3DF HATA TAIGA
MY STORY
気持ちとプレーがリンクして
個人的には、去年はこれまでの5年間でいちばん良いシーズンが送れたと思います。
体の調子も心の調子も、安定して戦う期間を長く保つことができました。
これまでもよく話していますが、きっかけは4月のアウェイ札幌戦でした。
試合に入るまえはいつも「俺はできる」と自分に暗示をかけて、ピッチに立つときには自信に満ちあふれている状態に持っていく。
それを意識してやっていたんですけど、逆に気合いが入りすぎたり、以前はなかなかうまくいかなかったんです。
でもその札幌戦では、自信を持つスイッチを切り替えて、それが得点に結びついた。
そこから気持ちとプレーがうまくリンクして、気持ちの保ち方や心の調子も安定したかなと思います。
食についても去年からけっこうこだわるようになりました。
炭水化物やタンパク質、油物のバランスだったり、今日はこれだけ動いたからこのくらいにしようとか、そこらへんのバランスをいろいろ考えながら食事をとるようにしています。
奥さんも理解してくれて、僕が身体のために食べたいと言ったものをつくってくれるし、ひとりのときは試合後や練習後に疲れて外食で済ませていたところでも、いまは家に帰れば食事を用意してくれているので非常に助かっています。
家事の負担が減ったところもありますし、家にいて話を聞いてくれるだけでリフレッシュできるので、ありがたいですね。
MY ASPIRATION 2025
気付いたら積み重なっていた
キャンプでは、しっかりトレーニングし、きちんと節制して、身体と頭を両方しっかり鍛えたいと思っています。
新しく入ってきた選手たちの理解を深めつつ、僕らもより理解を深められるように、基本的なベースを丁寧にやっているところです。
個人的には、とくに目標は立ててなくて。
毎試合、一つひとつしっかりやっていこうと思っています。
去年を振り返っても、得点やアシストのことを全然考えていない状態で、気付いたら 「4ゴールしてたんだ」「5アシストしてたんだ」という感じだったので、練習も試合も、とにかく目の前のことに集中して、つねに自分のベストなパフォーマンスを出すという気持ちで1日1日過ごしていきたい。
チームとしても、気付いたら勝利が積み重なっていたというぐらいがいいんじゃないかなと思います。
上積みもあると思いますし、自分とチームに集中して、勝利が多く積み重なっていけば上の順位に行けると思っています。
個人としては、去年は怪我が多かったので、まったく怪我をしないのはなかなか難しいと思いますけど、しないことを心がけたいです。
出れば活躍できる自信はあるので、できるだけ多くの試合に出られるように体調管理をしっかりしたい。
プレーや数字の部分で求められるレベルは昨年より上がっているので、しっかり期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。