5DF SUZUKI JUNNOSUKE
MY STORY
いいきっかけを掴んだ
いいときと悪いときと、去年はいろいろあったシーズンでした。
でもいろんなことを経験できて、最終的には、自分としては悪くない形で終わることができたと思います。
開幕から4試合途中出場し、ダブルボランチのときはよかったんですけど、サイドボランチに入った際のプレーの出来がよくなかった。
簡単にボールを失いましたし、途中出場で逆にチームの流れを悪くするようなときもあり、どこのポジションで勝負していこうと悩んだこともありました。
その後メンバーを外れ、けっこう落ち込んで難しい心境でしたが、悔しかったのでとにかく腐らずにやろうと思い、自分のやるべきことを淡々とやり続けていました。
転機は6月のホームG大阪戦でした。
リーグ戦で初めて先発し、3バックの真ん中に入って長い時間いいプレーができた。
ほんとにいいきっかけを掴んだなと思います。
その後、左をやるようになり、アウェイ東京V戦の1点目のパスとか、記憶に残っているプレーはいくつかあります。
もうひとつ印象に残っているのは、ホームの柏戦。
自分が相手を剥がして運び、(吉田)新くんのクロスに(鈴木)章斗が走り込んで決定機になったシーンがあった。
そのときに、自分のところで剥がせたらこんなに楽に前進できるんやなと思いました。
初めてスタメンで出続けて、あらためてあの雰囲気のなかでサッカーできるのはすごく楽しいことだなと思いました。
勝てた時期もありましたし、身体は毎試合きつかったですけど、それよりも良い相手と良い雰囲気のなかでやれたのはすごく楽しかったですね。
MY ASPIRATION 2025
「残留争い」という言葉を
今年もチームとしてやることは変わっていないので、積み上げられていると感じます。
それぞれがほかのひとのポジショニングを見ながら去年よりもいい感じでローテーションできているし、特徴のある選手も入って、いい流れで来ていると思う。
自分も周りの選手の特徴を出せるようにしっかり動きを見ながらパスを出せたらと思います。
後ろが0で抑えれば負けることはないので、ほんとに一瞬も気の緩みがないように、1秒でも集中力を切らさないようにしたい。
たまにやってしまう凡ミスも自分の課題です。
後ろのミスは流れが変わってしまうと思うので、余裕を持ってプレーするのはいいですけど、そのなかでも緊張感を持ってプレーしないといけないなと思っています。
個人としては初ゴールを取りたいです。
なにより上位争いをしたいと思っているので、今年は「残留争い」という言葉を一度も聞かないシーズンにしたい。
そのためには、チームとして目の前の1試合1試合をほんとうに戦うことが大事だと思っています。
章斗がキャプテンになり、章斗自身はびっくりしたと言ってましたけど、自分より前から試合に出ていましたし、ふさわしいと思います。
余計な仕事が増えないように、みんなで協力しながら、同期として助け合いながらやっていきたいです。
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