監督・選手コメント
2024J1リーグ第27節 湘南vs柏戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
非常に残念な結果になりました。相手の圧を受けて、そこを剥がせなかったのも大きなポイントだったと思います。失点の仕方が自分たちで招いた形だと思うので、目を覚まさないといけないと思います。内容もそうですし、結果もそうです。
ただ、最後に1点返したことは次に繋げないといけない。もっともっと圧をかけて、相手の嫌なところにどんどんボールを運んでいければと思います。
非常に残念ですけれど、切り替えるしかないので、目を覚ましたいと思います。
山口監督 質疑応答
- 相手の圧を剥がせなかった、とは具体的には?
外から見てる時には想定内の来方だとは思いましたけれども、思ったよりそこで落ち着けなかった。距離感がいつもより合わなかったのかなと思いますし、そこを選べなかった。
町田戦の立ち上がりもあったんですけれど、そういうところで、特に直也(髙橋選手)と淳之介(鈴木選手)のところ。特に直也のところは、そこにボールを運ぶにもプレーテンポや時間が足りなかったかなと思います。
そういうところは、もちろんチーム全体としての問題点だと思います。直也や淳之介がと言うよりは、全体での意識プラス揺さぶりのところ、アクションのところはもっとできたと思う。その辺はもう一度見直していきたいと思います。
- 距離感は相手の守り方によるところか?
守り方というか、うちの3バックにどういうやり方で来るのか。逃げ道はサイドボランチ、サイドバック、もしくは背後なので、そこの整理はしたつもりでしたが、それを上手く表現させてあげられなかったのは問題点だと思います。
その先入観というか、らしくないプレーも散漫していたので。ひとつの経験として捉えて、今後どう向かっていくかだと思いますし、チームとしてももっと徹底できるようにしていかないといけないなと思います。
- 自分たちで招いてしまった失点について、今後どう改善していくか。
早く始める必要が無いところで後ろへのスローインをかっさらわれて、リズムが悪くなり中央を突破された。あまりうちでは見られない縦2本なので、コンセプトとしては絶対にやらせてはいけない中央のところでした。
目を覚ませってことだと思いますし、2点目に関しても単純なロングフリーキック、あれに対してクリアはどこにするのか、それに対する反応が悪かった。それを招いたのも自分たちなので、今の現状はそれを起こしてしまう実力だと思うので、そこはもう一度徹底させてみんなで共有したいなと思います。
- 最近では見られないようなミスが多かったように見受けられたが、相手によるものなのか、自分たちの問題なのか?
判断は遅かったと思います。それは多分自分たちの中だと僕は感じていて。もちろんレイソルさんの圧が強いというのは試合前から想定はできたんですけれども。相手の来方で言うと町田さんとそんなに大きな変わりはないです。
その中で修正できなかったというのは、お互いの度合いというか。分散させられなかった個に対しての度量が大きくなってしまった、上手くいかないことがネガティブな方向に転がっていったのかなと思います。
それをどう捉えるかだと思うんですけれども、それが今日はみんなじゃなくて個人になってしまったのかな、というのは1つ大きなポイントでした。やってること、やりたいことは整理されているとは思います。それができなかったのは僕の問題ですし、そういうところは自分たちに問題があると思うので、もう1回見て振り返りたいなと思います。
選手コメント
MF7阿部 浩之
(久しぶりの復帰となって、怪我をする前とチームの形は変わっていたか?)
上から見ている時は入りやすそうだなとは思っていました。今日は負けてる場面で入ったので、相手がちょっと堅くなったというのはありますけれど。離脱する前に比べるとチャンスの匂いがするようになっていると思うし、それは今後も続けていくべきだと思います。
こうやって引かれた時にどう崩すかという課題もひとつ出て、チームが成長するチャンスだと思うのでそこに向かってやっていきたいです。
(阿部選手個人として、自分の良さや特徴を出しやすいサッカーになってきているか?)
そうですね。ボールが動けば動くほど自分の特徴は出ると思いますし、マイボールの時はチャンスだと思う。ゴール前に顔を出しながら、チャンスを作りながら、自分が決めるのか、周りに決めてもらうのかを判断しながら、良い攻撃ができればと思います。
(相手に少し引かれた時、アイデアや変化が必要になってくるか?)
みんなボールと、その受け手と出し手だけの関係になりがちなので。空走りになるかもしれないですけれど、3人目として上手く使うことが、ディフェンスラインの穴ができたり、味方の誰かがフリーになったり、という場面があると思う。
チームがもう少しそういうところをわざと狙ってできるようになれることが、強くなる秘訣だと思いますし、それがまだちょっと足りないと思います。
(ボールを保持できるようになってまだ間もないところもあるか?)
そうですね。まだまだその課題もありますけれど、それは伸びしろだと思いますし、チャンスだと思う。しっかり課題に向き合っていればクリアできることだと思うので、チームとしてやっていけたらと思います。
MF14茨田 陽生
(前半を振り返って)
相手の4-4-2に対して、サイドチェンジを含めながら、縦に差し込みながらプレーはできたんじゃないかなと思います。
チャンスはありましたし、相手ゴールに向かっていくプレーは、前半に関しては少し出せたと思う。相手の陣地でサッカーをすることもできていたので、そこで得点するというところが足りなかったと思います。
(相手の球際の強さや圧は感じたか?)
4-4-2でスライドをするのは僕たちも経験しているんですけれど、やはりきついし、しかもこの暑さなので大変だと思う。でも相手の運動量が多く、スライドや4-4-2のブロックを組んで、それを多分誰一人サボらず、しっかりと4-4-2を組みながらスライドしてきた。ボールサイド、逆サイドに振っても人数が揃っているし、またこっちに振ってもいる、という状況でした。そこは相手が本当に緻密に戦ってきたんじゃないかなと思います。
(今日はサイドチェンジからチャンスを作ることが難しかった?)
やっぱりサイドで数的優位を作ることだったり、サイドのセンターバックが進入してくることは、ここ何試合か多くありました。それでチャンスも作れていたと思うんですけれど、戦術なのか分からないですが、相手がすごくケアしてきたのかなと思います。
(失点シーンについて)
一番警戒していたマテウス サヴィオと細谷のラインだったので、もっとしっかりケアしなければいけなかったですが、相手に上回られてしまったと思います。
GK1ソン ボムグン
(試合を振り返って)
スタジアムはすごく良い雰囲気だったんですけれど、負けてしまってすごく惜しい、もったいないと思います。
柏が良い準備をしたと感じますし、自分たちの試合をすごく分析して、準備をして今日の試合に挑んできたんじゃないかなと感じました。
(上手く守られて、そこから攻撃されてしまった展開になったか?)
ここ直近の試合では、自分たちのテンポやスピード感で試合ができていた。そういった部分を、抑え込んで守ってきたんじゃないかなという印象を受けますし、今日はそういった部分ですごくもったいない試合だったと思います。
(久しぶりの複数失点になってしまったが、どう改善していきたいか?)
ミスが重なって失点に繋がる、そういった部分が多かったんですけれど。選手を信頼していないとかそういうことではなくて、そういった状況が起こることを想定しながら締めたディフェンスをしなきゃいけないかなと思います。
どちらの失点もミスが重なって、何回かのパスで失点しているので、 そういった部分はすごくもったいなかったと思います。
自分たちは積極的に攻撃に出るチームなので、しっかりと守れる、そういった準備をしなければいけないと感じています。
DF28吉田 新
絶対に勝ちたいと思って入った試合だったので負けてしまい、すごく悔しいです。
(同級生である柏レイソルの山田選手とは会話をしたか?)
試合前はバチバチやろうぜ、と話していました。試合後には、こういう機会はなかなかないので一緒にやれて良かった、と会話しました。勝つことができれば良かったんですけれど、悔しいですね。
(左サイドで言うと鈴木淳之介選手がボールを運んでくれるのは大きいかか?)
そうですね。そこで1枚剥がしてくれたら、だいぶ高いポジションでボールも受けられるので助かります。あとは自分のクロスの質の問題かなと思います。
(フリーキックも惜しかったが?)
(S級の研修で来られていた)中村俊輔さんに教わったイメージで蹴ろうと思ったんですけれど、コースが甘かったです。あそこの位置のイメージはあったので、もう少し角に行っていればと思いますが、また練習して精度を上げていきたいです。
2024J1リーグ第27節 湘南vs柏戦 試合後監督・選手コメント
監督コメント
山口監督 総括
非常に残念な結果になりました。相手の圧を受けて、そこを剥がせなかったのも大きなポイントだったと思います。失点の仕方が自分たちで招いた形だと思うので、目を覚まさないといけないと思います。内容もそうですし、結果もそうです。
ただ、最後に1点返したことは次に繋げないといけない。もっともっと圧をかけて、相手の嫌なところにどんどんボールを運んでいければと思います。
非常に残念ですけれど、切り替えるしかないので、目を覚ましたいと思います。
山口監督 質疑応答
- 相手の圧を剥がせなかった、とは具体的には?
外から見てる時には想定内の来方だとは思いましたけれども、思ったよりそこで落ち着けなかった。距離感がいつもより合わなかったのかなと思いますし、そこを選べなかった。
町田戦の立ち上がりもあったんですけれど、そういうところで、特に直也(髙橋選手)と淳之介(鈴木選手)のところ。特に直也のところは、そこにボールを運ぶにもプレーテンポや時間が足りなかったかなと思います。
そういうところは、もちろんチーム全体としての問題点だと思います。直也や淳之介がと言うよりは、全体での意識プラス揺さぶりのところ、アクションのところはもっとできたと思う。その辺はもう一度見直していきたいと思います。
- 距離感は相手の守り方によるところか?
守り方というか、うちの3バックにどういうやり方で来るのか。逃げ道はサイドボランチ、サイドバック、もしくは背後なので、そこの整理はしたつもりでしたが、それを上手く表現させてあげられなかったのは問題点だと思います。
その先入観というか、らしくないプレーも散漫していたので。ひとつの経験として捉えて、今後どう向かっていくかだと思いますし、チームとしてももっと徹底できるようにしていかないといけないなと思います。
- 自分たちで招いてしまった失点について、今後どう改善していくか。
早く始める必要が無いところで後ろへのスローインをかっさらわれて、リズムが悪くなり中央を突破された。あまりうちでは見られない縦2本なので、コンセプトとしては絶対にやらせてはいけない中央のところでした。
目を覚ませってことだと思いますし、2点目に関しても単純なロングフリーキック、あれに対してクリアはどこにするのか、それに対する反応が悪かった。それを招いたのも自分たちなので、今の現状はそれを起こしてしまう実力だと思うので、そこはもう一度徹底させてみんなで共有したいなと思います。
- 最近では見られないようなミスが多かったように見受けられたが、相手によるものなのか、自分たちの問題なのか?
判断は遅かったと思います。それは多分自分たちの中だと僕は感じていて。もちろんレイソルさんの圧が強いというのは試合前から想定はできたんですけれども。相手の来方で言うと町田さんとそんなに大きな変わりはないです。
その中で修正できなかったというのは、お互いの度合いというか。分散させられなかった個に対しての度量が大きくなってしまった、上手くいかないことがネガティブな方向に転がっていったのかなと思います。
それをどう捉えるかだと思うんですけれども、それが今日はみんなじゃなくて個人になってしまったのかな、というのは1つ大きなポイントでした。やってること、やりたいことは整理されているとは思います。それができなかったのは僕の問題ですし、そういうところは自分たちに問題があると思うので、もう1回見て振り返りたいなと思います。
選手コメント
MF7阿部 浩之
(久しぶりの復帰となって、怪我をする前とチームの形は変わっていたか?)
上から見ている時は入りやすそうだなとは思っていました。今日は負けてる場面で入ったので、相手がちょっと堅くなったというのはありますけれど。離脱する前に比べるとチャンスの匂いがするようになっていると思うし、それは今後も続けていくべきだと思います。
こうやって引かれた時にどう崩すかという課題もひとつ出て、チームが成長するチャンスだと思うのでそこに向かってやっていきたいです。
(阿部選手個人として、自分の良さや特徴を出しやすいサッカーになってきているか?)
そうですね。ボールが動けば動くほど自分の特徴は出ると思いますし、マイボールの時はチャンスだと思う。ゴール前に顔を出しながら、チャンスを作りながら、自分が決めるのか、周りに決めてもらうのかを判断しながら、良い攻撃ができればと思います。
(相手に少し引かれた時、アイデアや変化が必要になってくるか?)
みんなボールと、その受け手と出し手だけの関係になりがちなので。空走りになるかもしれないですけれど、3人目として上手く使うことが、ディフェンスラインの穴ができたり、味方の誰かがフリーになったり、という場面があると思う。
チームがもう少しそういうところをわざと狙ってできるようになれることが、強くなる秘訣だと思いますし、それがまだちょっと足りないと思います。
(ボールを保持できるようになってまだ間もないところもあるか?)
そうですね。まだまだその課題もありますけれど、それは伸びしろだと思いますし、チャンスだと思う。しっかり課題に向き合っていればクリアできることだと思うので、チームとしてやっていけたらと思います。
MF14茨田 陽生
(前半を振り返って)
相手の4-4-2に対して、サイドチェンジを含めながら、縦に差し込みながらプレーはできたんじゃないかなと思います。
チャンスはありましたし、相手ゴールに向かっていくプレーは、前半に関しては少し出せたと思う。相手の陣地でサッカーをすることもできていたので、そこで得点するというところが足りなかったと思います。
(相手の球際の強さや圧は感じたか?)
4-4-2でスライドをするのは僕たちも経験しているんですけれど、やはりきついし、しかもこの暑さなので大変だと思う。でも相手の運動量が多く、スライドや4-4-2のブロックを組んで、それを多分誰一人サボらず、しっかりと4-4-2を組みながらスライドしてきた。ボールサイド、逆サイドに振っても人数が揃っているし、またこっちに振ってもいる、という状況でした。そこは相手が本当に緻密に戦ってきたんじゃないかなと思います。
(今日はサイドチェンジからチャンスを作ることが難しかった?)
やっぱりサイドで数的優位を作ることだったり、サイドのセンターバックが進入してくることは、ここ何試合か多くありました。それでチャンスも作れていたと思うんですけれど、戦術なのか分からないですが、相手がすごくケアしてきたのかなと思います。
(失点シーンについて)
一番警戒していたマテウス サヴィオと細谷のラインだったので、もっとしっかりケアしなければいけなかったですが、相手に上回られてしまったと思います。
GK1ソン ボムグン
(試合を振り返って)
スタジアムはすごく良い雰囲気だったんですけれど、負けてしまってすごく惜しい、もったいないと思います。
柏が良い準備をしたと感じますし、自分たちの試合をすごく分析して、準備をして今日の試合に挑んできたんじゃないかなと感じました。
(上手く守られて、そこから攻撃されてしまった展開になったか?)
ここ直近の試合では、自分たちのテンポやスピード感で試合ができていた。そういった部分を、抑え込んで守ってきたんじゃないかなという印象を受けますし、今日はそういった部分ですごくもったいない試合だったと思います。
(久しぶりの複数失点になってしまったが、どう改善していきたいか?)
ミスが重なって失点に繋がる、そういった部分が多かったんですけれど。選手を信頼していないとかそういうことではなくて、そういった状況が起こることを想定しながら締めたディフェンスをしなきゃいけないかなと思います。
どちらの失点もミスが重なって、何回かのパスで失点しているので、 そういった部分はすごくもったいなかったと思います。
自分たちは積極的に攻撃に出るチームなので、しっかりと守れる、そういった準備をしなければいけないと感じています。
DF28吉田 新
絶対に勝ちたいと思って入った試合だったので負けてしまい、すごく悔しいです。
(同級生である柏レイソルの山田選手とは会話をしたか?)
試合前はバチバチやろうぜ、と話していました。試合後には、こういう機会はなかなかないので一緒にやれて良かった、と会話しました。勝つことができれば良かったんですけれど、悔しいですね。
(左サイドで言うと鈴木淳之介選手がボールを運んでくれるのは大きいかか?)
そうですね。そこで1枚剥がしてくれたら、だいぶ高いポジションでボールも受けられるので助かります。あとは自分のクロスの質の問題かなと思います。
(フリーキックも惜しかったが?)
(S級の研修で来られていた)中村俊輔さんに教わったイメージで蹴ろうと思ったんですけれど、コースが甘かったです。あそこの位置のイメージはあったので、もう少し角に行っていればと思いますが、また練習して精度を上げていきたいです。