20MF ISHIBASHI SENA
MY STORY
なりたい気持ちはずっとあった
小学校に入る前、2つ年上の兄が入っていた地元の少年団に体験みたいな形で行くようになり、「サッカー楽しいな」って思って、小学校に上がると同時に僕もそのチームに入りました。
その後ヴィッセル神戸のスクールに通い、コーチからジュニアのセレクションに誘われて、受けたら受かったという感じでした。
プロになりたいなと思うようになったのは、ヴィッセルに入ったときからですね。
でも中学に上がるとプロになる厳しさに気付きました。
小学生の頃は、試合に出て、地元では目立っていたんですけど、ジュニアユースではあまり試合に出られなかった。
周りのレベルが高く、自分には特徴がなくて、このままじゃ厳しいなと思いました。
ただ、ヴィッセルのアカデミーでは少年団ではなかなか教わることのできない戦術の部分などを学んで、サッカーをよく知ることができたと思います。
ユースに上がることはできませんでした。
それでも強いチームに行きたかったので、神戸弘陵高のセレクションを受けて入りました。
小中とずっとサイドをやってきて、ドリブルは得意なほうだったんですけど、中学のときはスピードがなくて、その必要性を感じていた。
それで高校に入ってから自主練で走っていたらスピードが付いてきて、相手を抜けるようになっていきました。
プロは厳しいと思ってはいたんですけど、なりたい気持ちはずっとあったので、練習はしていたんです。
1年生のときはあまり目立たなくて、試合に出ているかどうかも微妙なラインでした。
でも2年から試合に出始めて、プロを目指したいと本気で思うようになった。
この年に出場した高校サッカー選手権でも自分のドリブルが通用する部分はあると感じました。
MY ASPIRATION 2025
言われることは嫌じゃない
湘南からお話をいただいたのは去年の夏でした。
3日間練習参加して、最終日を終えて神戸に帰ったときに連絡をもらいました。
めちゃくちゃうれしいけど、信じられなくて、実感が湧かなくて、「ほんとになれるのかな?」みたいな感覚でした。
シーズンが始動してトレーニングのなかで感じたのは、守備の強度です。
ものすごく強度が高いし、判断が遅いとすぐにボールを奪われる。
スピードもすごく速い。
自分も守備を高めていかないと試合に出るのは厳しいと思っているので、今後もっと上げていきたいと思っています。
監督に指摘されることも多いので、頭はいっぱいいっぱいですが、でも言われることは嫌じゃないので、 前向きに捉えています。
今年は目に見える結果を残してチームの勝利に貢献できるように頑張りたいです。
チャンスが来たら自分の特徴を出して掴み取れるようにしたいですし、出番を多くしていきたい。
湘南がより多く勝ち、自分も周りから認められるような結果を出していきたいです。
