馬入日記

【馬入日記:9月22日】本日ホームでセレッソ大阪戦!平岡大陽選手インタビュー

今日はセレッソ大阪を迎えてのホームゲームです!(19:00キックオフ)
約1ヵ月ぶりのホームでの戦いとなります。

前節アウェイでのアルビレックス新潟戦でケガからの復帰を果たした平岡大陽選手。
6月9日に右長内転筋損傷の診断を受け、約3カ月間リハビリに励みました。
新潟戦では後半の最初から出場し、長く戦列を離れていたとは思えないプレーで攻守に躍動しました。

「久しぶりだったので緊張もしましたけど、自分が入る時は0-2で負けていたので、やることははっきりしていたし、吹っ切れる感じはありました。入ってからのファーストプレー、セカンドプレーがたまたまうまくいったので、そこで波に乗れたというところも大きかったと思います。振り返ってみれば、シチュエーション的には自分の特徴が出しやすい展開だったかなと思います。相手がちょっとバテていてスペースがいっぱいできて、僕と大雅くん(畑選手)が体力のある状態で入ったという形だったので、一番僕らの特徴を出しやすい状況ではあったと思います」

リハビリの期間はどんな風に過ごしていたのでしょうか。

「ピッチに立てない分、それ以外のところで何ができるかというところは一番大切だと思っていました。ピッチに出てサッカーをするというところに対しては遅れをとってしまっていたけど、それ以外のところで他の人よりも成長してやるという気持ちを持っていたので、それをリハビリ期間を通して継続できたのはよかったなと思います」

サッカーができない苦しみや焦りの感情になりそうなところ、ポジティブな気持ちの変換をしていました。

「むしろその期間は自分の成長に目を向けられたというか、試合に出られない分サッカーにつながるサッカー以外の要素という部分で、目に見える形で成長を感じられていたので、そこは気持ちが切れるというよりかはどんどんのめり込んでいった感じでした。チームと離れてしまって、チームが結果を出した時は自分がそこにいない悔しさもありましたけど、でもケガをしている時はそれは仕方ないことなので」

ピッチに立って改めて感じたことは。

「自分は周りに活かされて乗っていくタイプなので、それがハマれば動けると思うし、逆にその作業ができなかった時には自分は良くないプレーになってしまう。最近は特に、自分が活かされるための味方とのコミュニケーションとか関係というものが大切だと感じていて、それをきっかけにどんどん乗っていけると思うので、試合の中で関係性を深めていきたいです」

3ヵ月前とチームの変化はどんな風に感じたでしょうか。

「いろいろな人が見ても分かるように、ボールを持つ時間が増えたのは夏だったので、自分がいない間にチームがどんどんバージョンアップしてるということは感じていましたし、そこで自分は何ができるかなということ考えていました。新潟戦をやってみて、試合によってもシチュエーションというのはガラッと変わるものではありますけど、後ろが少し運んでくれるんだったら、自分たちはもうひとつ前でサポートしたりとかアクションを起こすということができると思う。バージョンアップしたチームにも順応できるようにしていかないといけないと思います」

特に自分が活きそうだと感じているのは。

「後ろの選手から縦パスとかも入りやすいと思うので、自分が受けて周りを使ったり後ろが余裕を持ってボールを持ってる分、自分の背後へのアクションとかがより通るようになってきていると思うので、そこはポジティブだと思います。その精度をより上げていくために味方を動かすとか、味方と連携を取りながら、自分が活かされるという関係を作っていきたいと思います」

試合の中では常に判断の連続です。強さや技術だけでなく選手たちは常に頭をフル回転させています。

「そういう部分も、少しずつは成長してると思いますけど、もっと自分の中で確立していきたい。まだブレる時があるので、もっと自分のものにしていきたいですね。せめて自分の活かし方ぐらいは出せるようにならないといけないなと思いますけどまだまだ成長過程です。監督を始めスタッフの方々に教えてもらっていますし、選手にも日々アドバイスをもらっています。でも結局はそれを自分がどう解釈して理解するかが大事だと思うし、ピッチの上でそれを判断するのはより難しいことなので、できる日のがほうがまだ少ないですけど、できた日にできるんだっていう感覚を持てるからこそ、自分のものにできたら、よりチームに貢献できるかなと思っています」

今日対戦する相手は、セレッソ大阪戦です。

「今セレッソもなかなか勝てていない状況ですけど、ひとつの試合でガラっと変わることもありますし、個々の能力とかクオリティは高いものがあると思います。変わらず引き締めてやっていきたいですし、僕たちはチャレンジャーなので食らいついていくという気持ちでやっていきたいなと思います」

個人としては。

「まだ復帰2戦目ではありますが、自分にできることをしっかり出していきたい。周りとうまく話し合いながら、自分の良さを出しつつ、周りを活かし続けるというプレーを試合に出ている時はずっと続けたい。それで結果を出せれば最高かなと思います」

頼もしい選手の復帰。チームの総力で残り8試合を駆け抜けます。
ぜひ今日も熱いご声援をよろしくお願いします!