馬入日記

【馬入日記:8月31日】本日アウェイで鳥栖戦!池田昌生選手インタビュー

台風10号により、様々な場所で被害が出たり移動などにも影響が出ています。
チームは本日のサガン鳥栖戦を戦うにあたり、普段より2日前倒しをして水曜日に九州へ移動しました。
移動は問題なく、九州に到着してからも多少の影響は受けながらも様々な方のサポートにより問題なく試合を迎えることができそうです。

池田昌生選手に話を聞きました。

「水曜日に移動してきたので僕らは大丈夫ですけど、サポーターの方たちが移動できるのかなという心配はあります。木曜日はグラウンドに出られなかったりといつもよりは少し難しさはありますけど、いまの状況で試合に向けてできる限りの準備をするだけかなと思っています。選手同士、普段より同じ時間を共にするので、コミュニケーションという部分ではいいかなと思っています」

池田選手は今シーズン、ここまで全28試合に出場。ほとんどの試合で先発出場をしていますが自分自身ではどう捉えているでしょうか。

「試合数とか試合時間に関しては、自分はあまり気にしていないんですけど、ただ、今こうやってシーズン残り10試合の終盤になってきて、今までとは自分自身の気持ちとか考え方が少し変わった部分があります。今まではどうやったら自分が試合に出られるかとか、自分が試合に出た時にどういうプレーをしないといけないかということがあったんですけど、今はどうやってチームを勝たせられるかということをすごく考えるようになった。本当にチームが勝つために、自分が中心となってプレーしないといけないという責任を感じています」

ずっと試合に出てプレーしてきたからこそ感じるチームの変化はどのように感じているでしょうか。

「智さん(山口監督)になって4年ぐらいですけど、ずっと同じ選手でやれるわけではないので難しさもあるんですけど、間違いなく積み重ねてきたものがあると思います。いろいろな選手の組み合わせがある中で、一人ひとりが理解しながら積み上げてきたものを出せていると思う。そこはブレずにやれているかなと思います。よくなってきているのは、やっぱりみんなが今のこのサッカーを信じてやっていると思うから。たとえ負けたとしても、次の試合でやり方を変えるということはないし、継続の中での進化があると思います」

そしてチームの中で、いま感じることは。

「僕も湘南にきて4年ですけど、本当にメンバーに入ってない選手の練習を見ても誰一人手を抜く人はいない。そして、湘南の歴が長い選手たちがこのチームを引っ張ってくれているのをすごく感じます。昔からの湘南のスタイルというものを、変化しながらですけど、体現してくれていると思うし、自分も途中から湘南に来た他の選手も、そういう選手の姿を見てやらないといけないと思わせてもらっています。僕自身はバックアップメンバーになった選手の気持ちも分かるし、そういった選手の気持ちも持ちながらプレーしているつもりです」

リーグ戦は残り10試合です。

「残り10試合になりましたけど、先のことは考えずに次の鳥栖であったり、本当に目の前の1試合1試合に懸けてやりたいなと思っています。毎日、次の試合に向けていい準備をしたいという気持ちです」

その“次の試合”である今日の鳥栖戦。順位的にも勝点的にも近く重要な一戦となります。

「周りからもそう言われますけど、自分たちが一番その状況を分かっているので、鳥栖戦に向けて自分たちがどれだけいい準備をして、全てを出せるかというところにフォーカスしてやりたいですね。鳥栖は監督が代わったり選手が移籍したりという状況はあると思いますけど、油断は一切ないですし他と変わらず簡単なゲームなどひとつもないと思います。ただ、自分たちのほうが間違いなく積み上げてきたものがあって、チームとしての組織力というのはあると思っているので、そこをぶつけて出せれば必ずいい結果が得られると思っています。そこは自信を持ってやりたいです」

負けなしが続いていましたが、ここへきて直近のリーグ戦は2連敗。今日の一戦に向けた思い、覚悟は相当に強いものがあります。

大変な状況の中、鳥栖まで来てくださるサポーターの皆さん、どうか気をつけて移動なさってください。
そして様々な場所からエールを送ってくださる皆さんも、ぜひ共に!(ららぽーと湘南平塚ではパブリックビューイングも開催されます!)

勝利して湘南へ帰ります!