が終わったあとにスタッフと一緒にやるボール回しでも、最初はできなかったことができるようになった。
期限付き移籍をしていたときは公式戦に出場する楽しさがありましたけど、それとは違う充実感を得ることができました。
今年はさらにプレーの幅を広げたいですね。
MY ASPIRATION 2025
チームのためにできること
怪我から復帰し、セービングもダイビングもできるようになって、いまはほんとうに気持ちがいいですね。
初心にかえるというか、子どもの頃からサッカーが楽しいから続けてきたし、いまはそれを仕事にできている。
好きなことを仕事にできるひとって、ごく一部だと思うんです。
だからありがたみを感じているし、楽しまないと。
先輩方から学ぶところも多いです。
カミくん(上福元直人)はとくにポジショニングがすごいですね。
ディフェンスラインの背後のカバーなど圧倒的に幅広い範囲を守れている。
走行距離も多いし、守れる広さも自分とは違うと感じます。
タツくん(永井建成)は去年J3の優秀選手に選ばれたように、シュートストップも上手いし、いいキックも持っている。
JFLで一緒に戦ったこともあり、すごくいいゴールキーパーだと思っています。
今年自分が大事に思っているのは「継続」ですね。
「ずっと継続できるのはすごいこと」と智さん(山口監督)に言ってもらい、自分がやっていることは間違いじゃないんだと思えた。
だから継続し、成長して、試合に出してもらったときにしっかり力を発揮できる準備をしたい。
また、練習のなかで僕が素晴らしいシュートを止めることができれば、シューターはどうすればゴールを決められるか考えるし、ひいてはそれがフィールドプレーヤーの底上げにも繋がるはず。
だから自分が成長し、上手くなることが、チームのためにできることかなと思っています。
