19FW FUKUDA SHO
MY STORY
光になりたい
1年を通して戦えたことが、去年は自分にとってすごく大きかったと思います。
コンスタントに出場したことでアスリート能力がすごく上がったと思いますし、プレーの幅も広がったと思う。
メンタル面も含めて、またひとつ成長できたかなと思います。
試合の映像を見返して、「この選択肢もあったな」というふうに自分なりに分析もしていたなかで、アウェイ横浜F・マリノス戦でJ1初ゴールを決められたことが自信に繋がりました。
また智さん(山口監督)に、「もっと周りを使う動きやプレーができれば選手としての幅が広がる」と言われ、すごく意識した。
それが4アシストに繋がったのかなと思います。
去年、大事なひとが亡くなってしまい、こうしてサッカーができることは当たり前じゃないなって、より気付かされました。
元気な体で歩き、ごはんを食べ、サッカーをしている、この当たり前がどれだけ幸せなことなのか。
その想いが、自分のプレスバックやハードワークに繋がっている。
そうすることで観るひとに夢や希望を届けることができるなら何度でもやります。
僕はこれまでいろんなことを経験してきました。
自分自身が苦しんできたからこそ、サッカーに限らず、どのスポーツでも、勉強でも、人生でも、いまもがき苦しんでいるひとがいるなら、僕はそのひとたちの光になりたい。
「大丈夫だよ」と、軽はずみに言えないことは分かっています。
でも、僕が頑張ることで誰かが報われるのではないか、俺が頑張ってなにかを掴むことができれば、そういうひとたちの光になれるんじゃないかと思っている。
誰かを幸せにしたい、その想いで毎試合出し切っています。
MY ASPIRATION 2025
もっとやれる
キャンプでは新加入選手のプレーの特徴や性格を理解することを意識していました。
チームとして細かいところまでしっかり取り組めたと思いますし、いいものに仕上がってきているのではないかなと思います。
チームとしての積み上げも感じています。
シュートブロックやプレスバック、一歩や半歩の寄せは、みんなで意識してやっているところ。
そこにこだわった湘南はすごく強いし、どこにも負けない。
それは去年証明できたと思います。
一方で、どこかで甘さが出た試合もあったので、そういう試合をどれだけ少なくするかが、上の順位に行けるかどうかに懸かっていると思う。
1試合1試合、どれだけこだわってやれるか。
そこに尽きると思いますね。
湘南は残留争いをしていいチームじゃない。
もっとやれるチームです。
上を目指したいですし、より上に行けたらと思います。
そのために僕は、攻守のハードワークはもちろん、自分でゴールに向かうところと味方を使ってアシストするところの使い分けをしっかりしたい。
それができればチームの循環もよくなると思う。
1試合でも多くみんなと笑い合えるシーズンにしたいです。
