馬入日記
【馬入日記:6月3日】雨の熊本戦、終了間際に追いつき3-3のドロー
ホームで迎えたロアッソ熊本戦。
激しい攻防戦の末、結果は3-3の引分けでした。
試合が最初に動いたのは15分。西選手にミドルシュートを決められ先制を許してしまいます。さらにその3分後、またも西選手に決められ前半20分までの間に2失点と立ち上がりから苦しい展開を強いられます。
38分に田原選手のパスを受けた寺川選手が左足で見事なゴールを決めて1点返しますが、前半終了間際にコーナーキックから失点し、前半の時点で1-3に。
ハーフタイムで監督が「相手が45分で3点取ったということは、うちも45分で3点取れる」と選手たちを鼓舞。
62分に田原選手がエリア内で倒されPKを得ると、アジエル選手がきっちりと決めて1点差に。
後半は攻め続け、89分には臼井選手のシュートのこぼれ球をジャーン選手が押し込み、ゴール!
ついに同点としますが逆転することはできず、結局3-3のまま終了のホイッスルを聞きました。
試合前から降り始めた雨の中、「俺たちがついているのだから」と歌い続けてくれたサポーターと勝利を分かち合うことはできませんでした。
しかし、今季未だホーム無敗(7勝3分)は変わりません。
89分に劇的な同点弾を叩き込んだジャーン選手。執念のゴールでした。
「難しい試合でしたが、最後に同点にできたことは大きかったと思います。3点目を決められたのは嬉しいですが、熊本の3点目を献上してしまったのは自分なので、絶対に取り返そうと思っていました。負けなかったことが今日の収穫です」とジャーン選手。
前半、うまくいかなかった原因について「熊本が早い時間帯に2点をとったことによって自分たちには難しい展開になってしまいました。かなりリトリートされ後ろを固められたので自分たちのスタイルであるパスを繋ぐサッカーができなかった」と語りました。
反省は「大いにある」と選手たち。
次節は愛媛とアウェイで戦いますが、変則日程で6月9日(火)の開催です。
中3日よりは時間がありますので、しっかり建て直して臨みたい大事な一戦です。
さて、熊本戦では待望のこの人がやってきました!北島義生氏、再来です!
昨シーズンまでベルマーレでプレーし、現在はJクラブのグッズなどを扱うJリーグエンタープライズでセカンドキャリアをスタートさせた義生氏、1日店長として平塚競技場に帰ってきました。
試合前のスタッフミーティングから参加した義生氏、「ベルマーレでお世話になったお礼第一弾として参りました!」と挨拶。売店の設営なども行いました。
グッズ売店では、たくさんのサポーターの皆さんが義生氏のもとへ。なんとこんなゲーフラまで登場です!
この幕にあるように、今日の使命は「暴れん坊Tシャツの完売」!
さてその成果とは…
実は売店では、義生氏との再会を喜ぶサポーターの皆さんが大挙して訪れてくれたものの、写真を撮られたり近況を聞かれたりして大忙し。なかなか販売までいけないという嬉しい悲鳴だったそうですが、試合後まで粘って見事な営業トークで、最後には「サイズが合わないけど…」という方にも買っていただき、見事完売!!
かなりホッとした様子の義生氏でした。
ではここで義生氏からメッセージが届きましたのでお伝えします。
「お陰様で完売することができました。ありがとうございました。今日はサポーターの皆さんの温かさに触れ、湘南ベルマーレでプレーできたことの幸せを改めて感じました。こうしてセカンドキャリアとして、チームとサポーターの皆さんを結ぶ仕事ができることを誇りに思っています。最後に一言。ベルマーレサポーター最高!」(原文ママ)
やはり義生氏の存在は、周囲を一気に明るくしてくれます。一生懸命な働きぶりは選手の時とまったく変わらぬ姿でした。
ぜひまた平塚競技場に来てもらいたいですね!