ONLY ONE STORY presented by FUJITA

13MF HIRAOKA TAIYO

MY STORY

サッカーに繋がる身体づくり

自分のなかでいろいろ試行錯誤しながら取り組んでいるなかで、去年も少しずつ進歩したシーズンだったと思います。

たしかに一昨年は試合に多く出ることができ、得点を取れて、アシストもできた。
過去2年に比べたら数字を残せたかもしれない。
でも中身を振り返ってみれば、たとえば残留を決めたアウェイの横浜FC戦では、僕自身はなにもしていない感覚だったし、たまたま数字が残った年だったと自分的には思います。
その点、去年は2023年よりも結果を残せていないし、怪我で3カ月間離脱して試合に出られない時期もありましたけど、自分のプレーを冷静に振り返ると、少しずつ成長していると思う。

去年はサッカーに繋がる身体づくりにフォーカスしたシーズンでした。
ピッチでいいパフォーマンスを出すために、それ以外のところでなにができるかを考えて、ゴールから逆算した考え方と、そのための身体づくりを意識した。
筋力が大幅に上がったというわけではなく、たとえばストレッチして姿勢がよくなり、姿勢がよくなったことでプレー中の動作がスムーズになった。
怪我をして3カ月間もちろん悔しい想いをしたんですけど、なってしまったからにはどうしたらいいか自分なりに考えて過ごしたので、それについてはよかったかなと思います。

MY ASPIRATION 2025

必要不可欠な存在に

今年も求められていることは変わりません。
僕たちが少しずつ成長し、レベルが上がっているのは実感していますけど、変わらず細かいところを徹底している。
智さん(山口監督)に求められている基準は高いですし、自分はもっと頭のなかを整理しなければいけない。
やるべき役割や責任を果たすことで、チームが勝つ確率は上がっていくと思うので、自分のやるべきことをやるという前提は変わらないですね。

自分の長所であるアグレッシブにプレスに行くことや守備の強度を発揮しつつ、行き方とか味方を動かすことでクオリティも上げられると思う。
なんでもかんでも食い付くのではなく、いまはボールを奪いに行くのか、ゴールを守るのか、チームとして共通認識を持つことは必要だと思うし、それを感じるためにつねに周りの選手とコミュニケーションを取ったり、周りを見ながら判断したりすることが大事。
自分の長所をより発揮するために、もっと工夫していきたいなと思います。

もう5年目か、という気持ちもありますけど、やることは変わらないです。
自分がより成長していけるように考えるべきだと思うし、それが結果に繋がってくるはず。
去年自分が取り組んだことは今年に繋がると信じていますし、何事も積み重ねだと思うので、しっかり自分に言い聞かせて、毎日ピッチ内外を問わずにやりたい。
今年は得点やアシストを増やしたいですね。
シーズンを通して高いパフォーマンスを出して、チームに必要不可欠な存在になりたいなと思います。