馬入日記

【馬入日記:9月13日】明日はアウェイで新潟戦!鈴木章斗選手インタビュー

前節のサガン鳥栖戦から2週間のインターバルがあり、いよいよ明日リーグ再開です。
アウェイの地でアルビレックス新潟と対戦します。
今日は鈴木章斗選手に話を聞きました。

まずは前節、鈴木選手が先制点を決めた鳥栖戦について、改めて振り返ると…

「(台風の影響で)なかなか万全なコンディションとは言えない状況でしたけど、そういった中でみんなで最後までよく戦ったと思います。試合前のミーティングで智さん(山口監督)から周りの人への感謝を持って戦おうという話もありましたけど、その気持ちを本当にみんなが持って戦っていたと思います。もちろん普段からその気持ちは持っているけど、より強く持って戦えば、最後に足を出す部分とか、そういうところに繋がって、結果にも表れるんじゃないかなと思いました」と。

鳥栖は戦前の予想以上に圧があったように感じました。

「でも僕は、自分たちの練習の紅白戦のほうが強度があるので、そこまで強くは感じなかったです。今の練習の強度はすごくいいと思っています」

充実のトレーニングを積み重ねている毎日です。このインターバルの2週間、チームとしてどんなふうに過ごしてきたでしょうか。

「まだまだチームとして、危機感を持たなければいけない状況なので、1週空くからといって誰一人緩めている選手はいなかったし、本当にいつも通りいいトレーニングができていたと思います。僕自身も、いつも通りやるということを意識して過ごしました」

コンスタントに得点を重ねている印象がありますが、意外にもいま意識しているのは「守備」ということ。

「自分の苦手なところというか、あまりやりたくなかった守備なんですけど、いざ意識を高めてやってみたら、できるんだという感じがありました。ケガをしていた時に、翔生くん(福田選手)とかルキ(ルキアン選手)を見ていると、前線からの守備がすごくてチームを助けているなと思った。ケガから復帰しても出られない時があったので自分の中で課題は何かなということを考えて、守備を強く意識するようになりました」

チームとしてまずやるべきことをやるということは、全員に求められるところ。
やるべきことをやることで、自然と得点にも繋がっているようです。

「攻撃のことは今はあまり考えていないです。まだまだのところもありますけど、それなりにはできると思っているので、そこは一旦置いておいて、まず守備のところを考えてます。前までは攻撃でいいプレーをしたら波に乗れる感じがあったけど、今は守備でもいいプレーを出せれば自分に勢いをつけられる感じがあります」

もともと得意としていた攻撃面は継続しながらプラスアルファを重ねることができ、チームを助けると共に個人としての成長にも繋がっています。

「得点は、そんなきれいな形で取れたゴールってあんまりないので、自分としてはもうちょっと仕掛けて、一人かわして、とかそういうゴールを決めたいですけど(笑)。ただ、取りたいですけど得点のことを考えるというより、自然と守備の意識がゴールという結果にも繋がってるかなとは思います。それに、今は本当に試合に出続けることが一番大事だと思っていて、出続けるためには、得点も大事ですけど、まずはやるべきことを意識してやるようにしています」

組織としての強さは、いま選手たちが自信を持っているところでもあります。
さて、明日は新潟との対戦です。

「勝点4差の相手ですし、相手も負けられないと思ってると思いますが、もちろんこっちとしても負けられない。もう残り試合も少ないですし、本当にやるしかないって感じですね。両チームともボールを握れるので、その中でワンチャンスをどちらがものにできるかが勝負の鍵だと思っています。そこはフォワードの仕事として、ワンチャンスを決められるようにプレーしたいと思います」

明日は19:00キックオフ。
現地で、DAZNを通して、明日も共に戦って下さい!