監督・選手コメント
2024J1リーグ第29節 鳥栖vs湘南戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
鳥栖さんの圧にすごく難しさを感じた前半でした。フォーメーションもそうですが、当てに来ると想像しながら、そこをいなしながらやりたいと思っていましたけれど、それ以上のものがありました。単調になったところで難しくしてしまったのかなと思います。
守備の部分でも、本来持っている鳥栖さんの動かしのところというのは、苦しめられましたし、それに対応するまでに少し時間がかかったというのもありました。先に1点取れて、そこが大きなポイントだったと思うので、危ないシーンもありましたけれど、そこが1つ大きな前半になりました。
後半に関しては、その時間が長くなる。それをストレスに抱えないようにしようという話をしました。押し返したかったんですけれども、それを我慢しながら、1-0でも逃げ切る。セットプレーのところは本当に課題というか、これは大問題なので、もう1回継続してやらないといけないと思います。
最後、翔生(福田選手)が素晴らしいシュートで勢い、変化をつけてくれた。試合の3日前に移動して難しさのある中で、メンバーに入れなかった選手も含めて、勝てたのは本当に良かったと思います。みんなのそういう姿勢が繋がったのが非常に喜ばしいと思います。
あとは、この台風の状況でどうなるか分からない中で、湘南・平塚で水害も発生している中で、こうやってたくさんのサポーターの方が来てくださって、本当にそういうところに応えたかった。そこはひとつ成果というか、結果として出せたのは本当に嬉しいと思います。
山口監督 質疑応答
- 前半の飲水タイム以降に変化があったがどのような働きかけをしたか?
攻め急ぐじゃないですけれど、ボールホルダーの選手の選択のところが、相手を見てというよりかは動き出しを見ているだけになってしまった。特にセンターバック2人に対しては、もう少し時間を作ること、相手を来させて、というところを使い分けようと伝えました。
一番の肝なので、そこの落ち着きはやっぱり圧が強いと難しくは感じるんですけど、そこを乗り越えてほしいなと思いますし、そのサポートも含めてチームで共有してるところがあるので。まだまだやらないといけないな、という前半になりました。
- 台風の影響で思うような準備ができなかった中、普段以上に積み上げが問われる試合だったと思うが?
なんと表現していいか分からないですけれど、練習できるかどうかも分からない中で3日前に来ました。
移動を含めて、周りの決断、用意、準備、ホテル、移動、もちろん練習場の確保、洗濯、荷物を運んでもらうトラックもそうですし。僕は決断する立場なので、結果良かったなと思いますけれど、それを用意してくれたからこそこうやって試合もできました。
昨日に関しては難しい練習環境でしたけれど、練習できたというところもギリギリあったので、言い訳にもしたくなかったです。当日移動してゲームをやる、そのこともJリーグから伝わっていた中での決断でもありました。できることをやりながらみんなと共有して出そう、という話もしました。
今日は思ったような展開ではなかったですけれど、積み上げてきたものを我慢するところは出たと思いますし、それはひとつ成果としてやり続けないといけないと思います。どんな状況でもそれを求めていきたいなと、そういう風に思いました。
選手コメント
FW19福田 翔生
(自身の得点シーンを振り返って)
聡(田中選手)が良いパスをくれたので、1対1でしたし、良い形で運んで、良いフィニッシュができたと思います。
待望のゴールでした。先日、自分が幼い頃からずっとお世話になっていた方が 亡くなってしまって、感情の持っていき方が本当に難しくて。やっとここで恩返しできたかなと思います。
生きているうちに決めたかったですけれど、せめてもの恩返しはできたかなと思います。感謝の気持ちを伝えました。
ずっと面倒を見てくれていて、実家に帰れば会う方だったので、まだ受け入れられないですけれど。その方の分まで俺が生きるしかない、やるしかないと思っていました。そういう意味で色々難しかったですけれど、お返しできて良かったなと思います。
(ゴールを決めた後に、サポーターに向かって拝むようなポーズをしていたが?)
まずは、(ゴールを)待たせてしまったので。いつもあれだけ声を張って応援してくれていることは当たり前じゃないので、その応援のおかげでいつもプレーできていると思っています。それに対しての、待たせてごめんねと、あとはお世話になった方に捧げました。
(追いつかれた時はどんな心持ちだったか?)
やるしかないと思いました。このエンブレムを背負っている限りはやるしかないので。やってやろうと思っていました。
(今日の勝利の価値は大きいと思うが?)
めちゃくちゃ大きいと思います。今日の試合は6ポイント以上のものがあったと思うので、良かったと思います。
(それに福田選手は貢献することができたが?)
そうですね。でも、こうやってチームのみんなが普段から一生懸命練習しているからこそ今のチームがあると思っています。
今回の遠征も23人で来たんですけど、5人はベンチに入れずにずっとアップを手伝ったりしてくれていました。これは容易いことではないと思うので、その選手たちの気持ちも考えてプレーしました。
若手からベテランまで、本当に毎日一生懸命に練習している選手たちがいる中で、ピッチに立つ選手は選ばれてやっています。試合に出ることも簡単なことではないですし、試合に出ていない選手のことも讃えてほしいですし、見てほしいと思います。
MF18池田 昌生
(試合を振り返って)
試合が始まってひとつ思ったのは、相手が自分たちに対して色々と対策してやってきているなということは感じました。ただ、ああいった状況は今までの試合でもありましたし、別にびっくりすることはなかった。
僕のポジションで言ったら、右サイドの拓也くん(岡本選手)と後ろの直也(髙橋選手)としっかり喋りながらできていましたし、特に問題は感じなかったです。
(自分たちのポジティブな形や意識した共通認識はあったか?)
やっぱり前に対してプレスに行ける時は行きたいですし、それが自分たちの持ち味というか、その行った時の迫力は自分たちの強みなので。行く時と行かない時の判断は、試合の中で上手く喋りながらできたかなと思います。
(台風の影響もあったと思うが?)
言い訳を探せば本当にいくらでも言い訳できる状況でしたけれど。自分たちはプロとして今日の試合を開催できるにあたって、多くの方の協力があって開催できましたし。なんとしても勝点3を取らないと意味が無いと思っていたので、やるからには何の言い訳もせずに勝点3だけを取るためにやりました。
(自分たちの立ち位置的にも大きい勝利となったが)
大きいのは大きいですけれどまだ残り9試合あるので、また次の試合に向けて良い準備をしたいです。
MF14茨田 陽生
(Jリーグ通算400試合出場となったが?)
節目の試合を勝利で飾ることができて嬉しいです。
感謝の気持ちが出てきます。もう少し頑張って チームに貢献したいなと思います。
(前半、相手のプレッシャーをどう感じていたか?)
思ったよりも前から来るし、プレッシャーを感じていました。少し自分たちもどう崩したらいいかとか、スペースを見つけるのに少し苦労ではないですけれど、後手に回った部分もあり、思っていたよりも少しやりづらさはありました。
(飲水タイム後から、前を向いて前進していくシーンも増えたと思うが?)
1回休めたというか、リセットになった感じはありました。相手のプレッシャーも前から来ていたので、そこに慣れるのに多分時間がかかって、飲水タイムで少しチーム全体で整理できたんじゃないかなと思います。
(台風で思い通りの練習はできなかったと思うが?)
そうですね。でも、逆に言えば8月はチームとして休みが無くて、ずっと練習、試合、練習、試合とやってきたので。こうやってやり続けてきた分、今回の遠征でのジムのトレーニングで一休みではないですけれど、少し1拍置けたんじゃないかなと思います。
(良い形で中断期間を迎えられるが?)
そうですね。前回もそうでしたけれど、良い形で入れたからこそ、その中断明けをしっかりやっていきたいなと思います。
DF32松村 晟怜
(どのようなことを意識して試合に入ったか?)
シンプルに自分の強みと、守備でがっつり行くところは意識して入りました。監督からはあまり飛び込みすぎず、ペナルティエリア周辺でのファールは無しにしよう、と言われていたので、そこは意識しながらも、自分の強みと強く行く部分を意識して入りました。
あまり緊張せずに入ることができました。
(1-0の状態で入って、その後の展開はどのように感じたか?)
セットプレーで1失点してしまったことは良くない部分ですし、連続してそういう失点があることは反省しなければいけないと思います。
ただ、自分が途中から入ってまだまだやれる気持ちはあったので、みんなに「次、次!」という声をかけました。
みんなも、もう1点取り行くつもりで、落ち込んでる人は一人もいなかったのかなと思います。
(リーグ戦で途中出場した形だったが?)
途中からですけれど、チームの勝利に貢献できたことはとても嬉しいです。次はスタートからチームの勝利に貢献できるように、そしてもっと自分の強みを出したり、試合展開で冷静に判断できるようになりたいなと思います。
なかなか試合に絡めず苦しい時期が長かったですし、こうやってミンテさん(キム選手)が不在でベンチに入らせてもらった。こういうきっかけを自分のものにできればなと思いながらも、日々の練習に取り組んでいたので、小さいことですけれどその結果が勝利に繋げられたので良かったなと思います。
MF5田中 聡
(鳥栖の圧が予想以上に強かったと思うが?)
そうですね。チームとしては、前半も後半もきつい時間帯もありましたけれど、結果として勝つことができたので良かったかなと思います。
(かなりボールを奪う回数も多かったが自身のプレーを振り返って)
前半は結構良かったですけれど、後半になってミスが増えてしまった。自分のミスから悪い流れになって失点もしてしまったので、そこは反省点だと思います。
(難しい時間帯が多くなってしまった要因は?)
ボールに行くところが少し甘くなったり、ラインの低さだったり、色々課題はあると思います。ただ、自分のところでもっと時間を作れたら、もっと楽なゲーム運びになったのかなとは思います。
(最後、勝ち切ることができたが?)
3日前に移動したり、台風によるいろいろなアクシデントはありましたけれど、たくさんの方のサポートのおかげで勝てたと思います。
しっかり感謝して、少し間が空きますが次に向けて準備していきたいと思います。
FW29鈴木 章斗
(ゴールシーンを振り返って)
最初は拓也くん(岡本選手)のクロスでしたが、前の天皇杯であったようなゴールっていうのを意識しました。絶対に拓也くんならそこに来るなというイメージがあったので、最初にそこに走り込みました。そこからバラくん(茨田選手)が走ってきてシュートを打って、2回目を打った時に、キーパーの股ぐらいに当たって、後ろにこぼれたところ、バラくんが届かなかったので相手も来るだろうなと思って自分が押し込んだという感じです。
(コンスタントに得点が奪えているが?)
そうですね、よかったです。地道にしっかり積み上げていきたいです。
(試合に向かう中で台風の影響もあったと思うが?)
そうですね。ただ、自分たちのサッカーをやれば必ず勝てると思っていたし、できないことはないと思っていました。難しいコンディションの中で、ボールフィーリングのところは少し課題が残る形にはなりました。
でも本当に今日の試合は、自分たちだけで勝った試合ではなくて、最初のミーティングでも、荷物を運んでくれたトラックの運転手さんであったり、スタッフの準備であったり、そういうところに感謝して戦おうということも言われていたので、それが最後に勝利に繋がったかなと思います。
2024J1リーグ第29節 鳥栖vs湘南戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
鳥栖さんの圧にすごく難しさを感じた前半でした。フォーメーションもそうですが、当てに来ると想像しながら、そこをいなしながらやりたいと思っていましたけれど、それ以上のものがありました。単調になったところで難しくしてしまったのかなと思います。
守備の部分でも、本来持っている鳥栖さんの動かしのところというのは、苦しめられましたし、それに対応するまでに少し時間がかかったというのもありました。先に1点取れて、そこが大きなポイントだったと思うので、危ないシーンもありましたけれど、そこが1つ大きな前半になりました。
後半に関しては、その時間が長くなる。それをストレスに抱えないようにしようという話をしました。押し返したかったんですけれども、それを我慢しながら、1-0でも逃げ切る。セットプレーのところは本当に課題というか、これは大問題なので、もう1回継続してやらないといけないと思います。
最後、翔生(福田選手)が素晴らしいシュートで勢い、変化をつけてくれた。試合の3日前に移動して難しさのある中で、メンバーに入れなかった選手も含めて、勝てたのは本当に良かったと思います。みんなのそういう姿勢が繋がったのが非常に喜ばしいと思います。
あとは、この台風の状況でどうなるか分からない中で、湘南・平塚で水害も発生している中で、こうやってたくさんのサポーターの方が来てくださって、本当にそういうところに応えたかった。そこはひとつ成果というか、結果として出せたのは本当に嬉しいと思います。
山口監督 質疑応答
- 前半の飲水タイム以降に変化があったがどのような働きかけをしたか?
攻め急ぐじゃないですけれど、ボールホルダーの選手の選択のところが、相手を見てというよりかは動き出しを見ているだけになってしまった。特にセンターバック2人に対しては、もう少し時間を作ること、相手を来させて、というところを使い分けようと伝えました。
一番の肝なので、そこの落ち着きはやっぱり圧が強いと難しくは感じるんですけど、そこを乗り越えてほしいなと思いますし、そのサポートも含めてチームで共有してるところがあるので。まだまだやらないといけないな、という前半になりました。
- 台風の影響で思うような準備ができなかった中、普段以上に積み上げが問われる試合だったと思うが?
なんと表現していいか分からないですけれど、練習できるかどうかも分からない中で3日前に来ました。
移動を含めて、周りの決断、用意、準備、ホテル、移動、もちろん練習場の確保、洗濯、荷物を運んでもらうトラックもそうですし。僕は決断する立場なので、結果良かったなと思いますけれど、それを用意してくれたからこそこうやって試合もできました。
昨日に関しては難しい練習環境でしたけれど、練習できたというところもギリギリあったので、言い訳にもしたくなかったです。当日移動してゲームをやる、そのこともJリーグから伝わっていた中での決断でもありました。できることをやりながらみんなと共有して出そう、という話もしました。
今日は思ったような展開ではなかったですけれど、積み上げてきたものを我慢するところは出たと思いますし、それはひとつ成果としてやり続けないといけないと思います。どんな状況でもそれを求めていきたいなと、そういう風に思いました。
選手コメント
FW19福田 翔生
(自身の得点シーンを振り返って)
聡(田中選手)が良いパスをくれたので、1対1でしたし、良い形で運んで、良いフィニッシュができたと思います。
待望のゴールでした。先日、自分が幼い頃からずっとお世話になっていた方が 亡くなってしまって、感情の持っていき方が本当に難しくて。やっとここで恩返しできたかなと思います。
生きているうちに決めたかったですけれど、せめてもの恩返しはできたかなと思います。感謝の気持ちを伝えました。
ずっと面倒を見てくれていて、実家に帰れば会う方だったので、まだ受け入れられないですけれど。その方の分まで俺が生きるしかない、やるしかないと思っていました。そういう意味で色々難しかったですけれど、お返しできて良かったなと思います。
(ゴールを決めた後に、サポーターに向かって拝むようなポーズをしていたが?)
まずは、(ゴールを)待たせてしまったので。いつもあれだけ声を張って応援してくれていることは当たり前じゃないので、その応援のおかげでいつもプレーできていると思っています。それに対しての、待たせてごめんねと、あとはお世話になった方に捧げました。
(追いつかれた時はどんな心持ちだったか?)
やるしかないと思いました。このエンブレムを背負っている限りはやるしかないので。やってやろうと思っていました。
(今日の勝利の価値は大きいと思うが?)
めちゃくちゃ大きいと思います。今日の試合は6ポイント以上のものがあったと思うので、良かったと思います。
(それに福田選手は貢献することができたが?)
そうですね。でも、こうやってチームのみんなが普段から一生懸命練習しているからこそ今のチームがあると思っています。
今回の遠征も23人で来たんですけど、5人はベンチに入れずにずっとアップを手伝ったりしてくれていました。これは容易いことではないと思うので、その選手たちの気持ちも考えてプレーしました。
若手からベテランまで、本当に毎日一生懸命に練習している選手たちがいる中で、ピッチに立つ選手は選ばれてやっています。試合に出ることも簡単なことではないですし、試合に出ていない選手のことも讃えてほしいですし、見てほしいと思います。
MF18池田 昌生
(試合を振り返って)
試合が始まってひとつ思ったのは、相手が自分たちに対して色々と対策してやってきているなということは感じました。ただ、ああいった状況は今までの試合でもありましたし、別にびっくりすることはなかった。
僕のポジションで言ったら、右サイドの拓也くん(岡本選手)と後ろの直也(髙橋選手)としっかり喋りながらできていましたし、特に問題は感じなかったです。
(自分たちのポジティブな形や意識した共通認識はあったか?)
やっぱり前に対してプレスに行ける時は行きたいですし、それが自分たちの持ち味というか、その行った時の迫力は自分たちの強みなので。行く時と行かない時の判断は、試合の中で上手く喋りながらできたかなと思います。
(台風の影響もあったと思うが?)
言い訳を探せば本当にいくらでも言い訳できる状況でしたけれど。自分たちはプロとして今日の試合を開催できるにあたって、多くの方の協力があって開催できましたし。なんとしても勝点3を取らないと意味が無いと思っていたので、やるからには何の言い訳もせずに勝点3だけを取るためにやりました。
(自分たちの立ち位置的にも大きい勝利となったが)
大きいのは大きいですけれどまだ残り9試合あるので、また次の試合に向けて良い準備をしたいです。
MF14茨田 陽生
(Jリーグ通算400試合出場となったが?)
節目の試合を勝利で飾ることができて嬉しいです。
感謝の気持ちが出てきます。もう少し頑張って チームに貢献したいなと思います。
(前半、相手のプレッシャーをどう感じていたか?)
思ったよりも前から来るし、プレッシャーを感じていました。少し自分たちもどう崩したらいいかとか、スペースを見つけるのに少し苦労ではないですけれど、後手に回った部分もあり、思っていたよりも少しやりづらさはありました。
(飲水タイム後から、前を向いて前進していくシーンも増えたと思うが?)
1回休めたというか、リセットになった感じはありました。相手のプレッシャーも前から来ていたので、そこに慣れるのに多分時間がかかって、飲水タイムで少しチーム全体で整理できたんじゃないかなと思います。
(台風で思い通りの練習はできなかったと思うが?)
そうですね。でも、逆に言えば8月はチームとして休みが無くて、ずっと練習、試合、練習、試合とやってきたので。こうやってやり続けてきた分、今回の遠征でのジムのトレーニングで一休みではないですけれど、少し1拍置けたんじゃないかなと思います。
(良い形で中断期間を迎えられるが?)
そうですね。前回もそうでしたけれど、良い形で入れたからこそ、その中断明けをしっかりやっていきたいなと思います。
DF32松村 晟怜
(どのようなことを意識して試合に入ったか?)
シンプルに自分の強みと、守備でがっつり行くところは意識して入りました。監督からはあまり飛び込みすぎず、ペナルティエリア周辺でのファールは無しにしよう、と言われていたので、そこは意識しながらも、自分の強みと強く行く部分を意識して入りました。
あまり緊張せずに入ることができました。
(1-0の状態で入って、その後の展開はどのように感じたか?)
セットプレーで1失点してしまったことは良くない部分ですし、連続してそういう失点があることは反省しなければいけないと思います。
ただ、自分が途中から入ってまだまだやれる気持ちはあったので、みんなに「次、次!」という声をかけました。
みんなも、もう1点取り行くつもりで、落ち込んでる人は一人もいなかったのかなと思います。
(リーグ戦で途中出場した形だったが?)
途中からですけれど、チームの勝利に貢献できたことはとても嬉しいです。次はスタートからチームの勝利に貢献できるように、そしてもっと自分の強みを出したり、試合展開で冷静に判断できるようになりたいなと思います。
なかなか試合に絡めず苦しい時期が長かったですし、こうやってミンテさん(キム選手)が不在でベンチに入らせてもらった。こういうきっかけを自分のものにできればなと思いながらも、日々の練習に取り組んでいたので、小さいことですけれどその結果が勝利に繋げられたので良かったなと思います。
MF5田中 聡
(鳥栖の圧が予想以上に強かったと思うが?)
そうですね。チームとしては、前半も後半もきつい時間帯もありましたけれど、結果として勝つことができたので良かったかなと思います。
(かなりボールを奪う回数も多かったが自身のプレーを振り返って)
前半は結構良かったですけれど、後半になってミスが増えてしまった。自分のミスから悪い流れになって失点もしてしまったので、そこは反省点だと思います。
(難しい時間帯が多くなってしまった要因は?)
ボールに行くところが少し甘くなったり、ラインの低さだったり、色々課題はあると思います。ただ、自分のところでもっと時間を作れたら、もっと楽なゲーム運びになったのかなとは思います。
(最後、勝ち切ることができたが?)
3日前に移動したり、台風によるいろいろなアクシデントはありましたけれど、たくさんの方のサポートのおかげで勝てたと思います。
しっかり感謝して、少し間が空きますが次に向けて準備していきたいと思います。
FW29鈴木 章斗
(ゴールシーンを振り返って)
最初は拓也くん(岡本選手)のクロスでしたが、前の天皇杯であったようなゴールっていうのを意識しました。絶対に拓也くんならそこに来るなというイメージがあったので、最初にそこに走り込みました。そこからバラくん(茨田選手)が走ってきてシュートを打って、2回目を打った時に、キーパーの股ぐらいに当たって、後ろにこぼれたところ、バラくんが届かなかったので相手も来るだろうなと思って自分が押し込んだという感じです。
(コンスタントに得点が奪えているが?)
そうですね、よかったです。地道にしっかり積み上げていきたいです。
(試合に向かう中で台風の影響もあったと思うが?)
そうですね。ただ、自分たちのサッカーをやれば必ず勝てると思っていたし、できないことはないと思っていました。難しいコンディションの中で、ボールフィーリングのところは少し課題が残る形にはなりました。
でも本当に今日の試合は、自分たちだけで勝った試合ではなくて、最初のミーティングでも、荷物を運んでくれたトラックの運転手さんであったり、スタッフの準備であったり、そういうところに感謝して戦おうということも言われていたので、それが最後に勝利に繋がったかなと思います。