11FW LUKIAN
MY STORY
自信はずっと持っていた
昨シーズンの最後の3カ月は自分にとってすごく大変な時期でした。
出場停止があり、足首を怪我して、ヘルニアの手術も行なった。
ほんとうに難しい時間でした。
ただ、シーズン終盤は思うようにいかなかったですが、11ゴールを取ることができ、チームのJ1残留に一定の貢献はできたのではないかと思います。
2019年に磐田に加入した当初は、初めての日本に慣れず、チーム状況もよくなくて、なかなかゴールを決めることができませんでした。
福岡では連続して試合に出られず、ポジションも自分のいちばん得意なところではなくて、守備のタスクも多く、満足な結果を残せなかった。
でも湘南では自分の得意なポジションでプレーでき、監督やチームメイトから信頼してもらえたおかげで、たくさんのゴールを決めることができました。
監督はやりたいサッカーを明確に伝えてくれるので、選手としてそれにフィットすることが重要だと思い、求められていることに応えるように取り組んだ。
ゴールを決める自信はずっと持っていましたし、もっともっと取れると思っています。
自分のフィジカルやスピード、走力を発揮するために、ピッチ外でも食事を含めて日々欠かさず身体をケアしています。
ブラジル人のパーソナルトレーナーも年に4回、日本に連れてきている。
お金はかかりますが、自分の身体への投資と捉えてやっています。
MY ASPIRATION 2025
自分の名を刻みたい
湘南は若い選手が多いですね。
みんなすごく真面目だし、監督の要求に真摯に応えようとしている。
チームのためにやるべきことをしっかりやろうとしていると感じます。
反面、若い分どうしても経験の少なさは否めません。
去年負けた試合も、もう少し経験があれば勝点に繋げられたかもしれない。
J1で勝っていくには、若い選手の力だけでなく、僕らベテランや中堅を含めたバランスも必要かなと思います。
昨夏ルイスフェリッピが加入し、今年はゼヒカルドが加わりました。
ルイスは物静かな性格で、ゼは明るく、よく話すタイプです。
ブラジル人が増えたことはすごくうれしいですね。
助かるし、助け合えるし、コミュニケーションを簡単に取れるのはピッチ内外を問わず大きい。
もちろん全員が同時に出場できたらなおうれしいです。
キャンプはハードでしたけど、自分の身体はそれに応えたと思います。
ベストなコンディションに近づいてきていると感じている。
自分のなかで個人的な目標はありますが、それを口にすると周りが変に意識してしまうので、あえて表には出さずに、達成するために努力していきたい。
去年最後に離脱してしまい、そんな形で湘南を離れたくありませんでした。
磐田ではJ2得点王とリーグ優勝を、福岡ではルヴァンカップ優勝を果たしたように、私は各クラブで自分の名前を残してきました。
今季、湘南でも自分の名を刻みたい。
その気持ちがすごく強いです。
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